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五島をめざす旅 2019冬 48日目 しまなみ海道冬の陣

2019/2/20 水
晴れのち曇り、強風 朝+10℃
始:8:30 ~ 終:17:20 走行:88km
(海山城展望公園)0830 ~県38~R317~しまなみ海道~ (大島) ~ (伯方島) ~ 1200(大三島) ~ (生口島) ~ 1300(サンセットビーチ) ~ (因島) ~ 1520(因島アメニティ公園) ~ (向島) ~ (干汐) ~ 1720(因島アメニティ公園)

そのうち行ってみようと思っていたしまなみ海道を走れる日がようやくやって来た。
しまなみ海道だけを走りに行くのではアホらしいと思っていたのでなかなかチャンスがなかったが、今回旅のルートに組み込むことでようやく実現。
今回は今治から尾道の方向へ走っています。

しまなみ海道を目当てに走りに来る人が多いと思いますが(つまりはサイクリング)、一方で旅のルートとして見た場合、本州と四国の間を渡るもっとも安上がりな手段でもあります(自転車や原付に限る)。
現在、通常は橋の通行料がトータルでいくらかかるのか知りませんが(数百円だろうけど)、このときはたまたま「しまなみサイクリングフリー」というキャンペーン中で無料でした。

ちなみに、今回走るに当たって予備知識はほぼゼロ。前日に海山城で停滞中に近所のおっちゃんに教えてもらったことがすべて。
全長80km弱でアップダウンもほとんどなく、フルパッキングでも一日で余裕で抜けることができるので事前の情報など特に必要ないですが、旅のルートと捉えるならテン場の情報くらい持ってて損はないかも。
ということで以下、旅のルートとしてのしまなみ海道の記録です。

・・・昨晩は夜になって南風が吹き荒れた。
夜になって気温も上がり、これなら春一番というのも納得。

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出発の朝。どうにか晴れたが、朝になっても風が強い。

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これから向かう来島海峡大橋。眺めていると否が応でもテンションが上がってくる。

8:30発。駐車場のトイレに寄ってから来島海峡大橋へ。
昨日おっちゃんに教わった、水門のところを渡るという近道は結局わからず。R317でいったん今治方面へ大きく迂回してから正規ルートでアプローチ。
正規ルートというのはつまり、路面にブルーラインが引いてあって、このブルーラインに従って走れば自動的に尾道へ導かれるというもの。

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来島海峡大橋への入口。
車道はもちろん、自転車歩行車道と原付道も分かれている。

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ループ橋を走って来島海峡大橋の上に出る。

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しまなみ海道の代名詞ともいえる来島海峡大橋は見事。
馬島を挟んで二つのパートに分かれていて、馬島に立ち寄ることも可能。

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このときはたまたま通行料が無料だった。

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ちなみに、来島海峡大橋の上から海山城を望む。
正面に見える双耳峰の左側のピークに海山城がある。

しまなみ海道の醍醐味は、なんといっても橋。小さな島々の間を転々と結ぶいくつもの橋が最大の見どころであり、走りどころでもある。
海の上を渡るような大きな橋の場合、歩きや自転車だと通常、風の強い日はめちゃくちゃ怖い。例えば高知の浦戸大橋のように・・・。
自分にとってはお遍路のときの浦戸大橋がトラウマとなっていて、この日も風が強かったので果たしてどうかと身構えていたのだが、まったく問題なし。
橋は海面のはるか上を通してあるが、自転車歩道が十分広く、また仕切りのフェンスも十分な高さがあるので、風が強くても不安感はまったくない。地形的に見ても風が強いのがむしろ普通なのだろうから、さすがにその辺は考えて造られている。台風並みの風が吹けば橋全体が通行止になるのだろうし。

大島に渡り、吉海のAコープで夕飯のおかずにいわしみりんを買う。
ついでにイカフライなど買い食いして小休止。
ちなみに、島ごとにこのような案内板が設置されていてありがたい↓
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しまなみ海道というのは、サイクリングコースとしてよくできている。
車道と自転車歩道の分離された橋の造りなどはオランダあたりの自転車道に通ずるものがあるし、案内もしっかりしていて、ブルーラインをたどるだけなら地図など持たずに走ることも可能だ(自動的に尾道へと導かれる)。
中でも自分が特に感動したのは、橋以外の場所の歩道(もちろん自転車通行可)。町中も含め段差がまったくないので、ストレスフリーで走れる。
日本のどこにでもあるような段差だらけのダメダメな歩道とはまったく違っていて、実にすばらしい。
きっと自転車のことをよくわかっている人が設計したのだと思う。

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まさにオランダあたりの自転車先進国の自転車道のよう。
こういう段差のまったくない歩道というのは、日本にはありそうでない。

・・・ただ、尾道まで通して走ってみてわかったことだが、この歩道の件は愛媛側限定のことだった。
広島側に入ると、橋以外は日本中どこにでもある段差のあるダメな歩道になってしまう。それでもレベルとしては他と比べてはるかにマシだけど・・・。
これは単に造られた時期の差によるのかもしれない。
最後に開通したのが来島海峡大橋だし、しまなみ海道は全般的に愛媛側のほうが新しいから。
なにはともあれ、愛媛側のしまなみ海道は特にすばらしい。

