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ボゴタ その4

2010/8/4 水
朝起きるとボゴタに来てから一番の天気、迷わずシパキラの岩塩教会へ。
「地下にある幻想的な塩の教会」、そう聞いて通常どんな教会を思い浮かべるだろうか?自分らは、「ラリベラの岩窟教会」や「岩塔の上にあるメテオラの修道院」のような歴史のある神聖な教会を勝手にイメージしていた。
ところが、ところが、結論を先に言ってしまうと、なんと行ってみたらただのテーマ・パークだった・・・。
久々に、と言うかこの旅始まって以来の大空振り。ガイドブックにもそんなことを臭わせる記述は一つもないし、情報ノートでも皆一様に大絶賛だった・・・入場料は高いけど一見の価値ありと。
人の感性はそれぞれだし、平日にもかかわらず今日もたくさんの人が訪れていたから、むしろ「来てよかった」と考える人の方が主流なのかもしれない。が、少なくとも自分らにとっては何の刺激もないところだった。もしそうと知っていたら滞在を一日延ばしてまで来ることはなかったなぁ・・・。ま、詳しくは下に書きます。
朝、8:00前に宿を出る。シパキラまでは連結バスとコレクティーボを乗り継いで行くことができる。
ボゴタの連結バスは、路線によって「A」から「J」に分かれていて非常にわかりやすい。シパキラ行きのコレクティーボにはB路線の終点にあるポルタル・デル・ノルテで乗り継ぐことができる。
同じB路線にも「B1」とか「B74」と様々な番号を掲げたバスがあるのだが、「B」の後ろの数字はB路線に入るまでの経路が違うだけで、B路線に入ってからは止まる駅も終点も全て同じである。
最寄のムセオ・デル・オロ駅から乗れるのは「B74」。キトの連結バスと同じようにプラットフォームの入口で運賃を払い(一律1,600COP)、改札を抜けてしばらく待つ。
逆方向から「J」のバスが次々と来て、たくさんの人が降りてくる。ヒューマン・ウォッチングをしているだけで実に楽しい。
コロンビアの女性はやはりキレイな人が多い。キレイというよりは可愛らしいと言った方が的確かもしれないが、インドやエチオピアのように8頭身の人がそこかしこに、というようなことはなく、決してスタイルがいいわけではない。さすがにミス・ユニバースのような人が街中に溢れているわけではないのだ。
コロンビア人の身長は思ったほど高くなく、おそらく平均身長は日本人と同じくらいか、むしろちょっと低いくらいだろう。
で、コロンビアに来てから薄々感じてはいたのだが、どうやら自分は重大な発見をしてしまった!女性陣には残念な話なのだが、コロンビアでは女性はあんなにキレイなのに、何故か男はイケてないのだ。
当然ながら、これまでインドやエチオピアなど美人の多い国では決まってイケメンも多かった。でも、コロンビアは違う。何故だかわからないが、女性はキレイなのに男はいたって普通・・・実に不思議である。
話が逸れたので元に戻す。
しばらく待っても「B」のバスが来ないので、おかしいなぁと思って上の表示を見たら、「B74」の運行は9:00からだった・・・どうりで来ないわけだ。そうとわかれば待っていてもしょうがない。「J」のバスで一駅移動し、そこで「B1」のバスに乗り継いだ。
ボゴタの連結バスも専用レーン、場所によっては専用道路を走るので、基本的に渋滞はない。交通システムはキトと同様うまくいっているように見受けられる。ポルタル・デル・ノルテまで1時間ほど。
改札を出てそのままコレクティーボに乗り継ぐ。コレクティーボもフロント・ガラスに行き先と運賃が掲示されているので実にわかりやすい。
シパキラ行きのコレクティーボに乗り込み(運賃は3,500COP)、45分ほどでシパキラに着く。
腹ごしらえをしてから、人に道を聞きつつ岩塩教会に向かう。どうやら岩塩教会はパルケ・デ・ラ・サル(塩公園)の中にあるらしい。この時点でちょっと怪しい気がしてきた・・・。
教会に向かって公園内の階段を上がって行く。周りは緑が濃く、とても感じのいいところではある。と、目の前に唐突に立体迷路が、そしてその奥に何故かクライミング・ボードが現れる。なんじゃこりゃ???
