FC2ブログ

ボゴタ その3

2010/8/3 火
キトのところで書いた連結バスはボゴタにもある。
で、今日はその連結バスとコレクティーボを乗り継いでシパキラにある岩塩教会に行こうと思っていたのだが、朝起きるとあいにくの雨・・・予定変更してボゴタの街でまったりすることに。
昼頃雨が上がって明るくなったので外に出る。まずは昼飯。
「カピバラ」という動物をご存知だろうか?アマゾンに生息する世界最大のネズミの仲間、クリッとした目がキュートなあいつである。
そのカピバラの肉を食べられる店がボゴタにあるので行ってみた。店の外で肉を焼いていて、一皿16,000COP。一皿でほぼ二人分の分量があるから一人頭にすると8,000COP、それでも普段昼と夜に食べてる定食が5,000COPくらいだからけっこう高級な食事ということになる。
見た目も味も鶏のササミに似ていて、肉がやわらかくてけっこういける。言われなければ鶏のササミと区別がつかないかも・・・。
カピバラの後、昨日休館日で見られなかった国立博物館へ。ここも無料である。エライ!
その昔刑務所として使われていた建物を博物館に改築したもので、十字型のちょっと変わった造りをしている。外観は要塞のように堅牢だ。
展示されているのは主にコロンビアの歴史に関するもので、一部コロンビア出身の画家や彫刻家の作品も展示されている。授業の一環で来ていると思われる小学生も熱心に説明に聞き入っていた。
特に力の入っているのはスペインからの独立に関する展示。シモン・ボリーヴァルやサンタンデールなど独立の英雄たちの肖像画がこれでもかというくらいズラリと並んでいる。
スペイン語の説明書きしかなかったので自分にはさっぱりわからなかったが、もしコロンビアの歴史を知っていれば相当面白い展示内容なのだと思う。言ってみれば、幕末や明治の英雄がズラリと並んでいるようなもんだ。
で、コロンビアではどうしてここまでして歴史の摺り込み(ちょっと言葉は悪いか?)に熱心なのか?自分なりに考えてみると、もしかしたらそうでもしないと「コロンビア人」としてのアイデンティティーが保てないのかもしれない。
前にも書いたようにコロンビアでは国民のほとんどが混血で、「民族」とか「血統」といったことではコロンビア人の説明がつかない。
スペイン統治時代、スペインは副王領を設置して今日のコロンビア、エクアドル、ベネズエラ、パナマをいっしょくたにして統治していた。独立当初もグランコロンビアとして一つの国であったが、後にベネズエラとエクアドル、次いでパナマが独立して現在のような形になった。
では、例えば同様に国民のほとんどが混血であるベネズエラに照らして「コロンビア人」とは何なのか?おそらく「民族」や「血統」といったことでは説明できないに違いない。
例えば日本人であれば、歴史などまったく知らないような人でも「自分は日本人である」と自覚できるに相違ない。それは、何はさておき「血」がそうさせるのではないかと・・・。
どの国でも同じだと思うが、もし「血」や「起源」といったもので説明できなければ、あとは「歴史」なりで理論武装するしかない・・・力の入った展示を見ながら、ふとそんなことを考えていた。
博物館にはボテロの絵も何点か展示されていたので、性懲りもなく下に写真を添付しておきます。
博物館の後、やはり昨日は閉まっていて見られなかったサン・フランシスコ教会を見に行った。この教会は外観は実に簡素なのだが、中のレリーフや絵画、祭壇の彫刻は当時の著名な芸術家の手によるものでかなりすごい。
17:00からミサが始まったのでさわりだけ聞いて帰ってきた。
本当は明日エクアドルに戻ろうと思っていたのだが、もし雨でなければ滞在を一日延ばして岩塩教会を見に行く予定。

3aug2010 昼食のカピバラ 3aug2010 博物館の展示品

3aug2010 胸像には何故かどれもアフロのヅラが・・・ 3aug2010 ボテロの絵1

3aug2010 ボテロの絵2 3aug2010 ボテロの絵3

3aug2010 サン・フランシスコ教会 3aug2010 サン・フランシスコ教会の中
関連記事
スポンサーサイト



Comment 0

There are no comments yet.

Leave a comment