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サン・ヘラルド

2011/3/2 水
うぉおおお・・・チリポ山、めんどっくさー。間違いなく入山前の山小屋の予約が核心だ、この山は。
サン・ヘラルドのレンジャー事務所では、前日じゃないと山小屋の予約ができないらしい。
明日の山小屋はもういっぱいであるからして、明後日金曜の山小屋の予約を明日の朝一にしなければならない。
問題なのは一日に予約できる定員・・・現地のレンジャー事務所で予約できるのは、何と!一日たったの10人だけ。
で、朝一ってのは事務所が開くのが6:30なんだけど、「人がいっぱいいるから4:00には来て並んでた方がいいよ」ってな話。
やりすぎだ、コスタリカ!そこまで人を制限する必要があるのか???
山小屋の宿泊費と入山料は別にかかるみたいだから、チリポ山に登るなら長谷川カップよろしく軽荷でワンデイで登るのがいいのかも。
ワンデイ登山で許可が出るのかどうかは定かでないが、山頂まで片道20kmしかないから、長谷川カップが制限時間24時間で75kmあることを考えると十分可能なレンジだ。もっともそんな修業的な登り方をしても面白くもなんともないかもしれないが・・・。
とにかく入山までが面倒くさい山である。サンホセからツアー登山で来るのが簡単かもね~。

久々の快晴!
サン・ヘラルドには、サン・イシドロから9:30発のバスで来た。
昨日着いたバス乗り場とは別にある町中のターミナルから一日二本出ていて、運賃は2,000C。距離はそれほどないのだけれど、ずっと上り坂だったり途中からダートになったりで1時間15分ほどかかる。
それにしてもコスタリカは実に大らかな雰囲気の国だ。年寄りが多くて何か妙にホッとする。道端やバス・ターミナルで売っているスクラッチ式のくじが大好きで、じいちゃん、ばあちゃんがこぞってくじを擦っている姿は実に微笑ましい。

サン・イシドロとは逆に、サン・ヘラルドは思っていたよりずっと小さな村だったので驚いた。村に一軒だけスーパーというか大きめの商店がある。
着いてすぐにレンジャー事務所へ行ったのだが、そこで上記のようなことを聞いた次第。
一日10人って・・・同じバスで来た登山者だけで既に7人いるんですけど・・・。もちろん誰も宿の予約などしていない。
これは想像だけど、ツアーを除き個人で手配した場合、おそらく電話では何日も先まで予約がいっぱいなどと言われるのだと思う。枠は少ないけど直接現地で予約するのが、個人で明日とか明後日に登ろうと考えている人に残された唯一の手なのではあるまいか。
それでも同じバスで来た3人組のフランス人は余程時間がないようで、チリポ山は諦めて明日近場を歩いて帰ると言っていた。ここまで来ながら気の毒なことだ。
まだ若い物静かな男3人組で、かのメラニーと同じ国の人とはとても思えなかった。メラニーならそうとわかった時点で、予測不能はクレイジーな行動に出たに違いあるまい・・・。

村の中に宿は何軒かある。欧米人好みに造られた小奇麗な宿ばっかりでちょっとげっそり。
何軒か聞いてみたけど宿代は高め。
どうせ明日の4:00にレンジャー事務所に来なきゃいけないんだからってことで、事務所の隣にあったホテル・マリンに決定。ま、結果的にはここが一番安くてローカルな宿だった。
トイレ、シャワー共同のWが10,000C。宿の人の感じも良くてけっこうオススメ。もちろん他の宿と比べると数段見劣りするけど、少しでも静かでローカルなところがいい人は是非!

