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キト ~ ボゴタ

2010/7/29 木
財布スラれた・・・国境の町トゥルカンにて。財布の中身は$40くらいだったから致命的なダメージはないけど、くやしぃぃぃー。
これまでインドもアフリカも中東も奇跡的に何事もなく来られたわけだけど、南米に来ていきなり洗礼を受けた感じ。1ヶ月ヨーロッパにいて平和ボケしてたのかも・・・。詳しくは後述する。
朝8:00前にスクレを後にする。オーナー?のホセにはとてもお世話になった。来てからずっと身の回りのものに注意しろと忠告してくれていたのに・・・。
ちょっと宣伝しておくと、スクレはとてもいい宿です。来るもの拒まず、とでもいったような自由でまったりした雰囲気が自分は気に入った。反面、一時は泥棒宿という噂もあったとおり安全性の面は「?」のところもあるが、自己責任の範疇で十分防ぎようがあることだし、一日中一所懸命働いているホセにはとにかく好感が持てると思う。
泊まっているのは南米の人やスペイン人が多く、かなり濃い人たちである。情報ノートはガラパゴス関連の情報が充実している。
チェックアウトの時間も厳密に決まってない?し、ネットも料金が表示されてはいるけど誰も払ってないし、おおらかで実に居心地のいい宿だった。
旧市街のど真ん中という立地で、一泊$3で泊まれる宿というのもそうないと思う。キトに来られることがあったら是非!
サント・ドミンゴ広場からトロリーバスに乗る。バスは次々やって来るのだがどのバスも満員で、大荷物を持って乗り込むのはちとキツイ。こないだ9:00頃混んでたのでちょっと早目に来てみたのだが、どうやらキトのトロリーバスはいつもこんな感じだ。
何本かやり過ごしてどうにか乗り込む。新市街に近づくとちょっとずつ空いてきてヤレヤレと思ったのも束の間、乗ったバスが途中止まりで乗り換える破目に。
また何本かやり過ごし、さらに混んでるバスにどうにか乗り込んで終点まで行く。終点から路線バスに乗り換え。
この路線バス、郊外のバスターミナルまで20分くらい乗るのだが、運賃はなんと$0.05!いっそのことタダで乗せてくれ!と言いたくなるくらい安い。
バスターミナルで国境の町トゥルカン行きのチケットを購入。このバスも5時間くらい乗るのだが、運賃たったの$4!バス会社が3社ほどあったが、おそらくどこも変わらないと思う。
バスはけっこう頻繁に出ているようで、今回も連絡がよく15分後に出発。ちなみにバスターミナルは使用料として$0.2かかる。
キトからトゥルカンまでは直線距離だと200km弱だが、ひたすら山道を走るので、そして頻繁にバス停に止まるので予想外に時間がかかる。
緑が濃くて山深い、どこかエチオピアを思わせるような風景(エチオピアほど過酷な自然環境ではないけれども)が続く。窓の外をボーっと眺めていると、一寸自分がどこにいるのかわからなくなる。
バス停に止まるたび物売りがバスに乗り込んできて飲み物やら食べ物を売り歩く、この懐かしい光景もおそらくエチオピア以来だ。なんだか見ていて嬉しくなってくる。
ちょうど5時間でトゥルカンのバスターミナルに到着。ここから国境まで、タクシーの運ちゃんに聞いたらタクシーで$3.5。渋っていたら、「コレクティーボ(乗り合いバス)なら$1で行けるよ」と親切に教えてくれたのでそうすることにしたのだが、これが裏目に出た。
コレクティーボ乗り場まで、通りに出て路線バスに乗らねばならない。
バス停で待っているとバスが来たので行き先を確認して乗り込む。ぎゅうぎゅう詰めというほどではないが、座るところはない感じ。このバスは乗ったところで運賃を払うシステムだったので、前後にザックを背負った状態で、走り出したバスの開けっ放しのドアから振り落とされないよう手摺りにつかまってバランスをとりながら運賃を払ってお釣りを受け取る。この時点までは財布があった。どうでもいいことだけど、運賃は$0.2でちと高い。
運転席の後ろの荷物置き場にザックを置いてその上に腰掛ける。バスに揺られていたのはほんの10分ほど。
一つ前のバス停でドドッと人が降りたけど、ここで人と接触した記憶はない。
次のバス停で、運ちゃんがここで降りてそっちに歩けと教えてくれたのでザックを背負ってバスから降りる。降りる途中、いつもの癖でポケットの中をまさぐるが、ない!ない!右のポケットの財布と左のポケットのライターが・・・。
すぐにバスに舞い戻って自分のいた付近を捜してみるが、やはりない。ない!ない!「もう行かないと」、運ちゃんに急かされトボトボとバスから降りる。遠ざかるバスの後姿を眺めながら、「やられたか」とまず思った。
ぬぬぬ・・・くやしぃぃぃー。
財布に幾らあったか思い返してみると、おそらく$40~50。致命的な額ではないが、やはりくやしぃぃぃー。と共にかなり凹んだ。
スラれたのか、はたまた落とした財布を盗られたのか・・・いずれにしても「あぁあの時か!」と思い当たる節がまるでない。鮮やかな手口だ。重い荷物を背負ってドタバタしていたとは言え、眠くて朦朧としていたわけではなく意識がハッキリしている状態での出来事だっただけにショッキング!
