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ラ・パス その1

2010/10/3 日
ボリビアは南米の中で特にインディヘナの人口比率が高い国で、インディヘナが人口の半数以上を占めている。
ラ・パスの標高は3,650m、世界最高所にある首都である。ボリビアの憲法上の首都はスクレなのだが、1900年に行政機関が移って以降ラ・パスが実質的な首都となっている。
ラ・パスはすり鉢状の構造をしていて、貧しい人ほど上に住んでいる。通常、世界中どの都市へ行っても山の手の高台には金持ちが住んでいると相場が決まっているものだが、ラ・パスは真逆だ。少しでも空気の濃いところに金持ちが住もうとしているわけでもあるまいが、とにかく上へ行くほど貧しい人たちの家が広がっている。
宿があるのはすり鉢の中心に近いところで、すり鉢の上にはエル・アルトと呼ばれる町がある。エル・アルトの標高は4,150mで、今や世界最高所にある町となっている。
今日はすり鉢の中心付近をブラブラした後、夕方からエル・アルトへ行き、毎週日曜に行われているインディヘナのおばちゃんプロレスを見てきた。エル・アルトまでコレクティーボで1.5Bs。
エル・アルトはとにかく広く、おばちゃんプロレスの会場を探すのも一苦労だ。「ルチャ・リブレはどこでしょうか?」と聞いてみるのだが、知らない人もいたりしてなかなか辿り着くのが大変。
外国人の入場料は50Bsで、これにはスナックやお土産、帰りのバスのチケットなどもついている。ボリビアの人がいくら払っているのか知らないが、老若男女を問わずけっこうな人が入っているからかなり安く見られるのだと思う。
外国人は50Bsも払っている手前、リングサイドの特等席で見物することができる。その後ろの階段状の席にボリビアの人たちが座っている格好になる。
前座も含めプロレス自体は16:30から始まっているらしいのだが、自分らは17:00過ぎから見物した。前座といっても、前座とメインとでほとんど質に違いはないのだが・・・。
おばちゃんプロレスというくらいだから格闘技とは無縁の完全な娯楽である。地元の人にはけっこう盛況で、特に子供たちは大喜びである。
どのマッチも善玉と悪玉がハッキリしているのだが、インディヘナのおばちゃん vs スパイダーマンというように、どっちが善玉でどっちが悪玉なのかはじめて見る者には見分けるのが難しい・・・。たいていの場合レフェリーが悪玉の見方である。
善玉とレフェリーがやり合っている時に背後から悪玉がこっそり近づいたりすると子供たちがキャーキャー声を上げて大盛り上がり・・・まるでドリフのコントを見ているようである。
役者はそれほど多くはなさそうで、さっき前座のマッチに出ていた人が顔のメイクを変えて再び登場したりするのが見ていて微笑ましい。
ちょっとふっくらしたインディヘナのおばちゃんが三つ編みにスカートといった民族衣装の出で立ちで、時にパンツも見せながら何故プロレスなのか、もちろん謎である。
どれがメインのマッチだったのかもわからぬうちに、19:00頃終了。
帰りのバスから見下ろしたラ・パスの夜景はヤバかった・・・もしかしたらこれまでに見た夜景の中で一番キレイかもしれない。遠くの方の光は星のように瞬いていた。

3oct2010 エル・アルトにあるチェ・ゲバラの像 3oct2010 おばちゃんプロレスの会場

3oct2010 おばちゃん vs スパイダーマン 3oct2010 おばちゃんのマイク・パフォーマンス

3oct2010 おばちゃん vs おばちゃん
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