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コジャイケ ~ プエルト・アイセン ~ プエルト・チャカブコ

2010/11/11 木
今いる宿にはチレーノの労働者が多数泊まっている。皆さんどこか遠くから長期の仕事にでも来てるのかしら。
朝アルマス広場の方へ行ってみるとロードレーサーが何台も走っている。どうやらこれからレースがあるらしい。
人に聞くとあと15分ほどでスタートするというのでスタートを待つことに。ちゃんとチームになっていてサポート・カーもついている。距離は100kmと短いからチリ国内のアマチュアのレースであるらしい。
お揃いのチーム・ジャージにヘルメットとサングラス。ピナレロとかルックとかかなり高級なマシンに乗っていて、ほとんどの人がカーボン・ディープリムのホイールを履いている。日本と変わらんなぁ・・・どこか懐かしいぞ、この雰囲気は。見てると無性に走りたくなってくる。
スタートを見届けた後カンビオへ。昨日ザッと見たところ町にあるカンビオは2軒だけ。
アルゼンチン・ペソを両替えしたいのだが、とにかくレートが悪い、悪すぎる・・・コモドーロ・リヴァダヴィアでは1$A=122$Cだったレートがここでは1$A=110$C。これだと手持ちを全額両替えすると$25ほども損をすることになる。
(後から思うと何を考えてたのか)この先しばらくATMがないかもしれん、あっても手数料が高かろう、そう思ってプエルト・マドリンでアルゼンチン・ペソを多めに下ろしておいたのが裏目に出た。
町の銀行は全部試したがやはり2,500$C、所によっては3,300$C(アホか!)もの手数料がかかる。
うぬぬ・・・いずれにしても手持ちのチリ・ペソがないから、どうにかしてチリ・ペソを作らねばならん。
アルゼンチンで高額なATM手数料を取られた上にこんなレートで両替えすることは考えられん・・・泣く泣くATMでチリ・ペソを下ろす。
はぁ・・・それにしてもどうするかな、このアルゼンチン・ペソ。これからアルゼンチンへ向かう日本人旅行者にでも都合よく会わねぇかなぁ・・・。
さて、プエルト・チャカブコからのフェリーだが、自分らはタイミングよく週一のプエルト・モン行きに乗ることができ、これがとてもよかったのでまずはその情報を。
運行しているフェリー会社は二社。NAVIMAGとNaviera Australで、共にコジャイケにオフィスがある。
二社は運行している路線が異なり、NAVIMAGの方は週一でプエルト・チャカブコ~プエルト・モンの直行便を運行している。
プエルト・チャカブコ⇒プエルト・モンは毎週金曜、6:00の出航、所要24時間。船室によって3クラスあり、運賃はそれぞれ①33,000$C、②40,000$C、③49,000$C。
どのクラスも4人部屋で、①は窓なしのシン・バーニョ、②と③は窓付きのコン・バーニョ。②と③の違いは船室の位置と、部屋にバーニョがあるかどうか。コン・バーニョで部屋にバーニョがないのはどういうことかと言うと、部屋の外にその部屋専用のバーニョがある。
Naviera Australの方はプエルト・モンより手前(だいたい半分くらいの位置)にあるチロエ島のケジョンまでの便を週3で運行している。船が二隻あり、曜日(船)によって運賃が異なる。月曜と金曜の船が24,350$C、木曜の船は3クラスあり、それぞれ37,350$C、42,750$C、45,000$C。途中の港にやたらと寄港し、ケジョンまで行くのに月曜だと36時間、金曜だと30時間、木曜の船でも26時間もかかる。
迷わずNAVIMAGのプエルト・モン直行便をチョイス。コジャイケ行きのバスといい今回のフェリーといい実にナイス・タイミング!
シン・バーニョで何の問題もないのだが、窓なしということに引っかかって②のクラスを奮発。
このフェリーのスバラシイところは、出航は朝の6:00だが前の晩の23:00から乗船できるというところ。宿代が一泊分浮く。
