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シェラ ~ サンクリストバル・デ・ラスカサス

2011/6/11 土
前にも何度かブログに書いているけど、中南米諸国の特に都市部というのは、実はどこもあまり変わり映えしなかったりする。
南米の最南端からメヒコまで同じスペイン語圏(ブラジルやギアナ3国など例外はあるが)、言わば一つの同じ文化圏と言っても過言ではないと思う。考えようによっては変化の少ない平滑な世界だ。
もちろん地形や気候は異なるし、細部を見ればそれぞれに特色がある。が、町の造りはどこも一緒だ。例外なくコロニアル。食べものにもあまりバラエティーがない。
歴史が関係していることは明らかだ。もともとマヤやインカといった古い歴史があるはずなのだが、残念ながら今の世にはほとんど息づいていない。悲しいかな、どの国の歴史も基本的にはスペイン人による侵略から始まる。それ故のコロニアル・・・。
よって個人差はあるだろうが、中南米を旅していると多少なりとも食傷気味になってくるように思う。自分らの場合、少なくとも中米諸国は完全にそんな感じだった。南米から北上して来た人の多くが実はそんな風に感じているのではないかと勝手に想像している。要するに「コロニアルはもういいや・・・」って感じ。
そんな中で、グアテマラは久々に面白い国だった。
先住民文化の色濃く残る混沌とした世界がそう感じさせるのだと思う。例に漏れず町の造りは性懲りもなくコロニアルだが、周辺の村々は実に個性的で面白い。
久々にもっとじっくり回ってみたいと思える国だった。
が、残念ながらケツが決まっているので時間がない。ここらでグアテマラを去らねばならない。機会があればまたいつか、きっと。

メヒコのメリダを目指してシェラから移動。結局、サンクリでうまく乗り継げなくてカサカサにもう一泊お世話になることになった。

昨晩からツルちゃんもホームステイに行ってしまい、昨日の夕食後タカ・ハウスに残ったのは、タカさんと自分らの他はヤスダさんと韓国人のボーちゃん、セジョンだけになってしまった。
夕食後にそのメンバーでヤスダさんのケーナの演奏を聴いた。
グアテマラ・マスターであるヤスダさんの持ち曲は300曲ほどもあるらしい。リクエストするとほとんどできてしまうところがすごい。
電灯を消し、ロウソクを灯して聞いたヤスダさんのケーナは心に響いた。
グアテマラ最後の夜は思い出深いものとなった。またいつかどこかでヤスダさんのケーナを聴けることを願う。

シェラ ~ ウエウエテナンゴ:チキンバス 2時間45分、20Q
翌日は7:00起床。タカさんと犬のボビーに見送られ、8:00にタカ・ハウスを後にした。
ミネルバまで歩き、9:00過ぎにウエウエ行きのチキンバスに乗る。
曜日の関係か、時間の関係か、珍しくチキンバスはガラガラだった。
ちなみにチキンバスは左右二列のベンチシートで、空いてるときは二人掛け、混んでくると三人掛けになるのは他の中米諸国と同じ。さらに混んでくるとスポッと真ん中にもう一人収まり、一列に7人座ることになる。
もちろん真ん中の人は空気イスなのだが、左右のシートのへりにうまく体重を乗せて、あたかもイスに座っているかのように見える。立ってた方が楽なんじゃないか?と一寸思うのだが、ばあちゃんなんかがとても楽そうに座っているところを見ると、どうやらコツがあるらしい。

ウエウエテナンゴ ~ ラ・メシヤ:チキンバス 2時間15分、20Q
ウエウエに着くと、すぐにおっちゃんがメシヤ行きのバスに案内してくれた。
20分ほど客待ちして出発。やはりバスは空いている。こんなこともあるんだねぇ・・・実に快適。
ここまでいい天気だった空も、ウエウエを出てしばらくすると雲行きが怪しくなってきた。途中、激しく雨に降られたり、雨雲の下を脱したり。
屋根の上のザックが心配であったが、メシヤに着いてみるとほとんど濡れてなかった。知らぬ間にシートを被せてくれていたのかな?

