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トゥルボ ~ カプルガナ ~ プエルト・オバルディア

2011/2/3 木
あり得ねぇ・・・・・・・・・。無理、無理。
トゥルボからカプルガナへ渡るボート、カプルガナからプエルト・オバルディアへ渡るボート、ともにあり得ねぇ・・・。
波が高過ぎ。ボートが完全に宙を飛んでる・・・。
着水するときの衝撃でボートも体もバラバラになりそう。久々に死ぬかと思った・・・。

気合を入れて6:00前に宿を出、ボート乗り場まで歩く。
まだ暗いうちからボート乗り場にはたくさんの人がいて賑やかだ。カプルガナへ渡る人がこんなにいるのだろうか?
早速チケットを買うと、ボートが出るのは8:30。もっと早くわかっていればあと1時間は寝ていられたのに・・・。
カプルガナまで運賃は50,000COP。
トゥルボから東のパナマ方面には道がない。移動の手段はボートに限られる。そのためか、ボート乗り場は人でごった返している。
トゥルボは小さな入り江の西に位置していて、地理的にはこのあたりまでを南米大陸とみなすことができる。その先は、まだコロンビアだけど南米大陸を脱する形になる。
結局南米には半年以上いたのだけれど、いよいよサヨナラだ。
8:00前、入り江にけっこう大きな船が入ってきた。その前後から桟橋に人が並びだしていたので、おぉあの船か!と思っていた。
もうちょっと人がはけてから動こうと思っていたのが、並んでいる地元の人たちが手招きして自分らを呼んでくれる。
ん???もしかして外国人を優先的に乗せてくれるのか?
桟橋で荷物の重さを量り、荷物代として1人5,000COPずつ払う。
桟橋には30人乗りくらいの小さなボートが横付けされていた。あぁこのボートで船まで行って乗り込むのね・・・。
荷物を積んでもらってボートに乗り込む。
そのうちパスポートのチェックがあり、ライフ・ジャケットが配られる。
・・・どうやら船に乗り込むのではなく、そのままこのボートでカプルガナまで行くらしいことが判明。
あっそういうことね、だから先に通してくれたのね・・・。乗り場にごった返している人たちはカプルガナへ行くわけではなかった。結局カプルガナへ向かうのは30人ほど。
このあたりではこの手のボートをランチャと呼んでいる。
8:45頃出港。最初は入り江が狭いのでノロノロ進む。
入り江が広くなったと思ったら、ボートは狂ったように疾走・・・あり得ねぇぇぇーーー!このまま3時間も乗っていられるとはとても思えない。
波に衝突するときの衝撃、大きな波に乗り上げて着水する時の衝撃でボートも体もバラバラになりそうだ。それでもまだ最初は写真を撮ってる余裕があった。
暫らくは汽水域で、水はアマゾン川のような色をしていてしょっぱくもない。
一時停船。波が高くてダメだ、ということで、それまで装着されていたビニールシートの屋根を外し、船首に積まれていた荷物の一部を船尾へ移動。
停船していると衝撃はないのだけれど、大きな波に弄ばれてボートが揺れる、揺れる。あまりにも小さく頼りがいのないボート・・・これはこれで別の恐怖感がある。しかも激しい揺れで酔いそう。
再び疾走を始める。船酔いしそうな感覚は全くない代わりにこの衝撃・・・あり得ねぇぇぇーーー!
ボートが完全に宙を飛んでる。着水するときの衝撃が半端ない。ボートってこんな高い波の中を疾走できるのね・・・。
ここから先は荷物も人間もずぶ濡れ・・・。もしこれからこのボートに乗ろうという人がいたら、乗り場で売ってるビニール袋で荷物を完全防水しといた方がいいです。
やがてアマゾン川の2河川合流点のようにクッキリと水の色が変わるポイントを通過。水はカフェ・オ・レ色から濃紺、そしてエメラルド・グリーンに変わる。
ますますあり得ない状況に・・・。
いったいこれで波の高さは何メートルあるのだろう・・・ボートの周りにあり得ない光景が広がっている。
大きな波に乗り上げて山の頂点から波の谷を見下ろすとかなりの高さがある。ひえぇぇぇーーー実際その谷に着水するわけではないのだが、着水時にはものすごい衝撃がある。冗談抜きで骨が粉々になりそう。
その衝撃に備えて腰を上げ、耐衝撃姿勢をとる・・・その繰り返し。手ぶらならともかく、膝の上にpcの入ったサブザックを抱えたままだから大変。
左手には陸地の岩壁が見え、時折り海中にも大きな岩が現れる。その岩壁に大きな波がぶつかって白く砕け散る・・・まるで東映のオープニングのよう。