百均で買ったものとは言え財布と、財布に付けておいた南京錠のカギがなくなってしまったのもけっこう痛い。
せっかく細かく崩しておいた現金がなくなってしまったので、コレクティーボ乗り場にトボトボ歩きながら途中でライターを買って$20札を崩した。
コレクティーボ乗り場で国境行きのミニバンに乗り込む。運賃は一人$0.75。バスとコレクティーボを合わせて二人で$1.9・・・タクシー代との差額$1.6をケチったがために財布をスラれたのかと思うとますます凹む。
気を取り直して・・・国境まではすぐだった。ゲートも何もなく、どこが国境なのかよくわからない。
人に場所を聞いてまずはエクアドルのイミグレへ。窓口に人がおらず、しばらく待って出国のスタンプをもらう。
どこが国境なのか定かでない国境を久々に歩いて越える。
両替え屋の兄ちゃんに場所を聞いてコロンビア側のイミグレへ。こちらも窓口が一ヶ所しか開いておらず、けっこうな列ができている。
どこか近隣国の人だと思うが、やたらたくさんの書類を出して時間の掛かっている人もいたが、係官が「日本人はビザなしでOK」ということを知っていたこともあり、自分らのときは滞在日数を聞かれただけですんなり入国できた。
イミグレの場所を教えてくれた兄ちゃんのレートが良かったので、とりあえず$40だけコロンビア・ペソ(COP)に替える。
イピアレスのバスターミナルへの行き方を聞くと、タクシーで行くしかないと言うので今度は素直に従った。運賃は6,000COP。ちなみに、現在のレートは$1=1,840COPくらい。ほんの2年ほど前は$1=2,100COP程度だったから、米ドルがかなり下がっている。円に対してだけじゃなく、ペソに対しても。
さて、今日はどこまで行こうかとバスターミナルで考える。イピアレスからカリまで10時間、ボゴタまで22時間といったところらしい。現在16:30、当初はカリまでと考えていたのだが、カリだと夜明け前に着いてしまうことになる。コロンビアでそれは避けたい。よって行き先はボゴタに決定!
カリ行きのバスは数社が扱っていたが、ボゴタ行きのバスを扱っているのは一社だけ。運良く17:30発のバスがあった・・・あったのはいいけど、何を勘違いしていたのか手持ちのペソではチケットが買えない・・・。
何人か両替えしてくれる人を当たってみたが、国境の兄ちゃんより50COPもレートが悪い。はぁぁ・・・財布をスラれた上にこんなとこでも損をするのか、などと考えるとまた凹む。
が、背に腹はかえられないので一番レートのいいおばちゃんに両替えしてもらってチケットを買う。運賃は95,000COP、エクアドルと比べると驚きの運賃である。
チケット売りのおっちゃんの教えてくれたところでは、カリまで行ってボゴタ行きに乗り換えれば70,000COPで行けるらしいのだが、うまく乗り継げるバスがあるとも思えないので敢えて直通バスにした。
ちなみに、(後で知ったのだが)何年か前までカリから南は治安が悪く、夜行バスなどもってのほかという状況だったらしい・・・。そう考えると、コロンビアの治安もだいぶ回復している。
バスは17:30過ぎに出発。山深いワインディング・ロードを延々と走る。谷はかなり深く、落ちたら絶対助からない。バスは快調に飛ばすのだが、窓側に座っていると時折り自分が道路からはみ出しているように見えて怖い・・・エチオピアを思い出すなぁ。
ちょうど日暮れ時ということもあり、どこからゲリラが出現してもおかしくないような光景に思えてくる。ちなみに、キトもそうであったが、赤道直下のため昼と夜の長さがほぼ等しく、ヨーロッパと比べるとかなり夜が長い。
このルートはポリスの検問が頻繁にあり、その度パスポートを提示するのがちょっと面倒・・・ではあるが、治安維持のことを考えるとポリスがいてくれるのは誠にありがたい。

29jul2010 ホセとルミちゃん
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