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ジョードプル その1

2009/12/18 金

8:00にチェックアウトし、ホテルの近くでリクシャーを拾って鉄道駅へ。
駅でチャイを飲んで軽く食べてからホームで列車を待つ。


朝のアマダバッド駅_サイズ変更
朝のアマダバッド駅


ホームの犬_サイズ変更
ホームにいた犬


ホームにしつこく粘る物乞いの男の子が一人いて、「けっこうしつこいなぁ・・・」と自分らも話してたのだが、自分らが場所を変えようと立ち去った後、インド人が見かねたのか彼はビンタされてそのままホームの外に連れ出されてしまった・・・。

アマダバッド始発のため1時間前くらいからのんびり乗り込む。
ほぼ11:10の時間通り発車、昼間の列車のためかそれほど混んでない。
インドの列車は客車が大きく、座席も足元も広くてすこぶる快適だ。10時間の移動などまったく苦にならない。

2ndスリーパーの座席は3段 or 2段のベッドだが、昼間は下段のベッドがたたまれて座席になっている。
そこに座ったり、寝転がったり。
3人がけの座席に誰かが寝ててもインド人は怒ったりせず、適当に空いてる席に座ってる。寝てる人が起きたら適当に自分の席に戻るという感じでほのぼのした雰囲気だ。


列車の中はこんな感じ4_サイズ変更
2ndスリーパーの客車内はこんな感じ


駅に止まるたびに色々な物売りが乗り込んでくる。
意外にも靴磨きがけっこう好評だ。
駅に止まった隙にホームで食べ物を買うこともできる。買出しはマユミの仕事だ。
いつ出発するのかわからないのでちょっとドキドキするが、万一発車してしまってもしばらくノロノロ走っていて列車に飛び乗れるから問題はない。


途中の駅で_サイズ変更
途中の駅で


駅に止まると物乞いの子も乗り込んでくる。
ちょっと趣向を凝らしていて、ちっちゃな手製の箒で床を掃きながら這ってきて、人の前で手を差し出すという具合。
床の掃き賃ということなのだろうが、当然ながらあまり相手にされない。
でも、インド人は本当に困ってそうな人が来ると進んで施しを与えている。物乞いもそれなりに生活できてしまうのだから素晴らしい国だ、インドは。


車窓の風景2_サイズ変更
車窓の風景


土とブッシュの乾いた大地を列車はひた走り、ほぼ予定通り20:00過ぎにジョードプルに着く。
今日はもう暗いので駅のそばのGovindに泊まることに決めていたが、既にホームの階段にリクシャーの運ちゃんが待ち構えていて、やり取りを始めねばならない。

「○○ホテルは安くていいよ」
「Govindに行くから」
「じゃあ乗ってきなよ」
「近いから歩けるよ」
「明日の観光は?○○と○○と○○を全部回って150R(285円)」
「明日は観光はしないよ」

・・・てな具合にやり取りは続く。
そのうちに「よし、Govindまでタダで乗せてくよ」とおっちゃんが言い出す。
タダ??何で??いい加減こっちも面倒になってきたし、違う出口に出たのか意外に暗くて右も左もわからんので、行き先を念押しして乗ってみることにした。

意外にも運ちゃんはすんなりとGovindまで行ってくれた、しかもタダで。
ホテルに客を連れてくると何かいいことあるのかと思ったが、そうでもないらしい。
明日の観光に誘いたかっただけみたいだが、かなり控えめな売込みだった。明日のことは未定なので丁重に断ると、それっきりだった・・・何だったんだ???
果たしてただの親切なおっちゃんだったのか???なにか少し悪いことをしてしまったような気がした。

幸いにも部屋は空いていて、そのままチェックイン。
450R(855円)とちょっと高いが、部屋はキレイで何より管理がしっかりしてそうな好印象のホテルだ。
フロントのおっちゃんが明るくていい。
ちなみに、ここは24H制ではなくチェックアウトタイムは正午12:00。


Govind Hotel外観_サイズ変更
Govind Hotel(翌日撮影)


Govind Hotel 6_サイズ変更
Govind Hotel 6



2009/12/19 土

今日は凄いものを見てしまった。
インドに来ていきなりだが、メヘランガル要塞はアンコールワットを軽々と越えてしまうくらいのインパクトだった。

朝、のんびり起き出して、下のエージェントにジャイサルメール行きの足について相談に行く。
列車は夜行しかなく、料金もプライベートバスと変わらないようなのでバスで行くことにした。

