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フィレンツェ

2010/7/7 水
墓地が7:00に開くというので、朝一でパンちゃんのお墓参りをしてきた。
墓地に行くと、朝早くから何人かのじいちゃん、ばあちゃんが自分の家のお墓の掃除に来ていた。
パンちゃんのお墓に限らず、このあたりのお墓はすごい。墓地の中に、まるで高級住宅地のように石の家がいくつも建っていて、その家の中に写真や花などが飾られている。石の家には門まであって夜は施錠されているようである。墓地の管理人が毎朝開錠しているのだろうか。
パンターニ家の石の家はまだ真新しい。パンちゃんは、パンちゃんのじいちゃん、ばあちゃんと同じ場所に埋葬されている。中を見ると、ファンや知人が置いていった写真や絵、置物などがたくさん飾られている。
人の少ない朝のうちにお墓参りができてよかった。ちょうど自分らが行ったとき一人のばあちゃんがパンちゃんのお墓から出てきたところだったし、帰る時にはおっちゃんが一人パンちゃんのお墓の場所を管理人に聞いていた。
イタリアの列車移動にけっこう苦戦している。一本でズバッと長い距離移動できる列車がないのでとにかく面倒だ。今日もフィレンツェまで行くのにボローニャで乗り換えねばならない。
8:50発のボローニャ行きの列車に乗るべく宿で準備をし、駅へ向かった。駅に行ってみたら、あろうことか8:50の列車があるのに窓口が閉まっている。開くのは9:00かららしい・・・8:50の列車に乗りたいのにどうするんだよ~。
こんなときのためにか、動くかどうかも怪しい一台の券売機がホームにあった。イタリアのおばちゃんが先に試すとどうやら使えるみたいなので、自分らもボローニャまでの切符を購入。7.8Eの切符を買うのに20E入れたら切符が二枚出てきた。お釣りが出てこないので周りの人に尋ねたら、どうやら二枚の切符のうちの一枚が引換券らしい。これを駅の窓口に出して換金してもらうシステムのようである。確かに一枚の切符には12.2Eと印字されていた。
イタリアの列車はフランスなどと同様、キセル防止の為自分の乗る駅で切符にスタンピングをしなければならない。知ってはいたのだが、今日はドタバタしていてスタンピングをし忘れてしまった。いや、正確に言うとおばちゃんに言われて一度わざわざ線路の向こうまで走ったのだが、機械の感度が悪くスタンピングできない・・・そうこうしているうちに列車が来てしまったので、スタンピングできぬまま駆け戻って列車に飛び乗った。まぁたいした問題ではないだろう、と軽く考えていたのだが・・・。
発車してすぐに検札に回ってきた乗務員によると、どうしても罰金を払わないといけないらしい。一応、通常は50Eらしい罰金を今回に限り5Eにまけてやるとは言うのだが、それでも7.8Eの切符代に対して5Eだ、しかも不正なことなど何もしてないのにだ!
アホらしくてごねてたらポリツィアがどうのこうの言い出したのだが、ひとまず突っぱねた。こんなせこいことに付き合ってるほどイタリア警察も暇じゃなかろう。
ラヴェンナで列車が待合のため止まったときに乗務員が交代し、自分らのことを引き継いだらしい別の乗務員が検札に回ってきたときにやはり罰金の5Eか次の駅で降りるかの選択を迫られた。こちらに何もやましいところはないのだが、ボローニャまで行って万一ごたごたに巻き込まれても面倒なので、腹立たしいが次の駅で降りることにした。切符は取り上げられたままなので買い直さなければならないが、ここまで来ていればたいした額ではなかろう。
思わず降り立った駅はイモラ。確かイモラにはサーキットがあったはずだ。
とりあえず12.2Eの換金ができるかどうか窓口へ行くと、パスポートを差し出すだけで簡単にできた。その場でボローニャまでの切符を購入。予想外に高く3.2E、まぁ罰金の5Eよりは安いからよしとするか・・・。
イモラのあたりは緑の丘が広がるキレイなところだ。30分ほどでボローニャに到着。ボローニャは大きな町で眺めているだけでげっそりする。
窓口の列に並んでフィレンツェまでの切符を購入、列に並んでいる間に直通列車は行ってしまい、途中のプラートでフィレンツェ行きに乗り継ぐことになった。
プラートでの乗り継ぎも時間が2分くらいしかなく、イタリア人に交じって駆け足だ。イモラから乗った列車もボローニャからの列車も、そしてプラートで乗り継いだ列車も、自分らがキチンとスタンピングしたときに限って検札は回ってこない。
30分もせずにようやくフィレンツェに到着。
ルネッサンスの都フィレンツェ、トスカーナの州都フィレンツェ。さすがに世界的な観光地とあって物凄い人だ!外国人などほとんどいなかったアドリア海沿いの田舎町から来ると、久々の大都会に戸惑ってしまう。
フィレンツェは宿の情報があったので、インフォメーションで地図をもらって宿の場所を探す。安い宿はファエンツァ通りに集まっている様子。安いと言っても☆のキチンとしたホテルで、Wが一泊50Eもする。ドミでさえ1ベッドが最安22Eくらいからだ。
宿は最初に当たったメルリーニに決定、一泊50E。欲したわけではないが、エアコンつきは正直ありがたい。
今日は疲れたので軽く街中をブラブラして終了。まさに世界中から観光客が押し寄せているといった感じで街中をぶらつくだけでげっそりしてしまう。夕方になってもドゥオモの前には行列ができている・・・。
チェゼナティコのような田舎町から来ると物価はうなぎのぼりで、外食などまったくできそうにない。
W杯準決勝でドイツがスペインに敗退。負けるときはだいたいそんなもんだけど、今日のドイツはまったくいいところがなく終わってしまった感じだ。熱戦を期待して楽しみにしてたのに、イマイチ盛り上がりに欠ける試合だった。

