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マルガリータ島

2011/1/24 月
5:00過ぎになって開錠されると、おっちゃんと2人組の兄ちゃんは即座に脱出していった。
7:00と8:00のフェリーがあるらしく(やっぱり朝のフェリーがあるんじゃねーか!)、窓口も開いて朝早くから人も続々と集まり出した。
インフォメーションでもう一度フェリーの時間を確認。今度の人の話では、毎日エクスプレスが4便、トラディショナルが2便あるという話。聞く人ごとに違うことを言うので今ひとつ信用できないが、ともかく朝のフェリーはありそうなので一安心。
路線バスに乗ってポルラマールへ移動。町に近づくと渋滞していて、1時間弱かかった。運賃は4Bs。ベネズエラは石油が嘘みたいに安いのでトランスポートは安い。
マルガリータ島はもっと人口が少なくてリゾート地然としているのかと思っていたのだが、ポルラマールは庶民的で過ごしやすそうな普通の町だった。これなら宿もなんとかなりそう。
ボリーバル広場近くでバスを降り、まずは宿探し。セントロには安宿の類もそこそこあって、100~180Bsくらいが相場といったところ。町の人に聞くと親切に宿を教えてくれる。
ボリーバルの手持ちが心もとない。このまま両替えできなかったら手持ちの金でやりくりせねばならんので、宿はなるべく安いところに・・・。
一軒あった!Wが70Bsの場末の宿が・・・。
久々のボロ宿。暑くてじめっとしていて蚊とゴキブリがいっぱい。まぁそんなのは許容できるのだけれど、水周りがお粗末なのでちと悩む。部屋にトイレとシャワーが付いているのだが、水が出ない。どういうことかと言うと、バケツに水が溜めてあってこれを使うというわけ。トイレもシャワーも洗面台も水を汲んで流す・・・こんなの久しぶり。
一度宿を出て近くの路上でもう一度お金の計算をしてみる。選択の余地なし・・・このまま両替えできなければこの宿に泊まってギリギリの計算だ。あぁぁ何でサンタ・エレナで両替えしなかったんだろう。
宿に戻ってすかさずチェックイン。ちなみに宿の名はラ・ローサ。
宿はけっこう盛況で部屋はそれなりにうまっていて、完全に住みついているベネズエラ人のおばちゃんなどもいる。エアコン付きの部屋もあるのだが、もちろん水は出ない。何も自分らの部屋だけ水が出ないわけではなく、宿全体がそういうことになっている。
こんなにボロくて水も出ないのに、部屋にはTVがあったりする。
恐れていた通り、マルガリータ島には両替え屋がいないようである。宿のおばちゃんに聞いてもカンビオか銀行へ行けと言う。うぅぅむ、困った・・・公定レートで両替えするのはあまりに馬鹿げてる。
ポルラマールの町はエル・バージェ川(ただのドブ川)を挟んでセントロのある西区とリゾート・ホテルの建ち並ぶ東区に分けられる。
島内は免税地区になっていて、町中には電気屋や服を売る店なんかがやたらとある。東区には高級ブティックなどもあるから、買い物好きの人にはいいかもしれない。
高級ブティックと言っても店構えはどことなくくたびれているし、建ち並ぶリゾート・ホテルもどこか洗練されていない感じ。想像していたリゾート地とは違い、冴えない田舎のリゾート地といった印象だ。どの道自分らには関係ないけど・・・。
むしろセントロが庶民的で屋台や安食堂がたくさんあって予想外に過ごしやすいのが自分らにとって好印象。
ダメ元でカンビオへ行ってみたら、$1=7Bsで両替えしてくれた。助かった~これでひもじい思いをせずに済む。これが宿を決める前なら尚良かったが仕方ない、宿は諦めよう。
そのカンビオには両替えではなく、何かの用事で大勢の若い中国人が順番待ちしていた。別室で両替えのときに両替えしてくれた人に聞いてみたら、近くに中国人のコミュニティーがあって最近また中国人の移民ブームなのだとか。そもそも町には中国語の看板がたくさんあり、既に中国系の人がかなり住んでいるのであるが、また中国人が増えるわけか・・・。
