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ハバナ ~ サンタ・クララ ~ サンティアゴ・デ・クーバ

2011/4/2 土
朝のバスなのでばあちゃんに悪いと思い、昨日一時は朝食を断ったものの、夜になってばあちゃんに「朝食食べてったら」と言われて言葉に甘えた。
ありがとう、ばあちゃん!別れ際にはハグしてくれた。
御歳82のばあちゃん、もしこの先もう一度キューバに来ることがあっても、その時ばあちゃんはいないだろう。そんなことを考えながらばあちゃんとハグしてた。
82歳と言えば、フィデルやゲバラと同年代。おそらくフィデルは今85、6歳であろう。
フィデルやゲバラと同じ歳で革命をリアルに見てきたばあちゃん。どんな思いで革命を目の当たりにしてきたのだろう。

ビアスールのターミナルまでバスでは行けないらしい。
路上で適当にタクシー拾えばいいや、と思って宿を出てみたものの、意外とタクシーが走ってない。止まってくれたおっちゃんも、一応タクシーぽかったんだけど、行き先を聞くと「そっちにゃ行かない」と断ってきた。
別の路地でアメ車タクシーを捕まえた。クラシックなアメ車タクシーには外国人は乗れない、と歩き方には書いてあったりするけど、少しずつ状況が変わってきているっぽい。
が、この運ちゃん、ビアスールのターミナルを知らなかった。たまたま近くにいたおばちゃんが運ちゃんに場所を説明してくれて、OKってなことになった。運賃を聞くと、3CUC。ちょっと安すぎねーか?ま、安い分にはいいやってことで乗り込む。
何故かセントロの方へ走っていくんだけど、そっちから回って行くのか?などと思っていた。
そうこうするうちにターミナルに到着。運ちゃん、ありがとう!と3CUC払ってターミナルに向かう。路上にいた何かの客引きのおっちゃんに一応聞いてみる。「ここビアスールのターミナルだよね?」「違うぜ、アミーゴ。ビアスールはずっと向こうだぜ」
・・・アストロのターミナルだった。あの野郎・・・。
仕方なく別のタクシーを拾う。ターミナル前にはアメ車タクシーがたくさん止まっていたが、アメ車タクシーは信用できねぇ。たまたまターミナルに人を運んできた現代的な車の黄色タクシーを捕まえた。外国人をたくさん乗せているだろうから、もちろんビアスールのターミナルは知っている。
結局、アストロのターミナルからビアスールのターミナルまでさらに5CUC。

社会主義の国だから仕方ないっちゃ仕方ないんだけど、サービスという観点はゼロだわな。
窓口に列ができてるのに係の兄ちゃんはどこかへ行っちゃうし・・・「お客様は神様です」なんて国があるなんて信じられないだろうな。
指定の座席は連番だったんだけど、通路を挟んで隣同士だった。しかも他に席が空いているのに・・・。頭から順番に割り振っていくだけかよ!
幸いそれほど混んでなかったので、出発後に席を移動した。
バスは中国製の最新型。トラックや乗用車は'50年代でもバスだけは新しい。
もちろん'50年代のアメ車に交じって現代的な車も走っているけど、日本車はほぼ皆無。アメリカに右へ倣えでキューバにモノを一切輸出をしていないから、そりゃ当然。中国車と欧州車が多い。

9:30にハバナを出発して4時間半でサンタ・クララに到着。
サンタ・クララにはゲバラの霊廟があり、なんか町全体がゲバラ一色という感じ。
そのゲバラ霊廟へは、セントロからよりターミナルからの方が近い。カサやタクシーの客引きを振り払い、まずは荷物を持って霊廟へ。
が、いきなり雨が降ってきて出鼻を挫かれた。立ち食いバーの屋根の下で暫し雨宿り。腹も減っていたのでバーガーを二個も食い、いざ出陣。バーガー屋のおっちゃんがゲバラ・コインを持っていたので(しかも二枚も)、換えてもらう。

