FC2ブログ

ピコ・デ・オリサバ(5,700m)

2011/5/5 木
5月5日の今日は日本ならこどもの日であるが、ここプエブラ州でも戦勝記念日となっていて祝日である(学校などはどうやら今週いっぱい休みっぽい)。
9:00過ぎに準備万端整って出発を待っていると、「パレードが通過するまで車は通行できないから・・・」とマリベルが教えてくれた。どうりで朝から太鼓の音が賑やかに響いていたわけだ。
しばらく出発はできなさそうなので、通りに出てパレードを見物した。こんなに子供たちがいるのか?ってくらい延々とパレードが続く。日ごろ練習していたのだろう、正装した先生たちと一緒になって小グループごとに通りを行進してゆく。
ちなみに、メキシコもアメリカ同様合衆国で、正式国名はメキシコ合衆国(Estados Unidos Mexicanos)。州ごとにかなり特色があり、このシンコ・デ・マヨというお祭もプエブラ州独特のイベント。ピコ・デ・オリサバという呼称も実は隣のベラクルス州での呼び名。ここプエブラ州ではCitlaltepetlという。

5may2011 シンコ・デ・マヨのパレード 5may2011 たぶんプエブラ州だけのイベント
シンコ・デ・マヨ                       5月5日 プエブラ戦勝記念日

5may2011 民族衣装を着た子や 5may2011 様々な衣装を着た子がパレード
民族衣装を着た子や                   様々に着飾った子供たちが町の中をパレード

10:00過ぎに宿に戻ると、「もっといいアイゼンがあったよ」と言ってホアキンが別のアイゼンをブーツに合わせてくれていた。
ありがとう、ホアキン!でも左右がちぐはぐだぞ、まぁいいか・・・。
合わせてくれていたシャルレのアイゼン(もどきじゃない)は、右足が通常の12本爪、左足は昔のブラック・アイスで2列目が出っ歯になっている。
水は事前情報では沢から取れるとなっていたし、昨日見せてもらったガイドブックにもそう書いてあったから5Lしか持っていなかったが、念のためホアキンに聞いてみたら上では取れないという話。じゃあ途中で買い足すか、と話していたら、「これを一本使っていいぞ」とジープに積んであった4、5本のタンクを見せてくれた。
20Lのタンク・・・おぉぉ、ありがとうホアキン!これを全部使っちゃっていいのかよ。これなら歯磨きもできちゃうぜ。

10:10に出発。
道は山裾のソアパンまでは舗装路、そこから先はダートとなる。道幅は広くはないが、路面は砂地でガレてるわけではないし、勾配も緩いからペルーあたりと比べるとそれほど悪くない。が、ところどころ路面のうねっている箇所があるから車高の高い4WDでないと上がれないかもしれない。
ソアパンの上にある最後の集落イダルゴに寄って、小屋に持っていくらしいシュラフらしきものを積み込んでさらにダートを上る。
昨日からずっと、オリサバは雲の中でその姿を拝めない。
1時間半で4,250mのピエドラ・グランデに到着。石造りの、30人は泊まれそうな立派な小屋がある。
小屋には他に、昨日ホアキンの家を発ったメキシコ人のパーティーがいるだけのようだった。ガイドと客の二人は順化に出かけていて、小屋には荷物番のメキシコ人、ダニエルがいるだけだった。
この小屋ではよく盗難があるらしく、小屋に物を置いていくな、とガイドブックにも書かれていた。そんなわけでガイド・パーティーは荷物番をつけるのが通例のようである。
盗難のこともあるが、何よりうるさくてはたまらん、ということで今回はテントを持参していた。人が少ないことでどうやらうるさい心配はなかったが、広い小屋でどうにも寒そうだったので当初の思惑通りテントを張ることにした。
小屋の少し上にもう一つ、トタン造りの小さな小屋があり、その周りがいいテン場となっている。平らで実に快適なテン場だ。
水はというと、すぐ下に雪解け水が沢となって流れているが、泥でカフェ・オレ色に濁っていてとても使えない。とてもそうは思えないのであるが、時季によってはこの水が使えるのであろうか?

