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メンドーサ その2

2010/11/1 月
メンドーサの街はとてもキレイ、いやキレイ過ぎるくらいだ。ここはもう完全にヨーロッパと思うしかない。
町中を走る道路は碁盤の目状になっていてわかりやすい。道路は広くたいてい4車線ほどあり、だいたいどれも一方通行となっている。
その道路をVWやフィアット、ルノー、シトロエンといった欧州車が走っている。
アルゼンチンにはおそらく車検制度がなく、有り得ないくらいボロボロの車もけっこう現役で走っている。ホント、鉄屑にもならないようなボロさ加減だ。
見事なのは街路樹。どの道路も落葉広葉樹の巨木の並木道となっている。
歩道も広くて歩きやすく、たくさんのオープンカフェがテーブルとイスを並べている。
ヨーロッパのどこかの街のようだ、ホントに・・・。緑の多い広場や公園がそこかしこにあるのは非常にありがたい。
困ったのは食事だ。肉とパンチョ(ホットドッグ)くらいしか食べるものがない。しかも高いのなんのって・・・ヨーロッパと思い込む他ない。
白人の国だし、走っているのは欧州車だし、物価の高さも含めてここはもう完全にヨーロッパなのだ!何が悪い???
貧乏旅行者には過酷な土地だ、アルゼンチンは・・・。
いろいろ歩き回ったのだけれど、街がキレイすぎて庶民的な食堂なんてのは皆無だ。一歩間違えると周りにはチップの必要そうな店しかないような状況である。
ハッキリ言って中東以来の食糧危機だ。おそらく栄養バランスが崩れている所為で、今日になって体中にじんましんが出てしまった。シリアの時と同じだ。
アフリカ東部を北上してきてムスリム圏に入ったスーダン以降、特にシリア、レバノン辺りは食のレパートリーが極端に限られ非常に困ったことを思い出す。
一度シリアでじんましんが出て、最初は虫にでもやられたのかと思っていたのだが、新しいのが次々できるのでおかしいなぁと思っていたところ、トルコに入って食が改善された途端に治ったのだ。あの時は特にアイラン(飲むヨーグルト)が効いたような気がする。
というわけで、この日もさっそくスーパーでヨーグルトを買ってきて食べるのだが・・・笑ってしまうのは、アルゼンチンはこと食べるものに関してはとにかく何でも大きいくせに、何故かヨーグルトだけは異様に小さい。今まで見たこともないような小さい容器に入って売ってる・・・うぅぅむ、何故だ?何故ヨーグルトだけこんなに小さいんだ???ペルーやボリビアにも1L以上のやつが売っていたのに・・・。
ちなみにアルゼンチンの人たちなどはマテ茶で多くのビタミンを補給している、と言われるのだが本当だろうか???コルドバやメンドーサではマテ茶を飲んでる人をあまり見かけないが・・・。少なくともパラグアイのように誰も彼もマテ茶のポットを持ち歩いている、ということはない。
はぁ~それにしても食事には困った・・・。なんてったって毎日のことだからねぇ・・・。
しかも、しかもだよ、夕食の時間たいていのレストランが開くのは20:30だ。開くのが20:30ってどういうことよ。遅すぎ・・・。
アルゼンチンの人たちは夕食が遅い。今の時季暗くなるのが20:30頃なわけなんだけど、夕食を食べるのは皆21:00過ぎだ。ラウルの家でも21:30頃普通に食事をしている。そう言えばプエルト・イグアスからコルドバへ向かうバスで夕食が配られたのも22:00頃だった・・・。
こういったことに接していると、見えてくるのは日本の素晴らしさだ。食にしても別に日本食が恋しくなるわけではないが、バランスといいレパートリーといい日本の食は素晴らしいと実感せざるを得ない。
実は多くの長期旅行者がそうなんだろうと思うのだが、旅を終えて実感するのは日本の素晴らしさなのではなかろうか。
日本の中にいるときには粗ばかり見えて全く気付かないのだが、外から眺めてみると色々な意味で日本に匹敵するような国はない。自然が豊かでいいなぁとか、のんびりしてていいなぁとか、部分的に魅力を感じる国は多々あるが、総合的に見て日本に匹敵するような国は今のところない。
・・・いずれにしてもアルゼンチンは、少なくともメンドーサは早いとこ脱出することにしよう。

1nov2010 メンドーサの街路樹 1nov2010 独立広場
メンドーサの街路樹                   町の中心にある独立広場

1nov2010 独立広場の絵描き
独立広場の絵描き
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