7jul2010 チェゼナティコの墓地にあるパンちゃんのお墓 7jul2010 パンちゃんのお墓

7jul2010 在りし日のパンちゃん ツール優勝時 7jul2010 お墓においてきた折る鶴

7jul2010 ドゥオモ広場から見るドゥオモ

2010/7/8 木
朝一の空いてる時間を狙ってまずはドゥオモへ。ドゥオモのドームにはこの時季8:30から上ることができる。
ドームの上から見渡すフィレンツェの街並は確かにキレイはキレイだが、入場料8E分の価値があるかどうかは(個人的には)微妙なところだ。もっと統一感のある一面のオレンジ色を想像してたので・・・。おそらく夕暮れ時が一番オレンジが映えるのだと思うが、残念ながらドームは18:00で閉まってしまうからこの時季夕暮れの街並を望むのは不可能である。
フィレンツェに限った話ではないが、やはり時代の流れには勝てないようである。景観を乱しているのは決まって新しく建てられた建物だ。おそらく半世紀も前のフィレンツェはもっとずっとキレイだったことだろう。
教会の方は10:00頃から中に入れる。こちらは無料。中は広大なスペースが広がっていて、外の暑さが嘘のように涼しい。ステンドグラスと、最後の審判を思わせる天井画が素晴らしい。
最後の審判と言えば、何故だかシスティーナ礼拝堂がフィレンツェにあると思い込んでいてミケランジェロの最後の審判を見るのを楽しみにしていたのだが、システィーナ礼拝堂があるのはバチカンでした・・・残念。
ドゥオモから歩いてすぐのギャレリア・デル・アカデミアにミケランジェロのダビデ像があり、これだけは入場料の6.5Eを払っても見たいと思っていたのだが、行ってみたら物凄い行列ができていたので諦めた。見るなら朝一がいいみたい。
ポンテ・ヴェッキオという橋に行く途中にあるパラッツォ・ヴェッキオの前にダビデ像のレプリカがあったので、これを見て本物を見た気になろう。
アルノ川沿いをブラブラしてから明日の切符をとりに駅に戻ってきた。地図と時刻表を見てとりあえずの行き先はラ・スペツィアにした。例によって深い意味はなく、海沿いを北上する列車で一番遠くまで行くのがラ・スペツィア行きだったというだけだ。ラ・スペツィアで時刻表を見て次の行き先を考えようと思う。
次は行ける所まで行く予定だが、大まかにはジェノバから西進してモナコを通ってフランスに入り、バック・パッカーが最も場違いなニース、カンヌなどコート・ダ・ジュールを抜けて、フランスはスルーしスペインに入る予定。
混みあう窓口に並ぶこと30分、自分らの番が来て明日の切符を買おうとしたら窓口のお姉さんから衝撃の一言、「明日はストです」・・・。
えぇぇ~ホントにぃ???次回また列に並んで切符を買うのも嫌なのでとりあえず切符だけは購入(9.3E)。イタリアの切符は購入日から2ヶ月有効なようである。
朝、駅の近くのバス・ステーションをのぞいたら、目的の方向に最も遠くまで行くバスはピサ行きだった。ピサだとラ・スペツィアまでの半分くらいの距離である。しかもおそらく列車より割高。
こりゃフィレンツェに一日足止めか?よりによってこんなところに?こんな物価の高いところに?・・・どうせ足止めになるならチェゼナティコがよかったなぁ。
宿に帰ってストについて聞いてみたが、宿の人は知らなかった。ここの宿の人もすごくいい人で、ネットで調べてもくれたがピンと来ないようだった。明日のストというのは本当だろうか?明朝駅に行って確認してみようと思う。

8jul2010 ドームの上から見渡すフィレンツェの街並 8jul2010 ドームの天井画

8jul2010 教会のステンドグラス 8jul2010 フィレンツェの街並

8jul2010 ポンテ・ヴェッキオから見るアルノ川 8jul2010 路上ペインティング
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