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ムンバイ

2009/12/12 土

やっぱインドはすごい!
まずそう思った。
みんながみんな好き勝手なことをしている、そんな感じだろうか。

ほぼ定刻通り3:50にムンバイ着。
バンコクとの時差は-1.5H。
空港にATMがなかったのでとりあえず$50だけルピーに両替えし、プリペイドタクシーのチケットを購入。荷物代込みでCST駅まで370R(703円)。
チケットを買った時点で乗るタクシーも決まっているらしく、乗り場に行くと係のおっちゃんがチケットに書いてあるナンバーのタクシーを見つけてくれた。


ムンバイ空港1_サイズ変更
ムンバイ空港


空港から市街まではタクシーで1時間くらい。
東南アジアに比べて車の運転が荒く、助手席に座るとけっこう怖い。
タクシーはインド国産のアンバサダーで、造りはスバル360の頃と大差ないような気がする。インパネもシートベルトもなく、事故ったらおそらく死ぬんじゃなかろうか。

まだ暗い中CST駅に到着。
大きな駅で、24時間人の流れが途絶えないらしい。
それもそのはずで、CST駅の乗降客数はインドで一番らしい。植民地時代に造られたゴシック様式の駅舎は世界遺産でもある。
賑わう屋台を横目に見ながらホテルが何軒かあるらしい場所に向かって歩く。
ラッキーなことに途中で客引きのおっちゃんと遭遇し、案内してもらう。

ムンバイのホテルの高さはインド随一。しかも毎年驚くべき率で上昇し続けている。
最初に案内してもらったホテルは安い部屋が空いておらず(安いと言っても600R(1140円)もするが)、隣のSea Loadホテルをのぞいてみるも、まけてくれて900R(1710円)もする。
最初のDREAMLANDホテルに戻っておっちゃんが交渉してくれた結果、なんとか750R(1425円)の部屋に入ることができた。
それでも750R!高過ぎる。しかも部屋は決してキレイじゃないし・・・。
ムンバイは即離れようという結論になった。

インドの宿は通常24H制。
今回7:00にチェックインしたから、翌朝7:00にチェックアウトせねばならなくなった。


Dream Land外観_サイズ変更
DREAMLAND HOTEL


Dream Land 31_サイズ変更
DREAMLAND 31


とにかく眠いので、10:00まで二度寝してから外に出た。
次なる目的地はアマダバッドとし、まずはチャーチゲート駅の近くにある政府観光局でどうやって行けばいいか聞いてみた。
インドは鉄道大国であり、長距離の移動はバスより鉄道の方が快適で安いらしい。
隣のReservation Officeでチケットを取ることができる。
Reservation Formをもらって列車番号、座席クラスなどを記入、窓口に行くとフォームに沿ってチケットを取ってくれる。
なにぶん初めてでどのクラスにすべきかよくわからないので、とりあえず様子見でA/C付にしてみることにした。

窓口で対応してくれたおばちゃんの仕事振りが見事だった。
しゃべりながら左右の人差し指で「アタタタター」と北斗百烈拳ばりにキーを叩いて、あっという間にチケット発券!
3A(3段寝台)がいっぱいでちょっと高めの2A(2段寝台)となったが、これすら最後の2座席だった。
料金はA/C付きのためかなり高く一人772R(1467円)。

とりあえずの身の振り方が決まって一安心、ムンバイのフォート地区とコラバ地区をぶらぶらしてみた。
ムンバイには外国人がほとんどいない。
ツーリストエリアにあるインド門とタージ・マハル・ホテルにもせっかくなので行ってみたが、インド人観光客で埋め尽くされていた・・・。


CST駅の駅舎_サイズ変更
CST駅の駅舎


駅の中_サイズ変更
そして駅の中


CST駅の近くの通り_サイズ変更
CST駅の近くの通り


街中にはゴシック建築がかくさんある_サイズ変更
街中にはゴシック建築がかくさんある


インド門1_サイズ変更
インド門


タージマハルホテル_サイズ変更
タージ・マハル・ホテル


インド人はおしゃれだ。
男はどいつも襟付きのシャツを着ていて、女の人はキレイなサリーを身に着けている。
でも、街の中はゴミだらけで汚く、昼夜を問わず普通に路上で寝ている人もたくさんいる。
インド随一の経済都市ムンバイにしてこの有り様は、まさにカオス!何とも言えない魅力に満ちている。

日本車を闇雲に受け入れて発展している東南アジア諸国と違い、インドは乗用車もトラックもバスも全てが国産。
のんびりかもしれないが、独自の発展を遂げている。
自転車はみんな年代モノのブレーキがリンク機構のヤツ。
変速機もついてない懐かしい自転車をインド人が一心不乱にこいでいる姿はちょっと微笑ましい。

