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ティカル遺跡

2011/3/25 金
ティカル遺跡は気合が入っていて、毎日6:00~18:00まで開いている。ミニバスも始発は5:00である。
7:00のバスで行くことにしていたので、言われたとおり6:45から宿の前で待つが、バスが来ねぇ。30分待っても来ねぇ・・・。
隣の宿の前にもそわそわしてるおっちゃんが一人。やはり7:00のバスを待っているとのことだった。
旅行会社に聞いてみると、他のホテルに寄って来るから遅れてるんだという話。どうやら置いてけぼりを食ったわけではなさそうだが、これじゃ8:00のバスに乗るのと変わらんじゃないか・・・。
7:30頃になってようやくバスが来たら、誰も乗ってねぇ・・・。単に遅れただけかよ!
その後他のホテルに寄って残りの人たちをピックアップ。皆さんやはりそわそわしながら待っていた。そりゃそうだ、気合を入れて遺跡を見に行こうとしてたんだから。
途中で地元の人を拾いつつ、1時間半でティカルに到着。
入場料はグアテマラ人が25Qに対し外国人は150Q。値上がりが激しい。
同じバスに日本人のユミコさんがいて、一緒にのんびり遺跡を回る。

ティカルはコパンより規模が大きく、ジャングルの中に50~70mくらいの階段ピラミッドの神殿がポコポコ林立している。見どころはこの神殿群で、彫刻を施したのは主に石灰岩だったらしく、コパンのような美しい彫像やレリーフはあまり残っていない。
神殿の幾つかには上ることができ、そこから見ると背の高い樹木の上に神殿がポコポコと顔を出している。緑の樹林の上に顔を出す神殿の様が、巨神兵の残骸みたいだ。絶えず咆哮しているホエザルの鳴き声が巨神兵の雄叫びのように聞こえる。
敷地内にはけっこう動物もいて、あまり人を恐れないらしく(慣れているのとは違って餌をねだりに来たりするわけではない)、ホエザルやハナグマの群れも人を意に介さずに姿を見せてくれる。
贅沢を言えば、ちょっとキレイに復元されすぎなのかなぁ・・・。思ったほど人も多くないし(特に朝と夕方はほぼ貸切状態になる)、なかなか見応えはあるのだけれど、インパクトという意味ではコパンの方が上だったかなぁ。もっとも最初に見たのがコパンだったからかもしれないけれど・・・。
神殿の階段はけっこう急で、素晴らしいことに上には柵も何もない。特にⅤ号神殿は高さがあって、上り下り用に設置された木造の階段が笑えるほど急だった。年に何人か死んでいるのではあるまいか・・・。
こういう大らかさは日本にはないなぁ。神殿の上にも第一に柵が設置されちゃうだろうし。いや、それ以前にもし日本だったらそもそも神殿に上れないか。
一足先に帰るユミコさんと別れて敷地内をブラブラ。
団体客は引き上げるのが早く、15:00になるとほとんどガラガラの状態。じっくり遺跡を見るには最適の時間かもしれない。どこもほとんど貸切状態だ。

17:00のバスで帰るべく遺跡の入口に戻る。と、来たときには気付かなかったが、入口近くの工事現場に日の丸が翻っている。「おっ!」と思って写真を撮っていると、日本人らしき作業者が二人、現地の作業者と一緒に歩いてきた。
声をかけたらやはり日本の建設会社の人たちだった。JICAの仕事を請け負って遺跡の入口近くに研究センターを建てているとのことだった。来年1月の完成予定らしい。さすが仕事が早い。工事現場の看板の前で一緒に写真を撮らせてもらった。

ティカルは夕日のキレイなところだ。地表近くが塵っぽいのか、空が信じられないほどオレンジ色に染まる。太陽も大きく見えるな。
今日の夕日はひと際キレイだった。

さて、フローレスには「すいか」という日本人女性がやっておられる日本料理屋があるらしい。カレーや親子丼が30Qほどで食べられて値段も手頃。
今もあるのかどうか定かでないが、宿から歩いてすぐなので行ってみることにした。
ちゃんとあった!
一階には座敷もあるが、二階は湖からの夜風が吹き抜けて気持ちいい。
二階のテーブルで料理を待っていると・・・「こんばんは」と女優の原沙知絵さんが連れの女性二人とやって来て隣のテーブルに座った。
自分はすぐに気付いたが、マユミは気付かなかったらしい。とびきりキレイな人が来たなぁとは思ったらしいが・・・。
実に気さくで素敵な人だ。
が、やはり独特なオーラがあってなかなか話しかけられないなぁ・・・。
食べ終わって店を出ようと階下へ行くと、先ほどお会いした建設会社の二人、コーダさんとスズキさんが飲んでいた。そのまま合流。
バイタリティーがあって実に面白い人たちだ。話が尽きん。
ティカルで会ったときは、てっきり年配のコーダさんが上司で若いスズキさんを連れているのかと思ったのだが(ヘルメット姿も板についてたし)、コーダさんの方は現地で採用されたばかりだという話。
激動の紆余曲折を経て今に至っているわけだけど、すごいなこの人。世の中にはすごい人がいるもんだ。
で、話をしているうちに、「NHKの撮影で今日日本の女優さんが来てるらしいんだよねぇ」という話になった。誰かに聞いてきた二人は、「三人組らしい」とかけっこう詳しい情報を持っている。が、コーダさんがメモってきた名前はお付きのスタイリストさんか誰かの名前。肝心の女優さんの名前は知らないらしい。
「上にいる人たちじゃないかなぁ」と話すと、「どれ、どれ」という感じでコーダさんが出撃。
「あれ?どこかでお会いしませんでしたか?」・・・普通言えんよなぁ・・・。やっぱすげーわ、この人。
正真正銘原さん本人で、気軽に写真撮影にも応じてくれた。素敵な人だ。一瞬でファンになってしまった。
いつもは飯を食いに行くのにカメラなど持っていないが、ティカルから帰ったばかりのこの日はたまたま持っていた。こういうのも何かの縁なんだね、きっと。

すごい一日だった。
久々にティカルで日本人に会ったなぁと思ったら、帰り際に建設会社の二人に会い、たまたま行った日本料理屋で二人に再会、そして原沙知絵さんとばったり会う。
ティカルの感動などすっかり飛んでしまった素晴らしい一日だった。

25mar2011 巨神兵のように顔を出す神殿 25mar2011 失われた世界
巨神兵のように神殿が顔を出している        失われた世界

25mar2011 神殿の幾つかには上れる 25mar2011 Ⅴ号神殿
上れる神殿が多い                    Ⅴ号神殿

25mar2011 横に設置された急な木造階段を上る 25mar2011 年に何人か落ちる人がいそう
横に設置された木造階段は笑えるほど急      年に何人か落ちてるだろ、これ?

25mar2011 夕方のⅠ号神殿 25mar2011 工事現場の看板の前で
夕方のⅠ号神殿                     工事現場の看板前で

25mar2011 原沙知絵さんと@すいか
原沙知絵さんと@すいか
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