イミグレまで、来たときは上り坂でリクシャーに乗ったが、今回は下りのため歩いた。
通過するメシヤの町ではタバコも売っていて、ここでは何と一箱4Qであった。1カートンお買い上げ、チ~ン。
残りのケツァールはペソに両替え(100Q=142N$)。余ったコインは物乞いのおっちゃんにあげた。
以前、テノシケに抜ける国境では出国時に賄賂を取られた。ここでも取られるんだろうな、と半分思いながらイミグレに行ってみると意外や意外、あっさりスタンプを押してくれた上、「よい旅を!」と笑顔で見送ってくれた。
行きも帰りも、メシヤの国境の係官は実に紳士的であった。

ラ・メシヤ ~ シウダ・クアウテモック:乗り合いタクシー 10分、一人10N$
歩いて国境を越え、待機していた乗り合いタクシーに乗る。
自分らの前に既におばちゃんが一人、客待ちしてあと二人乗り込んで出発となった。運ちゃんが実に人のいいおっちゃんだった。

メヒコのイミグレで入国手続き。
入国のたび、有無を言わさず毎回180日の滞在許可をくれるメヒコってすげーな。

シウダ・クアウテモック ~ コミタン:コレクティーボ 1時間20分、35N$
クアウテモックを出て10分もしないうちに大雨となった。降るときゃドカッと降るねぇ、雨季なもんで・・・。
前回書き忘れたが、メヒコがサマータイムの期間中、グアテマラとの間に1時間の時差がある。
コミタンに着いたのが17:20で、時差を加味すると18:20ってことになる。前回と比べてやたらと時間がかかったなぁ・・・。
予定ではサンクリでそのまま適当な行き先のバスに乗り継ぐ予定であったが、かなり微妙になってきた。

コミタン ~ サンクリストバル・デ・ラスカサス:中型バス 2時間、25N$
コミタンに着いてすぐにサンクリ行きのバスに乗り継げた。
途中、前回は素通りした検問でバスから降ろされてパスポート・チェック。最近になって何かあったのか???
係官が、パスポートを紫外線みたいなのにかけて念入りにチェックしている。何度も「ハポネス」と言っているのに、「コレアーノか?コレアーノだろ」としつこく聞かれた。
韓国人だと何か問題あるのか???
どうやら増補したページを怪しく思っているらしく、何度も入念にチェックしていた。「いや、それ増補したページだから・・・しかもメヒコで増補したやつだから・・・」
怪しそうな目をしながらも最後には通してくれた。他の乗客の皆さん、待たせてすみません。

そこからしばらく走るとまたもや大雨。
到着したサンクリは降ってなかったので助かった。
案の定、乗り継げるバスはなかった。と言うか、3等バスのオフィスは既にどこも閉まっていた・・・。
1等、2等のターミナルも念のためのぞいてみるが、運賃を見て諦め。
今日のところはサンクリ止まりだ。
ターミナル近くの宿を2、3軒当たってみたが、さすがにどこも高い。寝るだけなのにもったいない。
コレクティーボの客引きの兄ちゃんにも試しに聞いてみたが、「この近くはどこも高いとこしかねーぞ」。左様ですか・・・。
困ったときのカサカサ。
とっぷりと日の暮れたセントロの中を、トボトボとカサカサへ向かった。ソカロ周辺はライトアップされていたりして滅茶苦茶ツーリスティック。なんか軽いカルチャーショックだわ・・・。
カサカサの呼び鈴を鳴らすと、「おかえり~」とヒデさんが気持ちよく迎えてくれた。「ただいま・・・」
ユカリさんもまだいたし、やっぱ居心地いいわ、ココ。

11jun2011 再びラ・メシヤの国境
再びラ・メシヤの国境
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