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レンソイス

2011/1/8 土
雨季の今時分は晴れることはそうそうなく、今日も雨が降ったりやんだりのスッキリしない天気。
ツアーは14:00からで、その直前から大雨・・・。
驚いたことに10分前に迎えが来た。あっ、やっぱり行くのね。
ピックアップは自分らが一番で、その後他の宿に寄りながら参加者をピックアップ。
宿に車が着くなり皆さんも苦笑い。ま、こりゃ笑うしかないわな・・・既に自分らはびしょ濡れだし。
町中を隅々までよく見ると、思いのほか宿はたくさんあった。でも、見るからに自分らの宿が最安だと思う、いくらか聞いちゃいないけど・・・。
ツアー・メンバーは子供も含め総勢12人。自分ら以外は全員ブラジル人で、皆さんけっこういい宿に泊まっておられる。
他にもツアーの車が町中をたくさん走っている。
全員揃ったところでいざ出発!
小さな町中を抜けて川に出たところで車ごと渡し舟で対岸へ渡る。渡った先からはずっと砂地を行く。
車はランクルならぬトヨタのBANDEIRANTE。間違いなくトヨタの車で見た目はランクルなんだけど、ランクルとは書いてない。BANDEIRANTE。ブラジルではそういう名前で売ってるんかいな?面倒なので含めてランクルと呼ぶことにする。
アフリカでも南米でも、こういった悪路のツアーとなるとランクルのシェアは絶大だ。町中はVWやフィアットの多いブラジルだけど、悪路となるとやはりランクル。世界中で絶対的地位を築いているその存在感はスゴイの一言。
今回走っているのもなかなか手ごわそうな砂地なんだけれど、乗ってる人がキャーキャー言ってる中を何事もなく走ってしまう高性能っぷりには毎回感心させられる。
砂は、ホントにこの先に白砂漠があるのかと不安になるくらい白くない。
しばらく砂地を走ると、砂丘の入口に到着。そこには例によってランクルの群れ。毎日かなりの人数が訪れるらしい。
内訳はほとんどがブラジル人で、ブラジルの中ではよほどメジャーなスポットであるらしい。
「エッ!これっ?」入口に立つ砂丘を見てまずそう思った。白くない・・・。
いやいやそんなはずはない、この砂丘の向こう側には白砂漠が延々と連なっているはず。そう思って登ってみたが、白くない・・・。
ツアーは、先にある湖を目指して裸足で砂漠の中を歩いていく。さすがに湖の方まで行けば白砂漠が・・・そう期待して歩き続けるが、行けども行けども白くない・・・。
白く見えない理由はいくつか考えられる。
①まず砂自体がそもそも真っ白というほど白くない。
②そしておそらくこれが決定打なのだが、降雨後は水がしみ込んで砂が黒っぽくなる。実際、砂を掘り返してみると白い部分が現れるには現れる。まぁそれでも真っ白というほど白くはないけれど・・・。
③さらに曇天下ではあまり白く見えない。おそらく青空の下で見ると、白さが際立つのだと思う。
過度に期待しすぎたのだろうか?
実際自分らの中ではレンソイスをブラジルのハイライトと位置づけていたので、期待は相当大きかった。それもこれも前に映像で見たレンソイスのイメージが強烈だったからだ。
延々と広がる真っ白な砂漠の中に青く透き通る湖、と言うか水溜りが無数に連なる光景は、この世のものとは思えない美しさだった。
でも、それがこれ???
雨季の始まったばかりの今の時季に湖がないのは予想の範疇だった。でも、白砂漠が白くないってのは思ってもみなかった・・・。
物事にはタイミングがある。レンソイスほどタイミングが重要な場所もそうそうないのではなかろうかと思う。
おそらくベスト・タイミングは乾季の始まりの頃。その時季に見た人の印象は、自分らとは180°違ったものであろう。
これからレンソイスへ行く人がいたら、雨季の始まりの1月頃行くのは絶対にオススメしません。
今の時季、湖は一つしか残っていない。しかも、その湖は青くない・・・。決して曇天の所為ではないと思うのだが、どこにでもあるような緑色をしている。
一応魚はいた。乾季には砂の中でじっとしていて、水が溜まると生き返るというあの不思議な魚が。
期待していた光景とのあまりのギャップに自分ら二人は思わず砂丘に呆然と立ち尽くしてしまったが、ほとんどのブラジル人にとってはあまり関係ないようで、一つしかない水溜りで元気に泳いでいた。
湖のところまで皆で歩いて、そこで自由に行動して、それでツアーは終了。
ツアーと言うより砂丘入口までの送り迎えと言った方が正確なところであるが、余計なことをしない分、内容としては悪くなかった。メンバーのブラジル人も陽気で節度のある人たちだったし。
ただタイミングだけが・・・。
同じルートを辿って18:00過ぎにバヘリーニャスへ帰ってきた。
各自の宿まで順次送ってくれるわけであるが、最初に寄ったのが自分らの宿だった。
宿の前に車を止めたとき、一瞬他の人たちが固まった。頭の上に「?」が浮いているのが見えたような気がした。
「何でこんなとこに車止めたんだ?」「もしかして誰かの宿なの???」
自分らでーす。チャオ!
手を振ってくれてる人たちの笑顔もどことなく強張っているように見えた。そこまで酷い宿じゃないけどなぁ・・・。
バヘリーニャスでは昼も夜もご飯ものが食べられた。焼鳥丼のようなやつで、要するにシュハスコなんだけど、これがまた馬鹿ウマ!豆も生野菜も入っていてとってもヘルシー。
ブラジルは口に入れる前に皿の上でグチャグチャにかき混ぜる食文化で、韓国に近い。地元の人に倣ってかき混ぜて食べると旨さが増すような気がする。
我々日本人は別々の器に盛られた料理を口の中で混ぜる食文化であるが、ブラジルの料理はブラジル式に皿でかき混ぜて食べた方が美味しく感じるから面白い。
夜食べたおばちゃんの所は、どう見ても自分ちでバーベキューをやっているようにしか見えなかったなぁ・・・商売していることがパッと見ではまったくわからんかった。

8jan2011 ツアーのランクル 8jan2011 渡し舟で川を渡る
これがランクルならぬBANDEIRANTE        筏で川を渡る

8jan2011 砂丘の前のランクルの群れ 8jan2011 いざ、白砂漠へ
砂丘の前のランクルの群れ               いざ、白砂漠へ

8jan2011 写真で見ると意外と白く見えるな 8jan2011 唯一残る水溜り
写真だと意外に白く見える・・・             この時季唯一残る水溜り

8jan2011 白砂漠 8jan2011 日暮れ時に引き上げる
晴れていればさぞキレイなことだろう・・・       日暮れ時に引き上げる
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