霊廟へはターミナルから歩いて15分ほど。ここは荷物の持込みが禁止されているので、近くにある預かり所で荷物を預かってくれる(しかもタダで)。
タダと言えば、うれしいことに霊廟自体も隣の博物館もみんなタダ。
閉館時間が迫っているので、まずは博物館へ。もちろんゲバラ博物館なんだけれど、今まで行った中ではここの展示が一番充実していた。写真を中心にゲバラの使っていた医療器具やカメラ、子供時代の成績表からボリビアへ潜入した際の偽造パスポート、愛用の拳銃までいろいろ。
その中にゲバラがバイクで南米を旅したときに撮った写真が三枚だけあった。ゲバラ自身の写真より、この手の写真をもっと見てみたい気がする。
ちなみに、博物館も霊廟も撮影禁止。預かり所でも博物館の入口でも何も言われなかったから最初知らずに撮ってたら注意された。
それにしても・・・ここに限った話じゃないけど、どこへ行ってもツアーバスで回ってる団体だらけ。人が浸りながらじっくり見ているところにドドドッと団体で押し寄せられるのはちょっと迷惑。時間が決まっているから嵐のように去って行くのだけれど、やり過ごしても次から次からやって来るのでキリがない。
団体だらけになってしまったので、後でもう一度来ることにしてひとまず霊廟へ。
空調の効いた薄暗い部屋の壁一面に、人の顔のレリーフが埋め込まれている。ゲバラの他に38人。名前を見ると「ゲバラ日記」に出てくる人たちであるから、ゲバラと共にボリビアの闘争で戦死した人たちであると思われる。
霊廟を出て道路を挟んで階段を下りると、墓地がある。刻まれている年号を見ると、キューバ革命の頃からつい最近のものまで。革命に関わった人たちの墓地であろう。

それからようやくゲバラの像をじっくり眺めてみる。
霊廟のあるところ一帯が大きな公園になっていて、その中にある霊廟の上に巨大なゲバラの像がある。こいつはデカイ!
像の足元には、カストロにあてた「決別の手紙」を記した大きな石碑も建っている。
じっくり見てたら、突然大粒の雨が降ってきた。
再び博物館と霊廟を見に戻る。
閉館時間ギリギリまで見て回り、再び外で像を見上げていると、預かり所のおばちゃんが自分らを呼びに来た。預かり所も閉まるらしい。そりゃそうか・・・。

霊廟を見終えてふと考えた。サンタ・クララに泊まる必要ないんじゃねーの???
サンタ・クララにはゲバラの霊廟を見に来た。霊廟を見終えてしまうと、特にサンタ・クララに留まる理由はない。
次の目的地はサンティアゴ・デ・クーバ。10時間以上かかるから、変な時間に着かないためには夜行バスに乗ることになる。このまま今晩のバスで移動しちゃった方が何かとよくない???
マユミと相談の結果、そうすることにした。
セントロからバスターミナルに来るのが面倒そうだったので、実は着いてすぐに明日の夜行を予約してきたのだが、幸いまだ金は払ってなかった。
ターミナルに戻って「やっぱ今晩のバスに乗るわ」と話すと、幸い乗れそう。移動決定!
何故かその場ではチケットを発券してくれず、30分前に来いと言うので、近くでジュースを飲んだり立ち食いスタンドで夕飯を食べたり。そう言えば、キューバに来てから座って食事してないな・・・。

30分前に行くとチケットは無事発券されて、20:00のバスでサンティアゴ・デ・クーバへゴー。運賃は33CUC、加えて預け荷物代に1CUC取られた。
ハバナ発のバスに途中乗車する形で席は空いてるところに座る形だったけど、幸い混んでおらず並んで座れた。
このバス、待ってるときによく見たら、ライトにゲバラのシールが貼ってあった。ホントに何から何までゲバラ尽くしのサンタ・クララであった・・・。
20:00に出発。
バスの中では映画を流していたが、バリバリのハリウッド映画であった・・・。
しかも、前にコロンビアのトゥルボに向かうバスの中で見たのと同じ映画で何気に見入っていたのだが、途中トイレ休憩に寄ったところで唐突に中断してしまった・・・。

2apr2011 アストロのターミナルへ連れてってくれたアメ車タクシー
まんまとアストロのターミナルへ連れてってくれたアメ車タクシー

2apr2011 霊廟にあるゲバラ像 2apr2011 バスのライトにもゲバラ
サンタ・クララの霊廟にあるゲバラ像         バスのライトにもゲバラ!
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