ちなみにクライミング・ボードは、大木をイメージしたような、最上部は枝のようなルーフが四方に張り出したかなり立派なものだ。今のところ特にルートは設定されておらず、好きなホールドを使ってトップ・ロープで遊んでいた。無論タダではなく、4~5分で5,000COPというべらぼうな料金設定であった。
この時点ではまだ教会がテーマ・パークの一部だったとは夢にも思っていない・・・。17,000COPという入場料を払って洞窟の入口へ。確か水曜は割引料金になっていたはずなのだが、ちょっと前に廃止されたらしい・・・。
洞窟内には適当な人数ごとにスペイン語のガイドが付き、グループで一緒に入る。洞窟内の壁には白い塩が露出していて、舐めると確かにしょっぱい。所々でガイドがあれこれ説明してくれるのだが、スペイン語のためさっぱりわからず。
奥に進んでいくと、岩塩をくり貫いた十字架などが現れてくる。が、どう見てもそれほど昔に造られたものには見えない。徐々に疑問が湧いてくる・・・これって岩塩の採掘跡を利用して最近になって造ったものなんじゃなかろうか???
青やピンクのLEDでライトアップされた坑内はあまりに人工的でけばけばしい。神聖な雰囲気などかけらもない。見る人によってはこれを幻想的とか美しいと捉えるのだろうが、自分らの感性ではどう見てもやり過ぎだ。
巨大な坑道をさらに進むと、一番奥に大聖堂らしきものがあり、岩塩をくり貫いた巨大な十字架がライトアップされて浮かび上がっている。その聖堂内の大柱で作業している人を見て確信した。今教会を造っている・・・。
大聖堂の横の部屋には、どう見てもクイズ番組の司会者が乗るステージにしか見えない丸いステージが青いLEDにけばけばしく照らし出されている・・・これって一体何に使うんだ???大聖堂の反対側の部屋にはピンクのLEDに照らし出された四角いステージが・・・。
もうすっかり拍子抜け。最後に坑道内にある映画館!に案内された。入口で青と赤のフィルムの貼られた3Dメガネを配られ、どうやらここで久々に3Dの映像を見られるらしい。
映像はここのテーマ・パークに関するものでよくできていた。英語の字幕が付いていたので謎が全て解明!やはりテーマ・パークだったのだぁぁぁ!
何でもこの地はその昔、地殻変動で海水が閉じ込められてできた地形らしい。岩塩の採掘は太古の昔から行われていて、現在も進行中。依然500年分くらいの埋蔵量があるらしい。
いつの話か忘れたが、ここに塩のテーマ・パークを造ろう!というプロジェクトが持ち上がり、現在も工事が続いている。なんと完成は2030年を予定しているらしい。完成すればコロンビア最大のテーマ・パークになると言っていたが、まぁそりゃそうだろうなぁ・・・。
坑道は発破で広げていて、砕いた岩石は中にトラックを乗り入れて運び出しているらしい。どうりで坑道が巨大なわけだ。
建設途中でこれだけの人が訪れているから、完成した暁にはものすごい数の人が押し寄せることだろう。自分らはすっかり肩透かしを食ってしまった気分だが、建設側の狙いはきっと外れていないのだろう。自分らは決して勧めはしないが、興味のある方はぜひ!
行きと逆のルートでボゴタに帰ってきた。ちなみに帰りの連結バスの運賃は、改札を出ずにそのまま乗り継ぐと何故か1,400COPになる。
書き忘れていたが、ボゴタの街は道路が碁盤目状に走っていて実にわかりやすい。そして物価は総じてキトより高いのに、何故かアイスクリームだけはキトより安くて美味しい。
ボゴタのアイスは山盛りの一玉が500COP、なんと20円ちょっとだ。しかもコーンはよくあるスカスカのやつじゃなくパリッとしっかりしたやつで、同じくパリッとしたワッフルのようなものまで添えてくれ、チョコレートのソースまでかけてくれる。これが20円ちょっとってありがたいけど、他の物価を考えてもちょっと安過ぎるような気がしないでもない。

4aug2010 岩塩教会 4aug2010 キリストの受難を示すプレートが順に現れる

4aug2010 月の表面のような天井 4aug2010 岩塩でできたキリスト誕生のモニュメント

4aug2010 最奥にある巨大な十字架 4aug2010 クイズ番組の司会者の立つステージ?

4aug2010 岩塩教会の外にあるクライミング・ボード 4aug2010 ボゴタのアイスクリーム
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