テントを張ってから小屋に戻って腹ごしらえ。
「コレ、使っていいぞ」とホアキンがジープから降ろしたプロパンガスのコンロを提供してくれた。土曜以降に来る別パーティーが使うものらしいのだが、自分らも自由に使っていいと言う。おぉぉ、ありがたい。水といいコンロといいなんとありがたい。ありがとう、ホアキン。
しばらくすると、ホアキンはジープでトゥラチチュカへ帰って行った。
パンとコーヒーを食べていると、唐突に雲が晴れてオリサバが望めた。おぉぉ・・・。その後は晴れたり雲に隠れたり。

腹ごしらえしてから、水と行動食を持って偵察に出かける(13:00)。雪の出てくる手前の4,900mまで偵察しておくつもり。
雪面に出てしまえばルートは明確だが、手前の沢状の岩稜帯がいかにもわかりにくそうである。
で、実際登ってみると・・・こりゃ暗闇の中で登るのは難儀するだろうな、という感じ。
4,500mほどまで沢の左岸を登り、そこから右岸に渡って傾斜のきつくなるガレた壁の下まで詰める。
広い沢状の地形の中に、小さな岩稜がポコポコといくつもある。こいつを右から巻くのか左から巻くのか直登しちゃうのか・・・どこからでも登れるんだけど、変なところを登っていると時間を食ってしまう。
それなりにトレールはあって、時々ペイントのマーキングがあったり小さな旗が立っていたりするのだが、まぁ暗闇の中だとまずわからんだろうな・・・。
ルンゼ状のところを詰め上がると、ガレた壁の下に出る。そのままルンゼを詰めることもできる、と言うかルンゼが弱点であろう。
上で人の声がして見上げると、ガイド・パーティーがルンゼを下降していた。
ちょこっとルンゼを詰めてみる。いやらしい・・・。所々に残る雪のブロックとスラブとガレ。そして何よりそこかしこに堆積した泥のような砂が雪解け水でグチャグチャ、ズブズブと足をとられる。あーーーいやだ、いやだ。途中から左に逃げて巻く。
このガレた壁の上が4,900mの台地。広い平坦地があって幕営ポイントがいくつもある。
ここまで2時間40分。すっかりガスっちゃって上部はまったく見えないし、雹も降ってきたのでここからソッコー引き返す。

下りがこれまたわからねぇ・・・さっきどこを登ってきたのかわからねぇ・・・。気合を入れれば降りられるところはあるのだが、そんなことせずもっと楽をして降りたい。
あーでもねぇ、こーでもねぇと上から覗き込んで右往左往しながら下降する。
ガレた壁の下に出て、あとはトレールに沿って歩くだけのはずが、途中から別のトレールに導かれたようで、何故か支稜の右側にいる。このまま下ると最後に登り返す破目になる。
途中で支稜を横断してテントまで戻ってきた。
そんなこんなで登り2時間40分のところ、下りに要した時間も2時間20分。

小屋でソッコー夕飯にする。明日の出発予定は2:00、夕食後に5時間ほど仮眠して出発することになる。
日暮れ時になったら風がピタッとやみ、無風快晴となった。
クッキリと姿を現したオリサバ上部を見て、ハマパ氷河の末端に出たら火口のリムまで直登だな・・・などと頭の中でラインを引く。
日が沈んでからも無風快晴で、実に静かな夜だった。

5may2011 ようやく姿を現したオリサバ ピエドラ・グランデから望む
ようやく姿を現したオリサバ上部・・・ピエドラ・グランデから望む

5may2011 ガレた壁を見上げる。次の日下降時に撮った写真・・・この壁の上が4,900mの台地
ガレた壁を見上げる。次の日下降時に撮った写真・・・この壁の上が4,900mの台地

2011/5/6 金
1:00起床、テントでラーメンを食べて2:20に出発。外は依然として無風快晴。新月を過ぎたばかりで月明かりはなく真っ暗。
ガイド・パーティーも2:00に出発すると言っていたが、自分らの方が早かった。15分ほどして下にヘッドランプの明かりがチラチラ見えた。
予想してたけど、やっぱりわからんわ、ルート。昨日偵察したのが嘘みたい。
2時間ほど登り、ミスコースして岩稜の一つを右から巻いたところでガイド・パーティーに抜かれた。そのまま詰められるかと思ったが、頭上を壁に押さえられたので引き返す。
さすがにガイドのルーファイは完璧だわ。パーティーの足並みも揃っていて、あっという間に見えなくなった。足並みが揃ってりゃどの国でもガイドは速い。でも、ついていくのは大変だろうな、自分も経験あるけど。
昨日グチャグチャだったガレた壁も、日の出前は凍っていて登りやすい。

