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コモドーロ・リヴァダヴィア ~ コジャイケ

2010/11/10 水
今日もけっこう朝が早い。8:00のバスでコジャイケへ向かう。ようやくアルゼンチンから脱出できる。
バスは久々に一階建て。週二本しかないのでさすがに混んでいる。けっこう早くにターミナルに入っていたのに、荷物の積み込みにやたらと時間がかかり出発したのは結局8:30。
2時間ほどでサルミエントに着き、そのちょっと先から道はグラベルになる。
徐々に小高い丘が現れてきて、心なしか緑も濃くなり、車窓の景色に変化が現れる。特に国境付近の景色はスバラシイの一言。のどかで美しい国境だ。
遠くに見える山はおそらく2,000m前後の山だが、上の方は白い雪を被っている。
15:30にアルゼンチン側の国境に着く。いるのは自分らのバスだけ。乗客も自分ら二人以外は全員チレーノかアルヘンティーノだ。緊張感のかけらもない実にのどかな国境だ。
全員スタンプをもらうだけなのに係官のPC入力にやたらと時間がかかり、全員の手続きが済むのに1時間ちょっと要した。
バスでしばらく走るとチリ側の国境。途中、丘の合間にいくつか池塘が点在していてそこにフラミンゴが飛来している。実に平和な光景だ。
チリへの入国は荷物検査が厳しい。生鮮食品や乳製品などの持込みが禁止されているためだ。ここの国境はユルユルだが、それでも犬を使ったりしてそれなりに検査していた。ここの犬は所謂麻薬犬ではなく、食料品の探知が主な目的であるわけだ。
自分らの前に並んでいたおっちゃんがバスで配られたサンドイッチを食べずに持っていて、その中の一つにチーズがサンドされていた。
「これダメだからこの場で食べちゃって」・・・そんなことを係官に言われておっちゃんはその場でサンドイッチを食べはじめた。それを見ていた後ろのおばちゃんはツボにはまったのか大爆笑!・・・そんなのどかな国境だ。
国境からコジャイケの町はすぐで、18:30に到着。だいぶ南に来た所為でまだまだ日は高い。
コジャイケは小ぢんまりとしていてとても美しい町だ。緑が豊かで、岩山や雪を被った山に周りを囲まれている。どこかヨーロッパのピレネーあたりにでも似た、そんな感じの美しい町である。
・・・でも、物価が高くて死にそうだ。感覚的にはアルゼンチンよりなお高い。アルゼンチンの場合は物価が高くてもそれなりに質が伴っていたが、チリの場合そうではないからやたらと高く感じる。
この町も地図もなけりゃ何の事前情報もなかったので、人に聞きまくって宿探し。ターミナルの窓口のおばちゃんが親切にいろいろ教えてくれた。プエルト・チャカブコからのフェリーの時間は残念ながらわからなかったので、明日インフォメーションか旅行会社で確認しよう。
宿は歩き回ってようやく見つけたオスペダッヘが一人一泊6,000$C。もちろんシン・バーニョ、久々のボロ宿だ。6,000$Cと言ったら$12以上!質が全く伴わないという意味でアルゼンチンよりはるかに高く感じる。
ちなみに、南米の宿は部屋がいくらということではなく一人いくらとなっているところがほとんど。よって二人で旅をしていても全く利点なし。
4、5年前にパタゴニアを旅したときはここまで物価が高かった記憶はないから、チリやアルゼンチンではここ数年で物価がうなぎ上りになっているような気がする。
物価は高いけどチリも人はいい。皆とても明るくて親切だ。
コモドーロ・リヴァダヴィアでも道着を来た子を見かけたけど、コジャイケでも何故か空手が人気。スポーツ店の店頭には道着やプロテクターが飾ってあるし、道場も見かける。
インフォメーションの外で地図を眺めていたら、片言の日本語で話しかけられた。見ると小柄な可愛い女の子で、空手を習っているという。こんな可愛い子まで空手をやっているのか、コジャイケでは。
「日本に行ってみたいんです」とも言っていたが、日本からこんなに遠く離れた地でそんなことを言われると思わず嬉しくなってしまうもんだ。
はぁ・・・それにしても物価高いなぁ・・・。ペルーやボリビアはよかったなぁと思わず考え込んでしまう。こうやって世界は徐々に平滑化していくのだろうか???旅の魅力が徐々に失われていくように思われる、別に物価だけをどうこう言うのではなく。

10nov2010 アルゼンチン側国境 10nov2010 チリ側国境 タンポポが満開
アルゼンチン側国境・・・美しい            チリ側国境・・・タンポポが満開

10nov2010 美しい国境 10nov2010 チリ側国境の荷物検査
のどかな国境で・・・                   働く犬・・・チリ側の荷物検査

10nov2010 空手を習っているという女の子とにやける四十男
空手をやっているという女の子とにやける四十男・・・
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