波間から白く砕け散る波が見え、すぐ横を大きな波が、時折り白く波立ちながら通過していく・・・あり得ねぇ・・・。
後半は他の客もすっかり疲れてぐったりしている。
3時間後、ようやくカプルガナに到着。波が高くて桟橋に渡るのも一苦労。最後の最後まであり得ない状況だ。
すぐにパナマ行きのボートの客引きが現れる。桟橋でミリタリーの荷物チェックを受け、客引きの人にイミグレまで案内してもらう。イミグレは桟橋のすぐ近くにあってわかりやすい。
コロンビアの出国スタンプをもらい、客引きについてまた桟橋まで戻る。
カプルガナはちょっとツーリスティックな感じだけれど、静かでなかなか居心地がよさそう。おそらくロンプラには紹介されていて、同じボートに乗ってきた人の大半はカプルガナに滞在する人たちだった。
パナマへ渡る人が大半だろうと思っていたのだが、実はパナマへ渡る人はほとんどいない。よくまたあのボートでトゥルボへ戻る気になるなぁ・・・。
カプルガナからパナマのプエルト・オバルディアまで運賃は25,000COP。ボートは不定期で、人数が集まり次第出発する。
しばらく時間がありそうなので桟橋近くの売店で軽く昼食をとる。
すっかりくたびれて既にクタクタ。ボートの舷側を握り締めていた左腕がパンプしそう。
13:30過ぎに人が集まって出港となった。
今度のボートはさっきのやつよりさらに小さい。乗客は17人。
そのうち9人はカプルガナから10分ほどの町で降りてしまい、パナマへ渡ったのは結局自分らの他にコロンビア人の女の子3人とパナマ人のおっちゃん3人だけ。
ボートは小さいが、最後列の席に座れたのと、先ほどのボートほどスピードを出さなかったことから衝撃はまだ小さかったような気がする。でも、あり得ないことには違いないわなぁ・・・。
カプルガナを出て正味40分でプエルト・オバルディアに到着。桟橋ではなく浜の近くにボートを寄せて、最後は海に飛び込んでパナマに上陸!
まずはミリタリーのパスポート・チェックと荷物チェックがあり、それからイミグレへ。
クレジット・カードか現金を提示するだけであっさり入国スタンプをもらえた。ま、これだけ苦労して入国すりゃ出国チケットとか野暮なことは言われないということか。そもそもこんな寒村でそんな細かいこと言われないだろうけど・・・。
ちなみに、入国手続きの際にパスポートのコピーが2枚必要。コピーは近くのネット屋で可。
何はともあれ無事パナマに入国できて一安心。パナマ・シティはまだ遥か彼方だけれど・・・。
プエルト・オバルディアは完全なる陸の孤島で陸路はないから、ここからは船を捕まえてサン・ブラス諸島経由でパナマ・シティへ向かう予定。あと何日かかることやら・・・。
村には看板を掲げている宿は一軒しかない。その宿、PENSION CANDEにチェックイン。と言っても宿に人は常駐しておらず、もちろんレセプションもないから、近くにいる人に声をかけるとオーナーを連れてきてくれる。
オーナーは村の警官。そこそこ部屋数はあるけど客はおらず、部屋を見て好きな部屋に泊めてくれる。トイレと水浴び用の水道、ファン付きのWが一泊$10。
電気は18:00から夜中の3:00頃まで使える。
ちなみにパナマの通貨は米ドル。

3feb2011 朝のボート乗り場@トゥルボ 3feb2011 一瞬この船かと思ったのだが・・・
朝のボート乗り場@トゥルボ              一瞬この船かと思ったのだが・・・

3feb2011 実はこのボートだった 3feb2011 隣のボートは大賑わい
実はこのボートだった・・・                隣のボートは大賑わい

3feb2011 いったん停船して荷物を積み替えたところ 既に疲労の色が・・・ 3feb2011 カプルガナの船着場
途中で荷物の積み替え 既に疲労の色が・・・   カプルガナの船着場

3feb2011 プエルト・オバルディアへ渡るボートはさらに小さい 3feb2011 途中で一人をヨットに降ろす
パナマへ渡るボートはさらに小さい          途中でヨットに一人降ろす

3feb2011 あり得ねぇ・・・ 3feb2011 浅瀬に飛び込んでプエルト・オバルディアに上陸!
あり得ねぇ・・・・・・                     浅瀬に飛び込んでいよいよパナマ上陸!
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