5:35に4,900mのハマパ氷河末端に出る。ちょうどアイゼンを着けたガイド・パーティーが出発するところであった。
寒い・・・。ここで30分の大休止。早く日が昇らないかな・・・。
ダウンを着込んでグローブを替え、アイゼンを着けてピッケルを出す。
腹ごしらえして6:05に長大な斜面に取り付く。コチコチのアイスバーンを想像していたが、所々そのようなところもあったが、全般的にはシュカブラ状の雪が着いていてアイゼンも効く。こりゃラッキーだわ。
上の方にガイド・パーティーのヘッドランプがチラチラ見える。
6:20頃になると夜が明け始める。地平線が赤く染まり、なんとも言えぬ不思議な色をしている。
6:50に太陽が顔を出した。おぉぉ、待ってたぜぇ・・・。が、すぐにガスった。あらら・・・。
それから30分もしないうちにガスは晴れ、今度こそ空は快晴となった。やった!やった!

雪の斜面は登るに従い斜度を増す。と言っても、最大40°くらい。上から見下ろすと、自分の腕でもスキーで滑降できそうなくらいの斜度だ(もちろん雪面の状態によるけど・・・)。
斜度といい斜面のスケールといい、ちょうど浅間山の東面に似ている。富士山の方が斜度はキツイと思う(もちろん雪の時季のね)。
で、この斜面が死ぬほど長い。ジグザグに登高を続けるも、一向に頂上に近づかない。すぐ上に見えるガイド・パーティーにも一向に追いつかない。
10歩ほど歩いては20~30秒息を整え、また10歩歩いては息を整える。その繰り返し。
西の方角を見ると、広大な原野にオリサバの影が映っていた。
登高を続けること2時間半、ようやく火口のリム上に出る(8:30)。おぉぉ、スバラシイ眺めじゃねーの、これは・・・。
15分ほどしてマユミが死にそうになりながら登ってきた。
ここからリム上にある最高点までは10分ほど。8:55登頂!
この時季、風で飛ばされて山頂には雪がなかった。山頂であることを示す標示の類は特にない。十字架だったのであろう鉄骨が倒れているだけ。
こここそがメキシコの中心。360°の眺めはなかなか素晴らしかった。
南の方に山々が延々と折り重なっている。メキシコって意外と山があったのね・・・。
先日登ったマリンチェが遥か下に小ぢんまりと望める。
メキシコで第2、第3に高いポポカテペトルとイスタシワトルは靄の中・・・。このメキシコ・シティ方面の濃い靄はスモッグなのだろうなぁ・・・。
オリサバのさらに上空に高層の雲がかかってはいるものの、ほぼ快晴と言っていいほどの恵まれた天気。
ガイド・パーティーが下山してからは、神々の眺めを独り占め。結局1時間20分も山頂にいた。

10:15に山頂を後にする。
日が出ても山頂近くの雪は緩まずカリカリ。滑ったらまず止まらんだろうなぁ・・・。気を引き締めて慎重に下る。
高度を下げるに従い雪は緩んできたが、幸いアイゼンに団子になるほどのことはなかった。
それにしても・・・長ぇなぁ。降りても降りても着かない。途中で何度止まって休んだことか・・・。久々に限界を見た。
浅間山に似た長大な斜面。滑っても滑っても下に着かないあの斜面・・・。ここをスキーで滑降したら気持ちいいだろうが、登頂後にスキーをする体力は残ってないなぁ・・・。
1時間10分もかけてようやく4,900mまで下降。アイゼンを外すため石に腰掛けたら、そのままへたりこんでしまった。ここで40分も大休止。
ガレた壁の下降もやはり大変だった。壁の下からは忠実にトレールを辿り、14:15にテント着。

小屋にはホアキンの車が来ていた。
テントに倒れ込みたいところをグッと押さえてホアキンの元に駆け寄る。まさに出発しようとしていたホアキンを呼び止め、借りていた装備を託した。
ラッキーだ~。これで明日はブーツやアイゼンを担いで下りずに済む。
ホアキンを見送ってからテントに倒れ込んだ。
登り6時間半、下り4時間。けっこう速かったな。でももう一歩も歩きたくねぇ・・・。

