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プンタ・サムでジンベイザメと泳ぐ

2011/6/17 金
夜になっても暑っつくて眠れないが、気合で6:00に起き、朝食を食べて7:00に宿を後にした。
タクシーが意外と高く、プンタ・サムまで80N$。びた一文まけそうにないのでコレクティーボを拾う。6N$也。

プンタ・サムには様々なツアーに参加するのであろう人たちが続々と集まり始めていた。おそらくほとんどがアメリカ人。
その場にいたガイドの兄ちゃんと話を詰める。今のところメンバーが22人ほどいて、あと4人乗れるという話。ボート3隻に分乗してツアーに出るらしい。
どうやら850N$で行ってくれそうだし、ボートを見せてもらったら何の問題もなさそうだし・・・即決。
支払いはマネジャーが来てからということで、準備されていたフルーツやコーヒーなどをいただきながら待っていると、他のメンバーがバスでやって来た。たぶん全員アメリカ人。
ツアーの簡単な説明を聞いた後、他のメンバーはボートへ。
それからマネジャーにツアー費用の支払い。最初の言い値が$90であったが、「彼が850N$と言っていた」と返したら、あっさりOK。850N$はおよそ$75である。ま、余ったスペースに人を乗せるのだから、おそらくいくらでもいいのだろう。
ちなみに他のメンバーが払っているのは、ホテルからの送迎込みで$185であった。いったいツアー会社がいくらマージン取ってるんだ?
もちろん他のメンバーには言うなと釘を刺された。

晴れてツアーに出発!同じボートには自分ら4人の他にアメリカ人のおばちゃんが2人。
ジンベイザメはプンタ・サムの沖20マイルほどのところにいるらしい。ボートで1時間ほど。自分とマユミはなんともなかったが、他のメンバーは船酔いしていた。
で、ポイントに着くと、いるわ、いるわ。ジンベイが20~30頭ほど。水面近くで口を開けてオキアミを捕食している。
たくさんいるとは聞いていたけど、こいつはすごいわ。多い日には100頭くらいいるらしい。

2人ずつガイドについて順番にスノーケリングする。
水中で間近にジンベイを見た衝撃はすごかった。
はじめて野生のアフリカゾウを見たときの衝撃を超えたかも。アルゼンチンのプエルト・マドリンではじめてクジラを見たときもかなり唸ったけど、あれは海上から見ただけだったしな・・・。
とにかく感動した!大きな生き物というのはただそれだけで、その存在自体が神々しい。

自分とマユミがトップ・バッター。スノーケリング・ギアもすべて新しくてゴキゲンだ。
ボートがジンベイの近くまで寄せてくれ、ガイドの合図でドロップ・イン。
おぉぉぉ・・・いきなり目の前をジンベイが泳いでいる。この感動は忘れまい。
クジラの場合は好奇心で寄ってきたり、人間がそこにいることをキチンと認識して行動しているのがわかるが、ジンベイの場合人間などまったく無視。自分のペースでひたすらオキアミを捕食している。
海上から見るとのんびり泳いでいるように見えるジンベイだが、一緒に泳ぐとけっこう速い。
これから追走してさらに接近というところだったが、気付いたらマユミがいない。ガイドの指示で海面に顔を出すと、かなり後方でマユミが半分溺れていた・・・。
スノーケルから入る海水をだいぶ飲んでしまったらしい。ちなみに、ライフジャケットをしっかりつけているから、深刻な事態となることはそうそうない。
一度ボートに退却。
そんなわけで、一回目はやや消化不良気味に終えた。
海水を飲んだためか、珍しくマユミが吐いてしまった。普段は自分以上に乗り物酔いしない性質だから、こんなことは珍しい。

2回目はカメラを持って海に入った。ここぞとばかりに防水カメラの出番である。
こんなに近づいちゃっていいの?ってくらいジンベイに接近する。おそらく1m未満の距離で、手を伸ばせば触れられそうな距離だ。
ガタイがデカイから、正面からこの距離まで接近するとけっこう怖い。飲み込まれそうに思える。こんなヌボーッとした顔をしていても一応サメだし・・・。
1頭のジンベイをひたすら追走していた1回目と違い、1頭が離れていってもまたすぐ次が、それが離れていってもまた次が、という具合。周りをジンベイがウヨウヨ泳いでいる。
なんと贅沢な時間であることか・・・大満足。
が、カメラを持っているとどうしても写真や動画を撮ることに気を取られてしまい、じっくりと見ることができない。動き出しもワンテンポ遅れてしまう。
次はじっくり見ることに専念したい。

