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プエブラ ~ トゥラスカラ ~ アピサコ

2011/4/27 水
5:00ちょっと前、気付くとバスがどこかのサービス・エリアのようなところに止まっていた。
「ひょっとしてプエブラ?」と一瞬思ったものの、「まさかね・・・さすがにどこか町中に止まるだろう」と思い直してウトウトしていた。
バスはすぐにまた走り始め、ウトウトしているとマユミに起こされた。トイレに起きたついでに乗務員に聞いてみたら、どうやらさっきのところがプエブラだったらしい・・・。
はぁ・・・またやっちまったか。
夜行バスを途中下車するというのは非常に難しい。他に降りる人がいなかったりするとなおさらだ。
今走っているのはハイウェイ。Uターンなどもちろんできないので、次のところで降ろしてくれるという話になった。そこからタクシーか何かで戻れと言うのだが・・・。

ずいぶん走ったなぁ・・・。
降ろしてくれたところはハイウェイの料金所の手前。外に出ると寒い、寒い。これまでのうだるような暑さが嘘のようだ。
それもそのはずで、プエブラは標高が2,160mもある。
「道路を渡って反対側でタクシーかバスを拾える」と言われ、寝ぼけていた所為もあってその通りにしたが、よくよく考えたらそんなの無理じゃねぇ???
料金所の手前とは言えハイウェイを横断するのって危なくねぇか?などと思いつつとりあえず渡ってみるが、もちろん渡った先にバス停などありゃしない。
料金所を通過した車やトラックが脇目もくれず加速してゆく。明るくなるのは7:00前だから、もちろんまだ真っ暗。
はぁ・・・こんなとこじゃヒッチもままならん・・・。
路肩にパトカーが5、6台並んでいたので、どうやってプエブラまで戻ればいいかとりあえずポリスに相談してみる。ポリスの答えは「あと2時間すればバスが来るから・・・」
はぁ・・・こんなとこであと2時間も???しかも2時間待ったところでここでバスに乗れるとは到底思えんけど・・・。
とか何とかするうちに、薄情にもポリスたちは行ってしまった。お~い、そっち行くんなら乗せてってくれよ~!
寒いのでとりあえず上着を着て一服。
見るとマユミが路上に出てヒッチをしていたが、ダメだ・・・暗くてとても車からは見えん。下手すると不審者と思われ兼ねん・・・。
そう告げてひとまず撤収し、路肩に座って明るくなるまで待つ作戦に移行。

そのまま20分ほど待ってみるが、とにかく寒い。
ダメ元でマユミがもう一度ヒッチに立って少しすると、奇跡的に一台のトラックが止まってくれた。
(その前に止まったトラックはヒッチと無関係に路肩で休むだけだったから)今回も半信半疑に駆け寄って話をすると神の言葉が・・・乗せてくれると言う。おぉぉありがたや~。
すぐにトラックに飛び乗って、プエブラのサービスエリアのようなところまで乗せてもらった。

トラックが止まると、スカーフのようなものを振りながら何人か集まってくる。給油の手伝いか何かをして金を稼いでいるのか???
給油じゃないとわかるとすぐ別のところへ散っていったが、その中の一人が自分らに声を掛けてくれた。トラックを降りたはいいが、どうやってセントロまで行ったらいいか右も左もわからない状態だったのでとてもありがたかった。
先住民顔をしたアミーゴのおっちゃんは信じられないほど親切だった。仕事を投げ出して近くのバス停まで案内してくれた上、セントロ行きのコレクティーボまで止めてくれた、しかも何の見返りも求めずに。
世の中にはこんな人もいる。
アミーゴのおっちゃんは、コレクティーボの運ちゃんに自分らの行き先まで告げてくれ、そのまま手を振って暗闇に消え去った。

セントロまではけっこう距離があった。
「その道を左にまっすぐ行けばカテドラルだから・・・」と言ってとある広場の前で降ろしてくれた。運賃は5.5N$。
公園のベンチに暫らく座っているとようやく明るくなってきた。ひとまず歩いてカテドラルに向かう。

プエブラはプエブラ州の州都で、その旧市街は世界遺産になっている。
まだ人も疎らな早朝の石畳の道を歩いていたときは、重厚な感じがしてなかなかいいように思えた。が、日が高くなって町に人が溢れ出すと、何てことはない、いかにも欧米人の好きそうな単なるコロニアルな町だった。
いかにも観光地といった感じの、それっぽいレストランやカフェの建ち並ぶツーリスティックな町並み。何の魅力も感じられない。
おまけにホテルはどこも高かった。しかも、あろうことかどこもかしこも満室・・・。
疲れてもいたし、場合によってはプエブラに一泊しようと思っていたのだが、予定変更。インフォメーションで地図をもらってあれこれ教えてもらう。
プエブラからほど近いところに、ラ・マリンチェという4,461mの山がある。オリサバに登る人がたまに高所順化のため登る山で、おそらく今の時季は雪もない。
ひとまずマリンチェにターゲットを絞る。
もう一度インフォメーションで行き方を聞くと、バスでトゥラスカラまで行ってそこからアプローチできるという話。インフォメーションの兄ちゃんはとても親切で、事細かにあれこれ教えてくれた。

プエブラからのバスはCAPUと呼ばれている郊外のターミナルに発着するので、まずは路線バスでそこまで。セントロから15分ほど、運賃は6N$。
ターミナル内にはバス会社の窓口がズラリと並んでいる。インフォメーションで教えてくれたバス会社でチケットを買う。トゥラスカラまで17N$。
乗り場に行くと既にバスがいて、乗り込むとすぐに出発した。

1時間ほどでトゥラスカラに到着。標高は2,250mほど。
観光客など稀な小さな町。バックパック姿が目立ったのか、バスから降りてターミナルの中に入るとすぐにポリスに声を掛けられた。
パスポートと入国カードを提示してからあれこれ教えてもらう。近くにいたおっちゃんも交えて教えてくれたところによると、さらに北のアピサコという町まで行き、そこからコレクティーボで登山口に行けるという話。
聞いたらアピサコにもたくさん宿があるようなので、今日のうちにそこまで移動することにした。

昼食を食べてからまたバスに乗る。アピサコまでは20分ほど、運賃は12N$。標高は2,400mほどまで上がった。
とにかく疲れた・・・道行く人に安宿を聞いて、ホテル・ルイス・アルベルトにチェックイン。Wが一泊240N$。ちょっと高いし、部屋ももったいないくらい広くてキレイだが、とりあえず一泊だけ。もう動きたくねぇ・・・。

暫らく部屋で休んでから外に出てみる。
アピサコは小ぢんまりとしていてなかなか居心地のよさそうな町である。安食堂とアイスクリーム屋がやたらとある。アイスクリーム屋はおそらくチェーン店で、パレンケにもあったのだが、ここのフルーツたっぷりのアイスは滅茶苦茶旨い。
工具類を扱っている店でガス・ボンベも見つけた。スプレー缶を細長くしたようなやつで、ストーブに使うにはやたらと勝手が悪そうであるがないよりマシだ。
ターミナルの近くにもっと安い宿も見つけたので、明日は引っ越すことにする。

27apr2011 早朝のプエブラ市庁舎
早朝のプエブラ市庁舎
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