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クスコ その1

2010/9/20 月
朝8:00過ぎには簡単な朝食も配られた。
クスコに着いたのは13:30頃。このあたりは土が赤く、車窓から遠目に見るクスコの町はオレンジのような薄茶色のような色一色である。
クスコにはバス・ターミナルがあり、各社のバスがここに発着している。バスに乗るのはずいぶん楽だ。
バス・ターミナルは例によって町の外れにあるが、アルマス広場までは歩けそうな距離なので歩く。日差しが強烈・・・。
宿はアルマス広場にほど近いペンシオン・ヤワタ。日本人のヤワタさんの経営する日本人宿だ。宿といっても大々的に謳っているわけではなく、ヤワタさんの家の一部を宿として開放しているといった感じ。通りに表示や看板はなく、普通の民家同様「YAWATA」と表札があるだけなのでちょっとわかりにくい。こりゃ日本人旅行者以外はまず来ないだろうな。
宿代は一人20s。基本的にドミのみだが、ベッド二つのドミ部屋というのがあって二人ならWの部屋として使うことができる。
シャワー、トイレ共同、ネットもなしという条件でこの宿代はハッキリ言って高いのだが、敢えてヤワタにした理由は二つ。情報ノートと日本語の本だ。
日本語の本を1:1で快く交換してくれたのでありがたい。アフリカ以降交換のためだけに持ち歩いていた本をようやく交換できた。何度捨てようと思ったことか・・・。チリ・アルゼンチンのガイドブックも手に入ったので助かった。
さて、クスコには正直幻滅した。あまりにツーリスティックすぎる・・・かつてのインカ帝国の都として、インカの色が、最もペルーらしい色が濃く残っているのだろうと勝手に想像して期待していただけに、このギャップはデカイ。特にアルマス広場周辺は酷い。例によって民族衣装を着たような人はほとんどおらず、外国人、ペルー人を問わず観光客でごった返している。まさかクスコがこんなことになっているとは夢にも思わなかった・・・。このツーリスティックな雰囲気は、どことなくエジプトのアスワンあたりと似ている。
とても長居したいとは思えず、マチュピチュだけ見てサッサと移動しようと思っていたのだが・・・明日、明後日とストがあるらしい。鉄道もバスもタクシーも、乗り物は全てストップ。少なくともあと二日はクスコに足止めだ~。
ヤワタさんの話ではストは珍しいことではないらしい。短期旅行者の中にはマチュピチュ目的でクスコまで来て、ストのため結局マチュピチュを見られずに帰る人もたまにいるとか・・・。

20sep2010 クスコのアルマス広場とカテドラル

2010/9/21 火
朝早くからホントにストは行われていた。それも予想していたよりずっと大々的に・・・。
アルマス広場周辺を走る車の姿は一切なく、店もほとんど閉まっている。広場の方へ走ってくる車があろうものなら投石の的となる。
多くの人たちが広場の周りをデモ行進している。真剣な表情の人も多く、思っていたよりずっと真剣なイベントであった。決してポーズだけではない。
困ってしまったのは自分らも含めた観光客だ。自動的に二日ほどクスコに足止めになるわけだが、何もやることがない・・・。今日は町中をブラブラするとして、明日はホントに暇だろうなぁ・・・。
美術館や博物館は言うに及ばず、カテドラルや教会も軒並み入場料を取られるので、中に入るのはやめた。
町中の所々に残るインカの石組みを見て回った。「カミソリの刃一枚すら通さない」と言われるアレだ。
インカの土木技術には恐れ入る。10角や12角といった石を使いながら、ピタリと寸分の隙なく精緻に積み上げられている。わざわざ複雑な形状の石を使っている真意はよくわからない。単に崩れにくくなるのであろうか?
頑丈であることは確かだ。1650、1950、1986年とクスコを襲った大地震により、後からスペイン人の建てた教会などは大きなダメージを受けたが、インカの石組みはビクともしなかったらしい・・・。
予定通り明日もストは行われるのか?ギリギリになってみないとわからない。そんなわけで明日もクスコに足止め。あ~暇だ。明日は久々の読書三昧にしよう。
日程に余裕のある自分らみたいなのはまだいいが、短期で来ている人や、帰りの便が決まっているのにマチュピチュから帰ってこられなくなった人などはさぞ困っているだろうなぁ・・・。

21sep2010 クスコのスト 21sep2010 大勢の人たちがアルマス広場を行進

21sep2010 精緻なインカの石組み
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