それにしても何と言うか、中国人の生命力というのはスゴイ。マルガリータ島なんて知ってる日本人がいったい何人いることやら・・・そんなところにまで移民しているのだからスゴイ。おそらく世界中に中国人の住んでない場所などないであろう。
ボリーバルも手に入ったところで、午後からプンタ・デ・ピエドラスの北西にあるラ・レスティンガ湖へ出向いてみた。ここにはマングローブが広がっている。ビーチに興味のない自分らにとってマルガリータ島で唯一見てみたかった場所だ。
それにしても危ないところだった・・・もし両替えできなかったら何もできずに島から去らねばならないところだった。
ラ・レスティンガ湖へはポルラマールの海岸沿いからバスが出ている。運賃は5Bs。
道路が空いてて予想外に早く30分ほどで到着。
軽く腹ごしらえして早速ボートに乗る。湖の周りには歩けるようなところはなく、ボートでマングローブを見て回る以外にない。
ボートは60分で1艘170Bs。最大5人まで乗れるから5人でシェアできると安く済む。暫らく待ってみたが4、5人連れで来る人ばかりでシェアできそうになかったので、自分らだけでボートを出してもらう。
湖といっても外海と繋がっていて水は海水。塩の干満によって水位も上下する。
ボートは無数に張り巡らされた迷路のような水路へ分け入っていく。マングローブを間近に見るのは実に久しぶりだ。
マングローブの呼吸根には無数の貝が付いていて、時々真っ赤なヒトデも張り付いている。それからよく見かけるのがカニ。マングローブ・ガニとでも総称されるカニで、磯にいるカニと違って縦に歩き、網の目のように張り巡らされた呼吸根を器用に登る。縦に歩くためか、甲羅も縦長。
大型の鳥ではグンカンドリとペリカンが目につく。
ガル・タイプの巨大な後退翼で一切羽ばたきもせず上空を滑空するグンカンドリは実にカッコイイ。見ていて惚れ惚れする飛行姿だ。遠目にはプテラノドンのように見えるけど・・・。
一方、水面ギリギリを飛行するペリカンの姿は「千と千尋の神隠し」の湯ばーばのように見える。
船頭兼ガイドのおっちゃんはボートで移動中トローリングをしていたようで、途中60cmくらいある大きな魚を釣っていた。
ラ・レスティンガ湖のマングローブもじっくり見られたし、これでもうマルガリータ島に思い残すことはない。
道路でバスを拾ってポルラマールまで帰ってきた。
両替え屋は探してるときはいないのに、用もないときに声をかけられたりする。セントロをブラブラしているときに声をかけられた。
これ以上マルガリータで両替えする必要はなかったのだけれど、9とか9.5とか信じられない数字を言っているので試しについていったら、コイツらはインチキ両替え屋だった。
手口は、向こうの金をこちらが数え終えた後に「いくらあった?」とか言ってもう一度取り上げ、数え直している隙に札を何枚か抜くというよくありがちなパターン。
枚数を増やすためだろう2Bs札がそんなに含まれているのがそもそも怪しいし、最初の一人は手捌きが下手で抜き取った札が見え見えだった。
代わってもう一人が出てきた。手捌きは上手いがやってることは同じ。残念ながら自分がちゃんと数えた札しか受け取らないよ。そんなの両替えの鉄則だ。自分で数えて納得した札を何でお前がもう一度数え直す必要があるのか、まったくもって意味不明。
自分で数えた札をそのまま受け取れない限り取引不成立。ってことでそのままバイバイしてきた。
そんなわけで、あまりいいレートを言ってくるヤツも信用しない方がいい。

24jan2011 プンタ・デ・ピエドラスの待合室 ビバーク開けの朝 24jan2011 ポルラマールのボリーバル広場とカテドラル
ビバーク明けの朝                    ポルラマールのボリーバル広場とカテドラル

24jan2011 ボートでマングローブの中をゆく 24jan2011 おっちゃんがデカイのを釣り上げた
ラ・レスティンガ湖:ボートでマングローブの中をゆく  船頭のおっちゃんがデカイのを釣り上げた

24jan2011 マネキンもデカパイ
番外:マネキンもベネズエラン・サイズのデカパイ
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