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ダハブ

2010/6/1 火
ダハブでのまったりした一日。
マシュラバ・リーフ沿いを歩いてみたが・・・ここは何処?物凄い違和感。明らかにここは違うだろって直感する。あまりにもツーリスティックすぎる。
ダハブはシャルム・イッシェーフ同様、イスラエル占領時に造られたリゾート地。完全に外国人観光客だけのための人工的な町だ。もちろんレストランなんかも観光客相手の店しかなく、その土地の生活感などゼロ。通りに土地の人など一人もいない。
こんな造られた町でまったりしてて楽しいか???誰にともなく問いかけてみたくなる。
ダハブはダイビングのライセンスが安く取れるところとしても有名だけど、それもそのはずで、ボートに乗ってスポットまで出掛けるのではなく、なんと通り沿いのビーチからそのままエントリーできるのだ。海が遠浅でキレイだからこそできる離れ業だけど、通り沿いのレストランから僅か数メートルのところでダイビングの講習をやっているのはなんか変な感じ。
今晩23:00からシナイ山に出掛ける。自分らの場合、シナイ山に登るためだけにダハブに来たといっても過言ではない。
ご存知の通りシナイ山はモーゼが十戒を授かったとされる山。果たして山の頂上からどのような景色を望めるのか、以前から興味のあるところだ。
緑豊かな日本の、八百万の神がおわす神道の世界にどっぷり浸かった日本人には絶対理解できないであろう一神教の世界、その一端でも垣間見ることができるだろうか?
心配なのは天気だけ。毎日快晴だろうと高をくくってたら今日は雲が多い。とてもキレイと聞く星空は、そしてご来光は果たして見られるだろうか?
ちなみに、手っ取り早くシナイ山に行くにはツアーに参加するしかないが(タクシーをチャーターする以外足がないため)、セブン・ヘブンのツアーは安くてお徳。一人70EP。

1jun2010 ダハブの海

2010/6/2 水
23:00過ぎにハイエースで出発。自分らの他に日本人3人、イギリス人1人、ロシア人2人といった陣容。
心配していた天気も問題なく、星がキレイに見える。
シナイ山のエリアに入るエントリーフィーは学割が効いて一人10EP。
セント・カトリーナ修道院にほど近い駐車場から歩き始める。時間は1:30頃だったろうか。他にもたくさんのパーティーがいてごった返している。
シナイ山も登るにはガイドが必要で、個人で勝手に登るというわけにはいかない。ガイドはパーティーに一人いればいいので、結果ほとんどの人が各ホテルのツアーに参加するということになる。
シナイ山に登るには二つのルートがある。3750段あるらしい階段コースと、19世紀に造られたらしい傾斜の緩いラクダ道。登りはどのパーティーもラクダ道を使うようである。
ルート上には飲み物などを売る店が15分おきくらいにあり、パーティーがバラけないようにする意味も込めその都度休むので非常にだるい。
月がちょっと明るすぎるけど星がキレイなので、星空を眺めながらのんびり登る。
シナイ山は登山というよりは山の上にある聖堂に行くという感じ。所謂山登りとはちょっと違って、訪れる人の大半はおそらく山になど何の興味も感心もないごく普通の人たち。
驚くのはその体力のなさ。若い人から年寄りまで年齢層は幅広いが、皆あり得ないくらいヘロヘロになってしまっている。普通の人ってこんなに体力ないのか?と愕然とする思いだ。
歩くのが辛くなった人は途中でラクダにピックアップされていく(もちろん有料)。
相変らずラクダの可愛いこと。つぶらな瞳とやわらかそうな上唇がたまらない。口をもぐもぐやっては飲み込み、もぐもぐやっては飲み込みをしきりに繰り返している。何も知らずにこんな朝早くから働いているんだから健気なもんだ。エジプトのラクダはとてもおとなしい気がする。
日の出は5:45ということであまり早く山頂に行っても仕方がない。途中でのんびりしながら5:00頃山頂に出る。次から次に人がやって来て、まるで夏の富士山のような感じだ。
遠くの方にちょと雲が多かった所為で、ご来光はそれほど感動的なものではなかった。まぁそれでも一応見られたのだからよしとしよう。
周囲にはゴツゴツした岩山だけが広がっている。まさに不毛の大地。こんなところから始まった一神教の世界と、緑豊かな日本で生まれた神道の世界とはやはり相容れないものがあると実感。
下りは階段コースを下りることができた。暗いとわからんだろうけど、岩山の間を縫っていくこっちのルートの方が景観がよい。
周りに花崗岩の巨大な岩山が延々と続く。意外にも岩はカチッとしていて言ってみれば巨大なクライミングエリアといった感じだ。スケールは軽く小川山の100倍以上、もしこんなのが日本にあったら一大クライミングエリアになることは間違いない。
もちろんこんな神聖な場所でクライミングをするような不届き者はいないけど・・・。
シナイ山からちょっと離れると乾燥のためボロボロで砂っぽい岩山になるのだけれど、シナイ山の周りだけはカチッとした岩山が広がっているから不思議だ。
7:30頃セント・カトリーナ修道院の前に下りてきた。修道院が開くのは9:00からなので岩畳の上で暫し昼寝。これがまた実に気持ちいい。
セント・カトリーナ修道院は外見はパッとしないのだが、中に入って驚いた。実に荘厳で、歴史の重みのようなものを感じる。通常、異教徒の宗教施設を見ても特に感じ入ることはないのだが、おそらく初めて心を揺り動かされた。歴史の重みと言うか、あまりにも尊大なものを目の前にしたとき、異教徒とか異人種といったことは関係なく人は感動するものらしい。
日本の首相がまた辞任表明したそうで・・・一緒のパーティーにいた大使館員の若い人が帰りの車中でi-phoneをチェックして教えてくれた。
明日はいよいよヨルダンに入ります。

2jun2010 シナイ山のご来光 2jun2010 シナイ山からの眺め

2jun2010 十戒の地 2jun2010 花崗岩の岩山

2jun2010 下りの階段コース 2jun2010 まさに巨大なクライミングエリア

2jun2010 セント・カトリーナ修道院
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