パタゴニアのチリ側はプエルト・モンまでズドンと南北に走っている道路がないから、バスで移動しようと思ったらアルゼンチン側を通ることになる。コジャイケからもプエルト・モン行きのバスが出ていたが、おそらく一度アルゼンチン側に出て北上するのだと思う(間違ってたらゴメンナサイ)。
途中見られる景色のことを考えても金銭的な面でもこの船旅はけっこうオススメだと思う。さらに南のプエルト・ナタレスとプエルト・モンを結ぶ便もあるから、パタゴニアを移動する人は選択肢に入れてみてはいかがでしょう?
ところで、スペイン語でプエルトは港、プンタは先端の意味。パタゴニアにはプンタ○○、プエルト○○という地名がやたらとあって紛らわしい・・・。
コジャイケからプエルト・チャカブコまではバスで移動。
プエルト・アイセン行きのバスはコジャイケのターミナルから遅い時間まで出ている。運賃は1,200$C、所要1時間ほど。
このバスからの眺めはスバラシイ。緑の濃い里山のような風景と、その先にある雪をいただいた峰々・・・どこか信州の山の中でも走っているかのようなホッとした気分になる。
一見強面だが気の優しいバスの運ちゃんがしきりにペットボトルの水(おそらく)を飲んでいるのだが、どう見ても焼酎を煽っているようにしか見えない・・・。
プエルト・アイセンからプエルト・チャカブコ行きのバスには道路脇で乗れる。色々な行き先のバスがあり、通りかかる全てのバスに声をかけていた自分らを見かねたのか、親切なおっちゃんがプエルト・チャカブコ行きのバスを止めてくれた。プエルト・チャカブコまで20分ほど、運賃は600$C。
20:00過ぎに港に着くと既に自分らの乗るフェリーがいて、積荷を降ろしていた。
山に近いため雲が湧き、この時間になって雨がパラつき出す。海からの冷たい風とも相まって非常に寒い。
フェリーの待合室はいたって快適!バスだか船だかのリクライニングするシートが並べられていて、キレイなトイレもある。船会社の人がストーブまで点けてくれた。ここに泊まることになっても全く問題のない快適さだ。
そしてスバラシイことに23:00きっかりに乗船。なんと!こんなデカイ船に乗客はたったの17人、あとはトラックの運ちゃんが数人いるだけ。
さらにスバラシイことに、朝食までついているらしい。昼食と夕食は、食べたい人は有料で食べられる。
乗務員に先導されてぞろぞろと船に乗り込む。階段で上のデッキに上がるのが普通だと思うが、このフェリーは違う。積荷を上のデッキに上げるリフトで乗客も乗り込む。
巨大なリフトに全員が乗ると、ウィ~ンと床がリフトアップする。まるでホワイトベースにでも乗り込むかのような気分になる。
さらにさらにスバラシイことに、乗客が少ないためか、なんと!船室をアップグレードしてくれた。粋な計らいに感謝感激雨アラレ。
自慢じゃないが国内、海外を問わず、個別の船室なんてものに乗るのは初めてである。しかもトイレ、シャワー付き。素敵すぎる!
昨日の小汚い宿よりずっと快適だ。乗務員も皆フレンドリーだし、いい船だな、こいつわ。
船室に荷物を置いて階下のラウンジにいたら、しばらくしてスクリーンで映画が上映された。貧乏根性を出して最後まで見てしまったが、途中でパラパラと帰り出し結局最後まで見ていたのは自分ともう一人のおっちゃんだけだった。

11nov2010 朝コジャイケではロードレースが 11nov2010 スタート!
朝コジャイケではロードレースが・・・         アルマス広場前からスタート!


11nov2010 プエルト・モン行きのプエルト・エデン号 11nov2010 快適な待合室
プエルト・モン行きのフェリー:プエルト・エデン号  快適な待合室

11nov2010 リフトで上のデッキへ
ウィ~ンとリフトで上のデッキへ
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