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サンマリノ

2010/7/5 月
今日はサンマリノへ行く。リミニはサンマリノへの玄関口に位置する町である。
宿の朝食後、おっちゃんにサンマリノへの行き方を聞いて出掛ける。サンマリノへは近くのトリポリ広場からバスが出ているらしい。
広場のインフォメーションでチケットを買って10:30のバスに乗り込む。サンマリノまでは1時間ほどだ。
途中、サンマリノにほど近いところで「メルカトーネ・ウノ」の店舗を発見、帰りにはしっかり車窓から写真も撮った。
「メルカトーネ・ウノ」というのは単なるイタリアのスーパーマーケット・チェーンであるが、天才クライマー(と言っても岩登りじゃなく自転車の話ね)マルコ・パンターニがキャリアの後半所属していたチームが「メルカトーネ・ウノ」だ。そんな話は一昔前の自転車乗りにしかわからないだろうが、パンちゃんが大好きな自分にはとても親近感のある場所に思えた。
'98年にダブル・ツールを達成したときに着ていたのも「メルカトーネ・ウノ」のジャージだ。ちなみに自分の愛車のビアンキは'98年にパンちゃんがジロを制したときに記念で出されたチーム・レプリカで、今となっては床の間にでも飾っておきたい心境である。
明日行くチェゼナティコにはパンちゃんの実家とお墓、それにパンターニ博物館があるはずだ。
さて、サンマリノというのはれっきとした国である。イタリアと聞いて何を思い浮かべるかは人それぞれであろうが、自分の場合はローマでもナポリでもベネツィアでもなく、サンマリノのあたりの(厳密にはイタリアじゃないけど・・・)緑の丘にオレンジ色の屋根が散在する風景である。
昔の見張り塔や城壁の残るサンマリノの丘から見た景色は、期待通りの素晴らしいものだった。おらが村の景色もさすがにこの景色にはかなわないなぁ・・・。終点まで行かずバスを途中下車したばあちゃんはきっとここに住んでいるのだろうが、毎日こんな景色を見られるのかと思うと羨ましい限りだ。
サンマリノも入出国はフリーで、イタリアに入国できた人なら無条件で入出国することができる。リミニのインフォメーションでもらったリーフレットによると、5E払えばパスポートにスタンプを押してくれるらしい。
サンマリノの他にもモナコやリヒテンシュタインなどイタリア北部にはミニ国家が存在するけど、観光が主な収入源であるこれらの国は揃って金持ちである。
サンマリノの車やバイクのナンバーがまた実にカッコイイ。EU統合以降、加盟国のナンバーはその国のイニシャル以外共通のデザインとなり味も素っ気もなくなってしまったが、国の紋章の描かれたサンマリノのナンバーは実に気品がある。サンマリノのナンバーをつけたフェラーリなどおそらく世界一カッコイイに違いない。
サンマリノにのんびり滞在し、15:30のバスでリミニに帰ってきた。
朝と同じインフォメーションで明日のフィレンツェ行きのバスについて聞いてみると、アレンジしてるのは往復のチケットだけということなので残念ながらまた列車で移動だ。バスに比べて列車の車窓の眺めは至極つまらないのだが致し方ない。やはりイタリアは列車での移動が通常なのか・・・。
そのまま駅に行って壁に張ってある時刻表を確認してみたのだが、イタリアの鉄道の時刻表は途中駅の通過時間まで記載されていて実にわかりやすい。シンプルで見やすく実にスバラシイ!
昨日ヘトヘトになって歩き回った旧市街をのんびり散策してみた。リミニの旧市街には教会がたくさんあり、昔の城壁もそこかしこに残っている。石畳のメインストリートは広く、あちこち広場になっているところが実にヨーロッパっぽい。緑も多くて実に居心地がいい。物価が高いのも今日になったらすっかり慣れてしまった。1Eが10円くらいに思えてくるから危険だ。
イタリア人はセンスがいい。街や家の造りから着ている服まで何かにつけてセンスが光っている。それも気負ったところはまるでなく、あくまで自然体で力の抜けているところが素敵だと思う。
明日はチェゼナティコに移動して一泊する予定だ。ヨーロッパに入ってから強く思ってるんだけど、特にイタリアはやっぱ自転車で回りたいなぁ。

5jul2010 サンマリノの丘の上からの眺め 5jul2010 サンマリノのナンバー 車はチンクエチェント

5jul2010 第一タワーと街並 5jul2010 パレスの衛兵

5jul2010 メルカトーネ・ウノ 5jul2010 リミニ旧市街に残る城門

5jul2010 旧市街の広場 5jul2010 石畳の旧市街

5jul2010 駅前のバス停のポスター
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