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タール砂漠

2009/12/23 水 CAMEL SAFARI DAY1

RENUKAの屋上レストランで朝食を済ませ、1Fで荷物を預ける。
PCなど貴重品はお願いしたらマネージャーが別室に保管してくれた。

7:30にホテルのジープで出発。
参加者は感じのいいオーストリア人カップル、チャーリー&サラを含めた4人だけ。やかましい欧米人が一緒じゃなくてホッとした。

出発地点に到着_サイズ変更
出発地までタタの4WDで移動

出発地の村1_サイズ変更
出発地の村にて

ジープで30分ほど移動し、サファリのスタート地点の村でラクダを待つ。
しばらくするとキャメル・ドライバーに連れられてラクダが姿を現した。
おぉぉ・・・可愛すぎるぞラクダたち・・・。クリッとした大きな目がとてもキレイで、まつ毛も長くてチャーミング。とぼけた顔とその仕草がたまらなく可愛い。泣き声だけはトドのように図太くて、どことなくブロンドサウルスを連想させる。
自分の相棒はロケ(ロケット)、マユミの相棒はジョニー。キャメル・ドライバーの言うことを健気に聞く姿がまた可愛い。

出発地にて ロケ_サイズ変更
出発地の村にて・・・相棒のロケ

全員準備できたところでサファリのスタート、一列になって進む。
ラクダは道を覚えていて勝手に進むからすごい。道から外れるとキャメル・ドライバーの声が飛び、ラクダは方向を修正する。時折考えている風な仕草を見せるのが滑稽だ。

荷物を満載した上に客を乗せて軽々歩くラクダはすごい。
幅広の足はスノーシューのようで、見事に砂地に適応している。ハート形のようなその足跡がまた可愛い。
のんびり歩くのだが、体が大きいので人の早足くらいのスピードになる。
乗っているのは楽そうに見えて慣れないとけっこうきつく、20分もすると股が痛くなる。股関節の固い自分にはまるで股裂きの刑だ。足の位置をあちこちに変えて凌ぐ。

午後の砂漠3_サイズ変更
午後の砂漠をゆく・・・20分もすると早くも股裂きの刑状態

サファリしているのはタール砂漠の一部で、パキスタン国境まではわずか60kmくらいしかない。
砂漠といってもサハラのような完全な砂丘の海ではなく、ブッシュの生えたカラカラの大地が延々と続く中に時々砂丘が現れるといった感じ。

2時間半ほど進んだところでもう一人のキャメル・ドライバーと合流してランチタイム。
食事は全てキャメル・ドライバーがその場で作ってくれる。
最初にチャイを入れてくれてからダールとチャパティーというのが食事の基本。
手馴れたもので、枯れ木の焚き火で手際よく調理する。とても乾燥しているので焚き火は驚くほど簡単に起こせる。
チャパティーも粉を練るところから作り始めるのだが、ものの30分ほどで食事が出来上がるからすごい。
休憩中、ラクダは荷を解かれて勝手にその辺で草を食んだりしている。

一日目ランチの準備3_サイズ変更
ランチの準備中

一日目ランチの準備 マカロニを油で揚げる_サイズ変更
マカロニを油で揚げる・・・要するにスピンですね、久しぶりに食べたがとてもおいしい

食事の後は木陰に毛布を敷いてしばし昼寝。
食事に使った食器類は器用に砂で洗うのだが(キャメル・ドライバーが)、これがとても細かく乾燥した砂のため驚くほどキレイに洗える。

十分昼寝した後でラクダに2時間ほど揺られると、今日泊まる砂丘に着く。
誰もいないプライベート砂丘に泊まれるというのがRENUKAのサファリの売りだ。

砂丘に着くと、キャメル・ドライバーはラクダの荷を解いてすぐに食事の準備に取り掛かる。
自分らはチャイを飲んだり、砂丘を散歩したり、夕日を眺めたり・・・極楽だ。
しばらくしてから遅れてスタートしたらしいフランス人カップルが合流。昨晩のバカップルと違い、物静かで落ち着いた二人なので安心した。

砂丘を裸足で歩くのが実に気持ちいい。
乾燥しているので足に全くまとわりつかないし、まるで新雪の上を歩いているかのようだ。日に当たっている面は温かいが、日陰の砂はひんやりしている。
砂丘のリッジを歩いていると、スノーリッジを歩いているかのような気分になる。

