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バルセロナ ~ リスボン

2010/7/16 金
バルセロナからリスボンまで久々に長距離を一気に移動する。スペインも見たいところが色々あるのだが、まぁまた次回自転車で、ということでひとまずポルトガルへ。
今回の移動の果てにどうしても見ておきたかったのがユーラシア大陸の西の果て、大陸が大西洋で終わるところだ。最西端のロカ岬とその南にあるサグレスに行く予定である。
夜行バスでの移動は外の景色が見られないという欠点がある反面(これは自分にとってかなり大きい)、宿代が一泊分浮くという利点がある。これまでもできる限り夜間の移動は避けてきたわけだが、今回は早朝発のバスに乗るとリスボンに着くのが暗くなってからになりそうだったので敢えて避けてみた。
のんびり昼頃宿を出て、地下鉄でバルセロナ・ノルドのバスターミナルへ。バスは定刻通り13:00に出発。
バルセロナからちょっと内陸に入ると、自分のイメージしていたスペインの景色が広がる。白く乾燥した大地・・・緑がグッと少なくなり、緩やかに起伏した畑とも荒野ともつかぬ大地が延々と連なる。暑すぎるのか、乾燥しすぎているのか、畑と思しきところではこの時季ほとんど何も栽培されていない。
自分が思うに、水と緑で代表される、所謂ヨーロッパと聞いて連想するような景色はピレネー山脈で終わっている。気候的にも、地形や植生的にも、スペインは中東や北アフリカにむしろ近い。
人種的に見ても、スペイン人はもはやコーカソイド(白色種)ではないと思う。褐色種とでも言おうか、肌の色はむしろモンゴロイド(黄色種)に近いように思える。
バスは延々と高速道路を走り続ける。よって、せっかくバスで移動しているのに車窓の景色は退屈だ。町中を通るわけでなし、変わり映えのしない景色が延々と続く。
スペインのバスはとにかく巨大だ。これまで色々なバスに乗ってきたがおそらくその中では最大、とにかく長い。後輪は当然二軸なのだが、前輪の動きに合わせ後輪も舵を切るようになっているのが面白い。そんなバスを見たのは生まれて初めて。
17:00にサラゴサ着。ここで人の乗り降りがあって再出発、日もだいぶ傾いた21:00過ぎにマドリッドに到着。マドリッドのバス・ターミナルは何故か「アメリカ大通り(Avenida de America)」という名で、地下にあった。
マドリッドでバスの乗り換え。バルセロナで通しのチケットを買ったとき、マドリッドからのバスは座席番号が「1」と「40」になっていて窓口の人に聞きなおしたのだが、「大丈夫、この番号は正規のものじゃない。マドリッドからのバスは席が自由だからバスの運転手に聞いてみて」ということだった。ホントかよ?と半信半疑だったのだが、マドリッドに着いてみたら案の定、席は「1」と「40」ということだった。やっぱり!チケット売るとき調子のいいこと言いやがったなぁ!
寝るだけだからまぁいいか、と思いつつ運ちゃんに頼んでみたら、マユミの隣の人が快く席を代わってくれた。
バスのシートはふかふかの革張りで寝るには申し分ないのだが、またもやこのバスが車内で物を食べるのが禁止だった。時間的に元々ほとんど食べなかっただろうが、せっかくバルセロナで買い込んでおいた食糧はサブトランクに入れていく破目に。
暫し時間があって22:00に出発。バスで地上に出るとすっかり暗くなっていた。
バスはガラガラで、気分よく寝る体勢に入ったと思ったら、すぐに別の地下ターミナルに停車。ここで大量に人が乗り込んでくる模様。それはいいとして、何故かバスの中の人も一度バスから降ろされた。
またしばらく時間が開いて23:00にようやくリスボンに向けて出発。バスはほぼ満席になった。
ひたすら寝続けて6:00にリスボン着。バスを降りると寒い!緯度上は南下しているはずなのに大西洋の影響だろう、これまでが嘘のように肌寒い。
リスボンのバス・ターミナルは地下鉄駅と接続していて、地下に下りると広い空間があった。明るくなるまでここで寝ることに決定!通路の両側が長い石のベンチのようになっていて、ここで快適に寝られる。構内にはポリスもいて、自分らだけだと寝ても平気なものか不安になるところだが、幸い既に大勢の人が寝ているので何の気兼ねもなく寝に入る。マユミはしっかりシュラフカバーに包まっていたが、自分は横着して上着を羽織っただけでいたらけっこう寒かった。

16jul2010 巨大なスペインのバス サラゴサを過ぎた休憩ポイント
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