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イシンカ谷 ベースキャンプ

2010/8/28 土
晴れ。8:30にマルコス&マックスが宿に迎えに来る。カローラ・バンのタクシーに荷物を積み込んで早速出発。
今日入るイシンカ谷は昨日のチュルップ谷から3本北にある谷である。道は昨日よりさらに険しく、ホントによくカローラが壊れないもんだと感心する。
1時間ほどで車止めのあるパシュパに到着。標高は3,700m。ここでロバ使いのクレメンテと合流、笑顔の素敵なじいちゃんだ。ここから2頭のロバでベースキャンプまで荷揚げする。
自分のザックは自分で背負うのかと思っていたのだが、ザックまでロバが運んでくれると言う。よって、今日はほぼ手ぶら。サブザックを持ち合わせていなかったので急遽マユミのザックの天蓋を外して使うことにした。
この旅でマユミの使っているザックは自分のお下がりで、自分がはじめて買った大型ザックだ。もうかれこれ12年ほど使っているそのザックはミレーのワンドイ。ブランカ山群にある山の名を冠したザックというのも何かの縁だろう。
30分ほどでロバに荷物を積み終え、のんびり歩き始める。ここはワスカラン国立公園の一部で、左手後方には巨大なワスカランが見えている。
クレメンテもお供の犬を連れていて、名前はボハンディリオ。ボハンディリオはお腹が大きく、今にも生まれるんじゃないかとちょっと心配になる。今はほぼ半月だから、次の新月になったら生まれるのかもしれない。人見知りの激しいおとなしいやつだ。
2時間ほど歩き、12:20に国立公園のゲートに着く。小屋で先日購入した入園チケットを提示して名前やIDなどを記帳しゲートの先へ。
マルコスの話では、時々公園内に強盗が出るらしい。今年の5月には公園管理官が一人銃殺されたらしい・・・物騒な話だ。
さらに2時間ほど歩き、14:30に標高4,350mのベースキャンプに到着。広々していて気持ちのいいところだ。上の方は雲に隠れているが、正面にパルカラフ(6,110m)とその右にトキヤラフ(6,034m)、左手にはウルス(5,495m)のヘッドウォールが見える。
ほぼ同時にベースキャンプに入ったのはアメリカ人二人の隊。9日間という余裕を持った日程で入山していて、イシンカとトキヤラフに登るらしい。このアメリカ隊の荷物は膨大で、ロバ4頭とウマ2頭を使っていた。ガイド一名の他にコック一名、ポーター二名を含めた大所帯である。大きなキッチン・テントも準備していた。
自分らの隊はコンパクト。早速それぞれのテントを設営して寛ぐ・・・のは自分らだけ。マルコスは即座にお湯を沸かしにかかる。ちなみに、氷河があって融けた水が川となって近くを流れているから水には事欠かない。一度煮沸してから飲食用に使う。
荷物を下ろし終えると、クレメンテは二頭のロバとボハンディリオを引き連れ、来た道を引き返した。また下山のときよろしく~。
後からもう一隊、さらに巨大なパーティーがやって来た。大手のエージェントのツアーらしく、サーカス団かよ!というくらい巨大なキッチン・テントを設営していた。
チンボラソの時もそうだったけど、このあたりのガイドは(大手に所属するガイドは違うのかもしれないけど)料理もできなければならないので大変だ。
マルコスの作ってくれるスープや夕飯は滅茶苦茶旨い!彼は町で料理人としてもやっていけるんじゃなかろうか?限られた器具と食材で上手に作るもんだと感心する。しかも寒空の下で・・・。
夕飯は外で食べることにしたが、さすがに日が暮れるとかなり寒い。もちろん外で飯など食っているのは自分らのパーティーだけである。
明日は3:00起きなので、後片付けはマルコスに任せてソッコーでシュラフに包まる。ガイドって大変だなぁ・・・。

28aug2010 パシュパの車止め 28aug2010 ロバに荷を積む

28aug2010 ロバ使いのクレメンテ 28aug2010 ベースキャンプを目指す

28aug2010 ベースキャンプへのキャラバン 後ろはアメリカ隊 28aug2010 イシンカ谷のベースキャンプに到着
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