砂丘の一番高いところに座り、近くの村から売りに来た冷たいビールを飲みながら夕日を眺める。
う~ん、なんという贅沢。
こんなに広い空と大地の中、地平線に沈む夕日を見るのは初めてだ。
地平線に日が落ちてからもかなり長い時間明るいのだが、夕日もさることながら、日没後の刻々と変わる空の色が実に見事で神々しい。

夕暮れの砂丘2_サイズ変更
夕暮れの砂丘

砂丘の夕日4_サイズ変更
はじめて見る砂漠の夕日に感動  

砂丘の夕日2_サイズ変更
じつに美しい

暗くなるまで堪能してからキャンプサイトに戻ると食事の時間。近くでラクダも餌をもらっている。
食事の後は皆で焚き火を囲んで語らう。キャメル・ドライバーの若い二人が空の水タンクを太鼓代わりにして明るいインディアンソングを歌ってくれた。

21:00になると寝る時間。砂の上に布団を一枚敷いてくれ、毛布を5枚も貸してくれた。
雨の心配は全くなく、露も全く降りないので実に快適な野宿だ。
ラクダももっと好き勝手なとこで寝ればいいのに、人の傍が落ち着くのか、近くに腰を下ろして口をモゴモゴやってたりするのが実に可愛い。時折近づきすぎてキャメル・ドライバーに追い払われていた。

夜中に目を覚ますと既に月は沈んでいて、ビックリするような星空が頭上一面に広がっている。
うぉぉ・・・なんという・・・星空に吸い込まれそうだ。星が見えすぎてオリオンもあまり目立たない。


2009/12/24 木 CAMEL SAFARI DAY2

昼間は30℃以上になるが、朝は10℃以下まで下がってけっこう寒い。
また砂丘に登ってご来光を拝む。夕日同様、日が昇る前の空の色の千変万化が実に見事だ。

砂丘の日の出5_サイズ変更
これもはじめて見る砂漠のご来光

一日目の野宿ポイント2_サイズ変更
一日目の野宿ポイントにて・・・朝はけっこう寒い

朝食の準備_サイズ変更
朝食の準備中

フランス人カップルは1泊の予定だったらしく、朝食を食べると慌しく出発していった。
また昨日と同じメンバーで出発する。
当初の予定では今日も同じ砂丘に泊まることになっていたようだが、今晩新たに8人も来るという話なので、キャメル・ドライバーと相談して人の来ない静かな場所へ移動することにした。

相変わらず股裂きの刑のようで30分と同じ体勢でいられないが、さすがにラクダに揺られるのにも大分慣れあまり苦にならない。
2時間ほどで廃墟となって間もない村に着き、村を散策したあと近くの木陰でランチタイム。今回は休憩中に2頭がかなり遠くまで遊びに行ってしまい(チャーリーとカール)、ラクダを全部かき集めるのに苦労していた。

砂丘を振り返る_サイズ変更
ラクダに乗って砂丘を振り返る

マユミとジョニー_サイズ変更
マユミの相棒ジョニー

ラクダは完全に砂漠に適応した生き物で、この時季なら2、3日は水を飲まずにいられるらしい。
今回のサファリでも出発してから今まで彼らは一滴の水も飲んでない。
昼寝のあと立ち寄った人の住む村で初めて、そして今サファリ中唯一の水分補給をしていた。

二日目の昼 ロケと_サイズ変更
かわいいラクダたち・・・相棒のロケ

二日目の午後 待機するロケ2_サイズ変更
特にこのしゃがみ方がたまらなくかわいい

今日のサファリは短くて、昼食後トータル1時間程度ラクダに揺られただけで野宿ポイントに着いてしまい、ちょっと消化不良気味。
今日のキャンプサイトは完全な砂丘ではなく、ブッシュの点在する小高い丘の上だ。

キャメル・ドライバーが食事の準備を始める中、また裸足で一番高いところまで歩いて日没まで景色を眺めながらボーっとする。昨日より雲が多く、日没後に空が見事に赤く染まった。