橋を下りてからはどこをどう走ろうと自由なわけだが、ひとまず今回はブルーラインに導かれるままに走った。いわゆるしまなみ海道として設定されているラインだ。
先にも述べたように、歩道はよくできていて案内も充実しているが、少々過保護に過ぎていて旅としての醍醐味はまったくない、ということを付け加えておく。
よくできているというのはあくまでサイクリングコースとしてはということで、旅の過程でそこを走っておもしろいかどうかはまた別な話だ。

さて、大島の先は伯方島。
「伯方の塩」の伯方島ですね。

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大島と伯方島の間に架かる伯方・大島大橋。

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やはり安全・快適に渡れるようになっている。

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ちなみに、一般道の部分がどうなっているのか定かでないですが、橋はタンデム車も通行可です。

伯方島は小さく、なおかつブルーラインは最短距離を走っているので、あっという間に走ってしまう。
伯方島には道の駅があった。

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伯方島と大三島の間に架かる大三島橋。風が強い。

大三島は比較的大きな島だが、ブルーラインに導かれるまま多々羅へ最短距離で結ぶとやはりあっという間に抜けてしまう。
ぐるりと島を一周したりするとおもしろいかもしれない。

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本当によくできていると思う。

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多々羅大橋のたもとにある道の駅に、「サイクリストの聖地碑」なるものがある。
個人的には興味ないが、こういうところもうまいなとは思う。
石碑のところで記念撮影しているサイクリストがいたところを見ると、まずまず奏功しているのだと思う。

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サイクリストの聖地碑近くから見る多々羅大橋。
ちなみに、サイクリストの聖地というのは・・・台湾のサイクリングコースと姉妹自転車道協定を云々・・・と説明板にあった。
つまりは人集めのために半ば強引に設置したものであって、特に何かそれ以上の深い意味があるわけではない。

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多々羅大橋を渡ると広島県の生口島。

生口島は島の北側の海岸線を走る県道がブルーラインに指定されており、そちらを走る。
途中にサンセットビーチというのがあり、そこで休憩。ここは一見いいテン場なのだが、あまりにきれいなのが怪しい・・・と思っていたら、やはり有料であるらしい。冬場のこの時期は営業していない?

トイレの近くで休憩していたら、どこかのロードチームがやって来た。
きちんとしたサポートカーがついていたから、そこそこのチームなのだと思う。トイレ休憩を済ませると愛媛方面へと走って行った。
ロードチームに限らず、しまなみ海道はロードで流している人が多く、何人も見かけた。

瀬戸田の町中で、「瀬戸田で一番安い店」という看板の売り文句に引かれ、弁蔵という食堂でかつ丼を食べた。
ここで食べたかつ丼というのが、関東と同じく玉子でとじたかつ丼だった。
旅に出てから初めてこのタイプのかつ丼を食べたが、やはりカツの上に玉子を乗せただけのかつ丼より、食べ慣れたカツを玉子でとじたかつ丼のほうが旨いな。
広島のかつ丼はどちらなのだろう?ここの店のかつ丼がたまたま玉子でとじてただけのような気がするけど・・・。

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生口島と因島の間に架かる生口橋。

村上水軍の本拠地である因島はじっくり見てみたいところだったが・・・今回はブルーラインに従って島の真ん中を突っ切る。
時間的には今日のうちに余裕で尾道まで渡れてしまうのだが、尾道まで行ってしまうとはまりそうなので、どこか途中の適当なところで切るつもり。

因島大橋のたもとにある因島アメニティ公園に15:20に着いた。
幕営できそうだがまだ時間が早すぎるので、さらに奥にある因島大橋記念公園のほうへ行ってみる。アメニティ公園の案内板では、記念公園のほうにキャンプ場があることになっている。
この先どこでも幕営できるように、念のためアメニティ公園で水だけ汲んでおいた。

結局のところ記念公園へは、途中の道が崩落していて行けなかった。
今まさにその復旧工事をしているところだった。

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因島大橋記念公園へのアプローチ途中から見る因島大橋。

どうしたものか迷ったが、向島まで駒を進めることにした。
向島へ渡る因島大橋は造りが変わっていて、車道の下のトラス構造の部分に歩道と自転車&原付道がある。
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向島はブルーラインが島の北側の海岸線を走っているが、そちらにテン場は望めそうにないので、それとは逆の南側の海岸線を流してみる。
案内板によると、南側の海岸線には海水浴場などがある。

・・・で、干汐の県376分岐点まで行ってみたが、絶望的な感じ。
最も期待していた海水浴場は、どうやら今はもう使われていないらしい。立入禁止となっており、無断で入ったら罰金云々と書かれていた。
その手前に一箇所すばらしいテン場に見えた場所があったのだが、残念ながらそこは広島大学の施設で、やはり立入禁止の場所だった。

さてどうしたものか迷ったが、これ以上先へ行くとはまりそうな気がしたので、因島へ戻ることにした。
薄暗くなってきた中、因島へと急ぐ。

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向島から見る夕暮れの因島大橋

アメニティ公園に引き返して幕営。
ウォーキングに来たおばちゃんに話しかけられて少し話をしたが、この場所に幕営するのはどうやら問題なさそうで一安心。
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