宿も当初は一泊だけしてもっと安いとこに移ろうかと思っていたが、Govindの居心地が意外とよく、他の宿を探したり引っ越したりするのも面倒なので、そのままGovindにあと二泊することにした。
そう昨晩のホテルのおっちゃんに話したら、死ぬほど喜んでくれた。

宿から歩いて旧市街を少し行くと、メヘランガル要塞が見えてくる。
遠目に見ただけで鳥肌もんのスケールだ。


旧市街から望むメヘランガル1_サイズ変更
旧市街から望むメヘランガル要塞


途中、Discovery と Hill View で声を掛けられた。ともに一泊250R(475円)。
Hill Viewの方は案内されるまま部屋も見せてもらったが、広くてキレイだった。
Discoveryは人がよくて好印象。かなり心が揺れたが、やっぱ面倒なので今回はパス。次来るときはDiscoveryがいいかな。


旧市街から望むメヘランガル2_サイズ変更
ブルーシティから仰ぐメヘランガル要塞


メヘランガルは入場料が一人300R(570円)もするのでどうしようか迷ったが、入ってよかった!
300R払うだけの価値は十二分にある。死ぬまでに一度見ておいたほうがいいと断言しよう!
このスケール感は写真じゃ絶対伝わらない。日本の城などおもちゃに見える。
今でもこれがマハラジャ個人の所有物なのだから、まったくインドやアラブの金持ちは途方もない。
ちなみに、現在マハラジャはメヘランガルからもよく見える、やはり市街を見下ろす丘の上に建つ巨大な宮殿(ウメイド・バワン)に住んでいらっしゃる。

メヘランガルは保存状態もよく、管理もしっかりしている。
受付でオーディオガイドを貸してくれるが、なんと日本語もある。
インド人の修復技術はたいしたものだ。緻密で妥協が感じられず、やはりどことなくB型気質を感じるような・・・。

それにしてもなんというスケール。下から見上げるその様はまるで天空の城だ!
巨大な城壁からブルーシティを見下ろすと、まるで時間が止まっているかのような錯覚を覚える。溜息しか出ない・・・。


メヘランガル9_サイズ変更
実物は写真で見るよりずっとデカイ


メヘランガル18_サイズ変更
息をのむスケール


メヘランガル17_サイズ変更
要塞内の通路


城内で演奏する人_サイズ変更
通路で演奏する芸人家族


メヘランガル1_サイズ変更


メヘランガル3 眼下のブルーシティ_サイズ変更
眼下のブルーシティ


メヘランガル28_サイズ変更
中もゴージャス・・・今でもここがマハラジャ個人の所有物というのだからまったく途方もない


メヘランガル5 霞んで見えるのがウメイド・バワン宮殿_サイズ変更
ちなみに、現在マハラジャはあそこに住んでおられる・・・遠くに霞んで見える丘の上の巨大な宮殿がウメイド・バワン


メヘランガル30_サイズ変更
すごい高度感・・・


メヘランガル48_サイズ変更
こんなところから大砲をぶっ放されたらたまらない


メヘランガル52_サイズ変更


メヘランガル53_サイズ変更
こんな城や要塞、他にないのではなかろうか?


メヘランガル56 庭園から_サイズ変更
チョーケーラーオ宮殿の庭園から見上げるメヘランガル要塞・・・まるで天空の城


メヘランガル32 眼下のブルーシティ_サイズ変更
もう一度、巨大な城壁から見下ろすブルーシティ・・・溜息しか出ない


帰りにメヘランガルの直下に暮らすおっちゃんの家に招かれて、ちょっと寄り道。
家財が小奇麗に片されていて素敵な家だった。
MBAを取得中という一番下の息子は屋上で勉強中・・・なんともいい暮らしのように思えた。


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メヘランガルの直下に暮らすおっちゃんの家


ジョードプルの街は観光地だからか、アマダバッドのような喧騒はない。
どことなくゆったりしていて落ち着きがある。
外国人観光客もそれなりにいる。


旧市街の少年_サイズ変更
旧市街の少年


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