山小屋のコンロを使えるのかどうか不明だ。宿の兄ちゃんは、自前のストーブを持っていかなきゃダメだと言っている。
宿でもストーブ(もちろんニードル式)をレンタルしているが、レンタル料が一日1,500C。しかもガスのカートリッジは新しいのを村のスーパーで買わなきゃダメそう。これが1,500C。
村のスーパーにニードル式のガスは奇跡的に置いてあったが、自分らの欲しいグローバル・スタンダードに近いネジ式のやつはもちろんない。
何でパナマやコスタリカではレアなニードル式のガスを使ってるんだ???一度ヘッドをセットしちゃったら使い終わるまで分離できないじゃん!それだとがさばって持ち運びに不便じゃねーか!第一ザックに入れておいたらガスが漏れちゃうじゃねーかよ!つまみを回せばガスが出るんだからさ・・・。
やっぱりガソリン・ストーブがいいと痛感している今日この頃である。
うぅぅん、山小屋のコンロが使えなかったら、このあいだみたいに食料はパンだけにしよう。
そんなことをあれこれ考えていると、ますますワンデイで登った方がいいのではないかと思えてくる。と言うか、そこまでして登る価値ある山なの?とさえだんだん思えてきた・・・。
そうそう、夜は宿の周りにも蛍が舞っていてキレイである。ロライマ以降やたらと見ている気がするが、いつ見ても何度見ても美しい。

2011/3/3 木
朝4:00過ぎに隣のレンジャー事務所へ行ってみると・・・いた!既に4人も門の前で待っていた。チリポ、恐るべし!
でも、人がいてちょっと安心した。真正直に4:00なんかに来てるのは自分らだけで、実はみんな6:00頃来るんじゃねーの?、とちょっと疑っていたのだ。
すぐ後からもう一人来て、5:00前にあと二人来た。5:30になると夜が明け始める。
結果的には、この日の朝来たのは以上9人。来た人はみんな登れることになったので、とりあえずはよかった!

コスタリカは時間にはかなり正確。バスも定刻通り出発するかと思えば、レンジャー事務所も定刻前に開いた。スバラシイ!
一組ずつ事務所に入って帳簿に必要事項を記入し、入山料(二人で15,180C)と宿代(二人で10,120C)を払えば手続き終了。ものの数分で終了する。
帳簿を見る限り、60人なんて絶対入山してない。昨日の夕方ツアー・バスで来たフランス人の団体が今日入山しているようであるが、それでも10人ちょっとだ。しかも二泊する人なんてほとんどいない。
別にトータルの人数制限は60人でもかまわないけど、空きがあるなら杓子定規に10人と決めずに入山させてくれりゃいいのに・・・。

それにしても毎回驚かされるのは皆さんの言語力だね。母国語以外に少なくとも英語とスペイン語はペラペラだ、脱帽!
先に来ていたのはカナダ人のカップルとベルギー人のカップル。ベルギー人のカップルは二人で話すときはオランダ語?だし、カナダ人のカップルはモントリオールの人で、二人で話すときはフランス語。最後に来たカップルはオランダ人、話しているのはもちろんオランダ語。
待ってる人同士で話すときは英語、レンジャーの係官とはスペイン語でペラペラ話をする・・・なんかすごいことになってるなぁ・・・。
皆さん感じのいい人で、いたってまとも。馬鹿デカイ声で話をしているような人はいない。ま、これが普通だよなぁ・・・。
そう考えると、しつこいようだが、パナマまでの船で一緒だったラテン馬鹿トリオは相当異常なヤツらだった。あれ以降、あんな輩はどこにもいない。あれは現実だったのか?とさえ思えてくる。
レンジャー事務所が開くのを待ってる今この場所に、もしヤツらがいたら大変なことになってるよ。「ペロ~・・・ペロ~・・・ポルケ~・・・ポルケ~・・・ペロ~・・・」うるせーよ!思い出しただけでうるせぇ~!
まぁもっともそれ以前にヤツらの場合は間違っても4:00には来ていないだろうが・・・。ラテンの乗りで6:30過ぎにノコノコやって来たことだろう。

今日も天気は悪くない。が、天気はとても変わりやすく、すぐに雲が湧く。
晴れて明日からチリポに登れることになったので、今日は山の準備だけして一日のんびり。
レンジャー事務所で確認したところ、やはり山小屋のコンロは使えないらしい。おそらく設備はあるのだ、ツアー客の食事は小屋でガイドが準備するみたいだから。が、個人山行の人は使えないようである。
今回もパンと行動食だけで済ますことに決定!お陰で荷物が軽いぞ、こん畜生!
夕方15:00以降に激しい雨。果たして明日の天気は大丈夫なのかしら・・・。
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