一眠りして17:30に小屋で食事にした。
小屋には明後日登るという別のガイド・パーティーが一組。
今日登ったガイドは、別のグループと合流して日曜にまた登ると言っていた。ご苦労様です。お陰で荷物番のダニエルも日曜まで村に帰れなくなったとのこと。荷物番の報酬ってすごく少ないんだろうけどなぁ・・・ご苦労様です。

日が暮れてからけっこうな人数の人たちが来て、近くにテントを張っていた。身なりを見ると完全に山ヤである。メキシコ人の山ヤであるらしい。
うるさかったら嫌だなぁと思っていたのだがそこは良識ある山ヤ、夜遅くまで騒ぐこともなくすぐに寝静まった。
メキシコには山ヤがけっこういるんだなぁと意外な思いがした。
メキシコが押しも押されもせぬ先進国であるということだ。山登りなんて道楽は経済的なゆとりがないとできないからねぇ・・・。
それにしても、メキシコの登山環境はスバラシイ。国立公園の入園料も無料なら、こんな立派な小屋まで無料で使える。
コスタリカやパナマとはえらい違いだ。

(1:00に起きて準備をする。雪山登山は久しぶり。緊張してよく眠れなかった。食欲がないため、朝食はコーヒーとパンだけにする。歩き出すと冷気が気持ちよくてスッキリしてきた。標高4900mから上が雪面になる。時季によってはカリカリのアイスバーンで危ないと聞いていた(滑落死亡事故も起きてるらしい)が、今回はザクザクとアイゼンが決まるコンディションだった。良かった・・・。それは良かったのだけど、標高5000mを越えた辺りから呼吸が苦しくなってきた。思うように動けない。登っても登っても山頂が近づかない。マリンチェに登ったとき余裕があったので、オリサバも余裕で行ける!と勘違いしてしまった。やはり辛い。ちょっと吐き気もした。ヘロヘロになりながら登頂・・・。あー良かった、登れたよ!山頂からの眺めは素晴らしかった。いい山だ、オリサバ!そして下山でもクッタクタになったけど、とても充実した登山だった。この日の夕食は韓国メーカーの激辛ラーメン。後ひく辛さでおいしかった。 マユミ)

6may2011 雪面を登高中の図
雪面を登高中の図

6may2011 6時20分ころ 雪面に取り付いてすぐ夜が明け始める
6時20分ころ 取り付いてすぐ夜が明け始める

6may2011 火口のリムに向けて最後の登り・・・なかなか山頂が近づかない
火口のリムに向けて最後の登り・・・なかなか山頂が近づかない。三つの黒い点は先行のガイド・パーティー

6may2011 登ってきた雪面を振り返る・・・真ん中の黒い点が登高中のマユミ
登ってきた雪面を振り返る・・・まん中の黒い点が登高中のマユミ

6may2011 リムに登りつめたマユミ
リムに登りつめたところ

6may2011 リム上から見る山頂
リムの上から仰ぎ見る山頂

6may2011 南にメキシコの山々が折り重なる
南に山々が折り重なる・・・メキシコって意外と山深かったのね

6may2011 そして8時55分にオリサバ登頂(5,700m)
そして8時55分にオリサバ登頂(5,700m)

2011/5/7 土
今日はトゥラチチュカまで下山するだけ。
この日の天気はすごかった。まさに雲ひとつない快晴!濃いブルーの空に白いオリサバが実に映える。
これだけ人がいて、こんな日に誰一人登っていないとは・・・。少なくともピエドラ・グランデからは、今日は一人もアタックしていない。

荷物をまとめ、9:40にピエドラ・グランデを後にする。何度もオリサバを振り返り、写真を撮ったり双眼鏡でのぞいたりしながらのんびり下山。
何という天気だろう。雲が湧きそうな気配すらない。
森林限界は、マリンチェと同じくやはり3,900mくらい。その下に天然のマツ林が広がっている。樹種はほぼ100%マツである。
植林したわけではなく、あくまで天然のマツ林。よって樹林の密度は自然と最適、明るくてとても気持ちのいいマツ林である。
日本のように木材を建築に用いるわけではないから、立派な巨木がポコポコ生えている。葉の長さは日本のマツと比べて倍ほどあり、まつぼっくりも巨大である。

