FC2ブログ

デリゾール

2010/6/13 日
昨晩もインド人に夕飯をお裾分けしてもらった。レイの作るカレーとダールは最高だ。ありがとう!
今日はバスでデリゾールへ移動する。ユーフラテス川を見てみたいという単にそれだけの理由で・・・。
Al Faris Hotelは居心地のいい宿だった。9:30頃チェックアウトし、道を歩きながら適当に白タクを拾ってバス乗り場へ。
パルミラにバス・ターミナルはなく、町外れに点在する各バス会社の事務所からバスが発着する。食堂を兼ねた発着所が何箇所か存在するわけだけど、これには当たり外れがあるような気がする。
白タクの運ちゃんは親切で、食堂の中まで一緒に来てくれてバスの有無を確認してくれた。11:00のバスがあるらしい。1時間待ちくらいなのでそのままチケットを購入・・・が、12:00を回ってもバスは一向に来ない。
12:30近くになって一斉にバスが到着し出した。おそらく最初からバスの時間は12:00だったに違いない・・・だったら最初からそう言ってくれればいいのに。何時に来るのかわからないのを待つのは一番しんどい。
が、来るバス、来るバスにチケットを見せて確認するのだが、自分らの乗るバスではないらしい。さすがにイライラしてきてチケットを売ってくれたヤツに聞きに行くと、こいつがいい加減なヤツで、12:00とか13:00とか言い出して埒が明かない。
たまたま泊まった宿の人がバス乗り場に来たので、もう2時間半も待っている旨伝えてもらい、別のバスのチケットに変更してもらって一件落着。12:30にようやく出発と相成った。
走り出してしまえば快適で、僅か2時間でデリゾールに到着。乗っていたバスがどこ行きだったのか知らないが、デリゾールで途中下車したのは自分ら二人だけだった。
デリゾールでは何故かバス・ターミナルのイミグレ・オフィスのようなところに通されてパスポートチェックがあった。
町の中心まで3kmくらいあるらしいのでタクシーを使う。デリゾールは久々に暑い!と言ってもスーダンのような暑さではなく十分許容範囲ではあるけれど。
乗ったタクシーの運ちゃんが実に明るい人で、こっちがアラビア語を話せないのに延々とアラビア語で語りかけてくる。信号なんかで車が止まると、隣のタクシーの運ちゃんや交差点にいる警官に向かって「こいつら日本からなんだよ!」みたいなことを大声で訴えている。
ガイドブックにあるAl Jamia Al Arabia Hotelまで乗せてもらったのだが、これが久々にボロ宿だった。最初、別の宿に連れて来られたのかと疑ってしまった。
部屋を見せてもらうと久々に監獄、とまでは言わんけどまぁかなりそれに近い感じの部屋なのだが、宿代を聞いてビックリ!「えぇぇ~こんな監獄みたいな宿が600SPもするのぉぉ?」と思わず叫び出したくなる。確かに3年前のガイドブックでも400SPだから600SPであっても何の不思議もないのだが、観光地でもなんでもないデリゾールの宿がこんなにするとは・・・。
ヨルダンもシリアもレバノンも、ここ数年物価上昇が著しい。そしてシリアは他のものと比べ宿代だけが何故か異様に高い。交通費や食べ物、飲み物の類は安いから、宿代が高いと言うべきなのか、他のものが安いと言うべきなのかは微妙なところだ。
宿のじいちゃんはとても感じのいい人だし、500SPにディスカウントしてくれると言うし、一泊だけだし、ここより安い宿があるとも思えないのでそのままチェックイン。
明日はバスでアレッポに移動しようと思っていたのだが、じいちゃんの話では列車の方が安くて快適とのことだ。一等に乗ってもバスより安い!
ヨルダンと違いシリア国内は国鉄が走っている。こいつはぜひとも乗ってみたい、ということで朝早いけど明日は列車で移動することにした。
じいちゃんはとても親切で、手製の地図で町中のことを色々説明してくれた上、鉄道事務所の人が英語が話せんから、ということでチケットを買うのに必要な情報をアラビア語でメモってもくれた。鉄道事務所は昼間一度閉まって18:00にまた開くらしい。
じいちゃんの書いてくれた地図を携えて町に出る。デリゾールは特に観光地というわけでもないので外国人はほぼ皆無。町の人はとてもフレンドリーで、ダマスカスなどと比べて明るい気がする。町の大きさもちょうどいいし、ローカルな食堂や店もたくさんある。ダマスカスやパルミラでは食事するところがなくて苦労したけど、デリゾールで苦労することはなさそう。特に見るようなものはないのだけれど、滞在するには居心地のいい町だ。
じいちゃんに聞いた店で食事してみる。旨い!二人で腹いっぱい食べて60SP、120円くらいだからやはり食べ物などは安い。アイスクリームなど二玉も乗ってて5SPだ。
そのままユーフラテス川のデリゾール橋まで歩く。道行く人や店の人が何だかんだと声を掛けてくれる。
ユーフラテス川はどんな大河かと期待していたのだが、あまりに小さくてビックリした。これなら利根川の方がデカイ。しかも水がかなり汚い。完全に期待はずれだったのだけれど、このまま130~140kmも川を下ればイラクかと思うと感慨深いものがある。
18:00を回り、じいちゃんに書いてもらった地図を頼りに鉄道事務所に行ってみる。市場の中にある雑居ビルの1階にそれはあった・・・じいちゃんの地図がなければわからなかっただろう。アラビア語で書いてもらったメモもあったので、パスポートを提示して父母の名前などを記入するだけでいとも簡単にチケットを買えた・・・きっとメモがなければ相当苦戦したことだろう、ひょっとすると買えなかったかもしれない。ありがとう、じいちゃん!
宿に戻ると、「買ったチケットを見せてみろ」と言ってチェックまでしてくれた。
明日は久々の早起きだ。鉄道事務所から駅までミクロバスで送迎してくれるらしい。
デリゾールは、宿にも食堂にも冷水機があって重宝する。店で買うミネラル・ウォーターよりずっと冷たい水が飲める。

13jun2010 宿近くの食堂の人たち 13jun2010 ユーフラテスの夕日
関連記事
スポンサーサイト



Comment 0

There are no comments yet.

Leave a comment