インド人は目がぎょろっとしていて一見怖そうなのだが、話すとみんないい人だ。

夜の路地はけっこう賑やか。
夕飯に食べたカレーと屋台のチャイが美味。


夕飯のカレーライス_サイズ変更
インドで初めて食べたカレー



2009/12/13 日

眠い目をこすりながら7:00にチェックアウト。
タクシーでムンバイ・セントラル駅まで行き、駅のクロークにザックを預けて身軽になる。
何はともあれまずはチャイを一杯。チャイは一杯3~5ルピー(6~10円)くらいだ。


ムンバイ・セントラル駅入り口のチャイ屋_サイズ変更
ムンバイ・セントラル駅入り口のチャイ屋


朝のムンバイセントラル駅の裏路地_サイズ変更
朝のムンバイセントラル駅の裏路地


市民の憩いの場らしいチョウパティー・ビーチまで3kmくらい歩くことにする。
途中、またインド人の奥深さに触れる出来事に遭遇した。
何故か他の犬にいじめられている一匹の痩せたメス犬がいた。体格のいい二匹の犬に吠え立てられ、完全に尻尾を巻いて壁際に追い詰められている。
と、見かねたインド人が仲裁に入り、二匹を追い払う。それも一人や二人じゃなく、近くの人全員がそんな反応を示すのだ。

一件落着したのを見届けてビーチの方へ歩き始めると、メス犬がついてきた。
何が悪いのか、この犬は行く先々で他の犬に遭遇しては吠え立てられて動けなくなり、その度にインド人に助けられている。
捨てる神あれば拾う神あり・・・インド人は弱者に対して思わぬやさしさを見せる。

ビーチに着き日陰の歩道脇に腰を下ろすと、メス犬もちゃっかり人の足元に横になる。
どうやら人の近くが安全であることを知っているらしい。
しばらくすると急に立ち上がり、何歩か歩いてから彼方を見つめながらお座りする。
と、一人のインド人がやって来てメス犬に施しを与える。
この人は犬に施しをして回っているらしく、その後もあちこちで犬にお粥のようなものをあげていた。
メス犬は食べ終わるとこっちに戻ってきて、足元に横になった。痩せているのでちょっと心配したが、こうやって最低限の食べ物を得られているのを知って安心した。


ついてきたメス犬_サイズ変更
いじめられっ子のメス犬


ビーチには家族連れのインド人が大勢来ていた。
彼方には白く霞んだ高層ビル群が見える。湾の外はもうアラビア海だ。


チョウパティー・ビーチ2_サイズ変更
チョウパティー・ビーチ


ビーチのインド人家族_サイズ変更
ビーチのインド人家族


メス犬が熟睡してる間にこっそり退散し、近くの丘に上ってみる。
丘の上には公園とイングリッシュ・ガーデンがあり、大勢のインド人で賑わっていた。
どうやらムンバイのメジャースポットらしい。ビーチも一望できて眺めもなかなかグー。


丘の上のガーデン1_サイズ変更
丘の上の公園


丘の上からチョウパティー・ビーチ1_サイズ変更
丘の上から望むチョウパティー・ビーチ


丘の上の公園でくつろぐじいちゃんたち_サイズ変更
丘の上の公園でくつろぐおっちゃんたち


屋台で食べるサモーサが美味。
昼はたいてい屋台の買い食いで済んでしまう。

夕飯は質素な食堂でカレーとチャパティーが定番。
二人で食べて100ルピー(190円)そこそこなのだから食費はかなり安く、しまもうまい。
カレーとチャパティーのペース配分が難しいのは、まだインド人のようにチャパティーで上手にカレーをすくえないからだ。
右手だけで食べるのはなかなか難しい。

どの食堂にも水道があって、食後は水でさっと手を洗い口をすすぐ。
この習慣があるためインド人に虫歯は少ないらしい。

インドでペーパーを使うことはほとんどなく、究極のエコ社会と言える。
トイレの後左手を使って水で洗い流すのはすぐに慣れた。
沢でいつもやっていたことなので何の抵抗もない。むしろペーパーで拭くだけより清潔だ。
ちなみに、東南アジア諸国でもハンドシャワーなどで洗い流すのが常だったが、トイレにゴミ箱があったので最後に尻を一拭きすることができた。が、インドはゴミ箱がないので自然乾燥だ。

トイレに限らず、インドの街中にはゴミ箱というものが存在しない。
街中だけじゃなく宿の部屋にすらゴミ箱がない。
今でこそ街中にプラゴミが溢れているが、こんな石油製品のなかったちょっと前までゴミ自体がほとんどなかったものと思われる。


夕暮れのムンバイ・セントラル駅前_サイズ変更
夕暮れのムンバイ・セントラル駅前


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Comment 2

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YA  

インド

とうとう駒がインドに進みましたね。
知り合いがインドに行ったとき
「皆親切だったよ」といっていた
のを思い出しました。
本当みたいですね。

2009/12/19 (Sat) 22:51

マユミ  

No title

こんにちは。無事にインドを旅してます。
インドのガイドブックには、インド人は嘘つきだとか、盗難や詐欺などあまりいいこと書いてなくて、実際インドに来るまではかなり警戒&緊張していたのですが、
インド人はとても親切で優しい人が多いです。良かったです。

2009/12/20 (Sun) 21:11

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