アメリカ人のおばちゃんが疲れてしまって2回目をパスしたので、すぐに順番が回ってきた。
3回も海に入るのは自分だけ。最後まで迷っていたマユミも結局パス。
3回目は実に素晴らしかった。周り中がジンベイだらけだった。
ジンベイばかりに夢中になっていて、途中でガイドを見失った。ま、いいか・・・ウヨウヨいるから勝手に見ていよう。
すごい・・・すご過ぎる。恥ずかしながら言葉にならない・・・。
年齢も違うのだろう、大きさに個体差があり、一番大きいやつは7mくらいあったのではないかと思う。
体型は横から見ると別のサメのような流線型をしているが、上から見ると平べったくて頭部のあたりが大きい。斜め後ろから見ると巨大なオタマジャクシのような体型をしている。
オキアミを海水もろとも豪快に吸い込んでエラで濾している?わけだが、ゆらゆらしたその巨大なエラの動きになんとも迫力がある。
周りにジンベイがいなくなったところで、再びうまいことガイドと合流。
優秀なガイドだった。
おもむろに潜水すると周囲を見回し、ジンベイの進路を見定めて、上手い具合に自分をジンベイの前方へ導いてくれる。
おぉぉぉ・・・前方からポッカリと口を開けたジンベイが泳いでくる。こちらのことなど意にも介さず一直線に向かってくる。大・迫・力!
そんな芸当をガイドは何度も演じてくれた。
お陰で、周りにジンベイがウヨウヨいたこともあり、これでもか!というくらい間近でジンベイを眺めることができた。何度も何度も・・・。

大満足のうちにツアーは終了した。思い残すことは何もない、といった感じの満ち足りた気分。
来てよかった。ほんっとうに来てよかった。

帰りはイスラ・ムヘーレスに寄ってちょっと泳ぎ、船上でセビッチェを腹いっぱい食べさせてもらった。
イスラ・ムヘーレスの海がこんなにキレイだというのも(変な話だが)意外な思いだった。
リゾート地リゾート地してるのだろうな、という先入観があってなんとなく足が向かなかったのであるが、実際に来てみないとわからないもんだね。
リゾート地であることに違いはなくどことなく浮ついた雰囲気はあるのだが、それでもやはりキレイなものはキレイなのだ。
ただし、魚のみならず海の中に生き物はほとんどいない。
ユカタンには川がない。海に流れ込む川がないから海中の養分が不足し、多くの生命を育めないのだそうだ。裏を返せばそれが故の水のキレイさなのかもしれない。
白砂の遠浅の海が広がっていて、その浅い部分はエメラルド・グリーンをしている。カンクンのビーチと違って波もほとんどない。
有名な、人の集まる場所にはやはりそれなりの理由がある(そうでない場所も多々あるが・・・)。
先入観はいかんね。自分の目で実際見てみないとわからないもんだ。

コレクティーボでカンクンに戻り、急ぎシャワーを浴びてから洗濯。カメラも時計も入念に水で洗い流した。
海水の場合はこれがちょっと面倒だといつも思う。
せっかくシャワーを浴びても、洗濯しているだけで大汗。今日も暑いカンクンであった。

17jun2011 プンタ・サムからボートでポイントへ 17jun2011 海の上から見るジンベイ
プンタ・サムからボートでポイントへ          海の上から見る初ジンベイ

17jun2011 いざ海中へ おぉぉぉ、いきなり目の前に・・・
いざ海中へ おぉぉぉ、いきなり目の前に・・・

17jun2011 尾びれは意外と小さい
尾びれは意外と小さい そして上から見るとまるで巨大なオタマジャクシ

17jun2011 巨大なエラの動きが大迫力
巨大なエラの動きが大迫力

17jun2011 言葉にならん・・・
言葉にならん・・・

17jun2011 上から見るとこんな感じ 17jun2011 イスラ・ムヘーレスの海
その様子を上から見るとこんな感じ          イスラ・ムヘーレスの海

17jun2011 キレイなところはやはりキレイ 17jun2011 こんなにキレイだとは思わなかった
キレイなところはやはりキレイ             こんなにキレイだとは思わなかった
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