静かで実に気持ちのいいトレールだ。乾燥していて、車が往来するため所々埃っぽくなっているのが難点ではあるが、ここはぜひとも歩いて下山することをオススメする。
それにしても静かだ・・・途中すれ違ったのはロバ使いの親子と羊飼いのおっちゃんだけ。
来るときは山が見えなくて気付かなかったが、トレールは山を反時計回りに半周する形につけられている。
しばらく下って山の北面を回りこむと、オリサバの北西面が見える。
一見してこちらのフェースの方が傾斜がきつく難しい。ルートは何本も引かれているが、もっと雪の着いた時季じゃないと登れまい。

13:45、山裾のソアパンまで4時間かけて下山。
ここからは舗装路となる。途端に歩く気が失せる。まだけっこう距離があるし・・・。
ピックアップ・トラックで通りかかったおっちゃんに「トゥラチチュカまで行きたいのですが・・・」と聞いてみた。
おっちゃん曰く「おぉ、トラチチュカならホレ、あっちだぞ」
いや、それはわかっているのだがそうじゃなく、「バスかコレクティーボで行けますかね?」
「今日は学校が休みだからバスはねーなぁ・・・」
ガーン・・・道路歩きながらヒッチハイクしよう。
しばらく歩くと、前方から見覚えのある赤いジープが走ってきた。ホアキンだった。また新たな客をピエドラ・グランデまで送るところらしい。
「最初に出会うトゥラチチュカ方向の車って、戻ってくるホアキンの車だったりして・・・」などと話していたら、偶然にもタクシーがやって来た。
手を上げると止まってくれ、乗せてくれた!ラッキーだ。いやー実にラッキーだ。
トゥラチチュカまで10分ほど、運賃は50N$。帰りは安く上がった。

ホアキンの家に帰って荷物をまとめ、お金の清算をし、16:30のプエブラ行きのバスに乗る。
ホアキンもマリベルも他の人たちも、実に親切で居心地のいい家だった。お世話になりました。
例のごとく午後になると雲が湧き、町からオリサバを望むというわけにはいかなかった。

バスはしばらく広大な畑の中をひた走る。乾燥していて、農業には厳しい土地だ。
栽培しているのはイモ類とマメ類であろうか。それからボーっと眺めていて気付いたのであるが、サボテン畑がある。
メキシコでサボテンは普通に食べられていて、スーパーなどでも普通に売っている。
いやーサボテン畑ってのは初めて見た。ウチワサボテンがズラリと並んで植えられている様は実に壮観で、そしてどことなく愛らしい。
もしガラパゴスのリクイグアナがいたら大喜びってところだろう。

帰りもジャスト2時間でプエブラに到着。既に二度も来ている町なので楽チンだ。
前回と同じ、ターミナルそばのレアル・サンタンデールに直行。相変らず感じのいい宿のおばちゃんたちは、自分らのことを覚えていて暖かく迎えてくれた。部屋も前回とまったく同じ部屋。
宿には仕事で長期滞在しているスイス人のおっちゃんが一人いて、やはり自分らの帰りを喜んでくれた。
近所には安くて旨い食堂もあるし、居心地いいんだよなぁ、プエブラ(ターミナルの周辺限定)。

7may2011 次の日は快晴・・・テン場からオリサバを望む
翌日は快晴・・・誰も登っていないオリサバをテン場から望む

7may2011 下りながらオリサバを振り返る
下りながら何度もオリサバを振り返る

7may2011 しつこいくらい振り返る・・・あまりの天気にちょっと去り難い
しつこいくらい振り返る・・・あまりの天気にちょっと去り難い気分

7may2011 下山中にすれ違ったロバ使いの親子・・・まだまだこういったのどかな光景も残っている
下山中にすれ違ったロバ使いの親子・・・まだまだこういったのどかさも残っている

7may2011 オリサバ北西面・・・午後になって雲が湧くのはお約束
オリサバ北西面・・・午後になって雲が湧くのはお約束。空もだいぶ白っ茶けた
関連記事
スポンサーサイト



Comment 0

There are no comments yet.

Leave a comment