二日目の夕日10_サイズ変更
二日目の夕日

食事の後はまた焚き火を囲んで語らう。
今日はクリスマス・イブ。歌こそなかったが、インドの様々なこと、そしてオーストリアや日本のことをしみじみと語れて実に充実したひと時だった。
オーストリアの二人は明日半日で帰りたい風だったが、自分らの希望を伝え、当初計画通り明日は丸一日サファリができることになった。
話がいろいろ盛り上がり、22:00前に寝床に入る。月が沈んだ後の真夜中の星空は昨日にも増してキレイだった。


2009/12/25 金 CAMEL SAFARI DAY3

昨日より寒く、朝の気温は2℃だった。
東の方向は手前の丘に遮られて地平線が見えないので、今朝は毛布にくるまったまま日の出を見た。

三日目の朝 野宿ポイント1_サイズ変更
二日目の野宿ポイントにて・・・朝はかなり冷え込む

サファリの前からサラの唇が荒れていたのだが、昨晩になって腫れが酷くなってしまい、急遽オーストリアの二人は今日最初に立ち寄る観光スポットの廃墟の村でジープにピックアップしてもらうことになった。

三日目の出発前_サイズ変更
今日もロケと共に!

8:30過ぎに出発して1時間ほどラクダに揺られるとその村に着く。
一人10R(19円)払ってラージプート族の城跡を見学した後、一足先に街に帰るチャーリー&サラを見送る。

三日目の朝2_サイズ変更
一列になって進む

城跡にて キャメル・ドライバーの二人_サイズ変更
キャメル・ドライバーの二人@城跡にて

ランチポイントにて ロケ_サイズ変更
ロケ!

4人になって再スタートし、2時間近くラクダに揺られてランチ・ポイントに到着。
客が減ってしまったため、昼食の準備を終えると若い方のキャメル・ドライバーは今日出発する8人の別のサファリに合流するためラクダ3頭とともに去っていった。
世話になったロケとジョニーともここでお別れ。すっかり情も移って寂しく見送ったのだが、当のロケとジョニーは飄々と歩いていった・・・。

三日目ランチの準備1_サイズ変更
ランチの準備中

ロケとお別れ3_サイズ変更
ロケとはここでお別れ

ジョニーとお別れ3_サイズ変更
ジョニーともここでお別れ

木陰で長い昼寝タイムの後、最後のサファリ。
ここから自分の相棒はチャーリー、マユミの相棒はカールだ。
チャーリーはロケよりちょっと体が大きくさらに見晴らしはよいのだが、すっかり慣れたロケの方が乗り心地はよかった。

最後のサファリはピックアップポイントに向かうため、途中からは電線や農場など人工的なものが見えてきて拍子抜けだった。
1時間ちょっとであっさりピックアップポイントの道路脇に到着して楽しかったサファリも終了。

昨日今日とサファリは大賑わいのようで、ピックアップの車を1時間ほど待つ羽目になり、キャメル・ドライバーと一緒に車を待ってくれている2頭のラクダも暇そうだった。2頭でじゃれたりしているが、キャメル・ドライバーのおっちゃんに怒られるとピタッと動きを止め様子を伺っている姿が実に可愛い。

終了地点で記念撮影2_サイズ変更
サファリの終了地点で記念撮影

終了地点のカール2_サイズ変更
暇そうなカールと、

終了地点のチャーリー_サイズ変更
チャーリー

17:00過ぎに車にピックアップされてジャイサルメールに帰る。チャーリーとカールはおっちゃんと一緒に近くの村に帰っていった。
RENUKAに着くとマネージャーのジェントルマンが出迎えてくれ、並びにある同経営のRATAN PALACEに部屋を取っていてくれた。
シャワーを浴びてから夕食を食べに外に出る。クリスマスはインドの祝日で、今日から3連休のため街には人がいっぱいだ。人のいない砂漠から帰ったので特にそう感じたのかもしれない。

夕食はお気に入りのFORT VIEW RESTAURANTへ。
ネパール人が作ってくれるここのターリーは絶品だ。FORTの眺めも素晴らしいのだが、入り口がちょっと分かりづらいためかいつ来ても空いている。クリスマスで街にこんなに人が溢れているときにこれで大丈夫なのかちょっと心配になる。
店の人もとてもフレンドリーで(人によってはちょっとウザイと感じるかもしれないが・・・)とてもいい店なのでぜひとも頑張ってほしい。
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