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ジャイアントを8s化(7s→8s)

現状7s仕様のジャイアントのホイールを8、9、10s用のハブで組んだので、さてどうやって運用しようか・・・という話です。
大まかに言ってやり方は4通りほど考えられます。
ハードルの低いほうから順に列記すると・・・

①8、9、10s用のフリーハブに、スペーサーを使って7sカセットを組付ける。

②8sカセットを組付けて、7sで運用する。

③シフターも8s用に交換して(ディレイラーはそのまま)、8sで運用する。

④シフターの他にディレイラーも8s用に交換する。

もっとも手っ取り早いのは①の方法で、適当なスペーサーさえあればカセットもそのまま使い回しできる(もちろんシフターとディレイラーはそのまま)。
適当なスペーサーがなければ8sカセットを新調して、シフターとディレイラーはそのままで7sとして運用する(②)。
②の方法がうまくいかなければ、シフターだけ8s用に交換して様子を見る(③)。
それでもうまくいかなければ、最終手段としてディレイラーも8s用に交換する(④)。
・・・というような手はずになります。

④までやれば確実に作動しますが、ディレイラーを交換するにはチェーンを切らねばならない。
現状チェーンはまだ新しく安易に切りたくないので、ディレイラーを交換するなら、できれば次回のチェーン交換のタイミングで一緒に行いたい。
なるべく③までに収まるようにしたいわけですが、こればかりは部品の相性があってやってみないとわかりません。

以下、試したことを順に記録します。

まずは①の方法。
フリーの寸法から見ると、7sと8sの間には大きな壁がある。
7s→8sへ、同じチェーンを使って8s化しているので、カセットの総幅はスプロケ一枚分増えており、当然ながら8sフリーは7sフリーよりその分長い。
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その差がどのくらいかというと、4.5mm。8sフリーは7sフリーより4.5mm長い。

よって、フリーボディに組付ける厚さ4.5mmのスペーサーがあれば、8sフリーに7sカセットを組付けることができる。
何か手持ちのもので適当なものはないか、探してみたけど・・・うまく使えそうなものがない。

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マビックのM9やM10のスペーサーが惜しかったけど、残念ながら使えそうにない。

市販品だと、WHEELS MANUFACTURINGがそのものズバリのアルミスペーサーを販売しているのですが、これが現在は何故だか5枚セットの販売となってます(5枚セットで1,335円)。
5枚セットって・・・自転車屋でもあるまいし、そんなにいらんでしょ普通。こんなもの他に使い道ないですし。
一枚のみ200円くらいで売っていれば欲しいけど、1,335円もするんじゃもう少し出せば8sカセットが買えてしまう。

・・・ということで、①の方法は却下。
8sカセットを買って組付けることにしました。

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おなじみのCS-HG51、グレードで言うとALIVIOクラス(1,609円)。
現在買える8sカセットではこれが最上級グレード。実売価格を見ると、これを買うのが一番お得です。

せっかくなので本当は11-32Tにしたかったのですが、チェーンをそのまま使い回すので、最大ギアを現状の7sカセットに合わせました。

で、こいつを組付けて、現状の7sシフターで運用する。
7sと8sは変速ピッチがほとんど一緒だから、そこそこシンクロする・・・はずなんだけど、なぜだか今回は変速性能がガタ落ちとなった。

8sカセットと7sシフターを組み合わせて使うのは個人的に経験があり、近いところではドーズをこの組み合わせで使っているけど、まったく問題がなかった。
今回も決して使えないことはないけど、実用上ちょっと使うのをためらうレベル。何度ディレイラーを調整してもそれ以上にはならない。
カセットとディレイラーはMTB系で統一しているのに、なぜ・・・?

・・・ディレイラーのせいかもしれない。

ジャイアントのディレイラーはSTX。品番で言うと、RD-MC34(たぶん)。
このモデルは、自分の記憶が正しければ1996年頃STX-RCへと進化し、品番がRD-MC36となった(まだ7s)。その後8sへと拡張されて、品番がRD-MC38となる。
ややこしいですが、STX-RCのリアディレイラーには7sモデル(RD-MC36)と8sモデル(RD-MC38)が存在する。
ま、そんなことはどうでもいいのですが、いずれにせよジャイアントのディレイラーはSTXで、明確に7sです。しかもIGチェーン対応。

実際のところ、7s用ディレイラーと8s用ディレイラーで何がどう違うのか、よく知りません。
7sと8sではストローク幅が違うわけですが、通常は実力的に7sディレイラーでも8sまで引けます。
(さらに、8sと9sではストローク幅が同じですが、ディレイラーに8s用と9s用があるのは何がどう違うのだろう?チェーンが違うからプーリーの幅が違うだけだろうか?)

STXの場合、後になって8s用のモデルがわざわざ追加されているので(STX-RC/RD-MC38)、STXのディレイラーを8sで使うのは何らかの理由で問題があるのかもしれない・・・考えにくいけど。

・・・はたまたシフターのせいか。

8sカセットと7sシフターの組み合わせにおいて、実はラピッドファイヤーの7sシフターを使うのは今回が初めて。
微妙に異なる7sと8sの変速ピッチ。その中においてラピッドファイヤーとの相性がよくないのかもしれない。

いずれにしても②ではうまくいかないので、③の方法へ。
ディレイラーはそのまま、シフターだけ8s用に交換する。

P1260332_サイズ変更 P1260333_サイズ変更
品番はともにSL-M310。右の写真で左側が7s用、右側が8s用(1,580円)。

おそらくディレイラーを交換しないとダメだろう、と思っていたのであまり期待してなかったのですが・・・試してみたらうまくいった!
先ほどの7sシフターのときとは雲泥の変速性能!もちろん実用上なんの問題もありません。
これでいける。

ただひとつ、おそらくこれは7sで使おうが8sで使おうが関係ないことですが、このSTXのディレイラーはローのポジションのとき、プーリーケージとスポークの隙が妙に攻めた仕様になってます。

見ているとちょっと不安になってくる↓
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ローのとき、スポークとの最小隙がスポーク一本分くらいしかない。
測定してみると2mmで、ちょうどスポーク一本分。

参考まで、スペシャの場合はこんな感じ↓
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こちらはスポーク二本分以上あり、測定してみると6mm。ちょうどスポーク三本分。
このくらいあると安心感がある。

が、ストロークをきちんと調整すれば、ディレイラーは写真の位置からスポーク側へはまったく動かないので、たぶん大丈夫でしょう。この位置でスポーク側が動くということもまずない。
上りを中心に試走した結果もまったく問題なかったので、今冬はこの仕様で旅に出ます。
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(おまけ)
実は8sのディレイラーも準備してあったのですが、今回は出番なし。
次回のチェーン交換のとき、一緒に交換するつもりです。

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8sディレイラーの名機=RD-M310(1,989円)。8sディレイラーを今買うならこれです。
この価格でビッグプーリーの効果を体感できるかもしれません?
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