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絶滅危惧種の26インチMTB

いつの間にか26inのMTBが絶滅危惧種になっている。
すっかり下火になったとは思っていたけど、まさかここまで来ているとは思わなかった。
右も左もMTB(26in)だった90年代が嘘のよう。当時はMTBが花盛りで、ロードレーサーは一部のマニア(自分もその一人だった)だけが乗っているマイナーな存在だった。
今とまるっきり逆の状態。

もちろんMTBは今でもあるけど、これまでのように26inではなく、27.5inや29inになってしまっている。
主力が27.5inや29inになっても別にかまわないが、26inの部品がなくなってしまうのは非常に困る・・・。

そもそもMTBが26inでなければならない理由などなくて、もう少し径が大きいほうが速く走れるのではないかと以前から言われてもいる。
MTBというものの生みの親であるゲーリー・フィッシャーがなんで26inのタイヤにしたかというと、たまたま当時アメリカで一番入手しやすかったのが26inだったから。
たったそれだけの理由からMTBのスタンダードが26inとなったわけだけど、ルック車も含め世界中にこの規格の自転車が普及して今に至っている。

自転車も工業製品である以上、規格というものから逃れることはできない。
規格には技術の進歩が深く絡んでいるわけだけど、中には単なる規格変更ビジネスではないかと勘ぐりたくなるものも少なくない。
特に自転車の世界はその傾向が強く、なにかにつけて規格変更に振り回されがち。

26inが旅の自転車として最強であるのはまだしばらく変わらないであろう。
これは世界中どこでも部品が手に入るという圧倒的な汎用性と、径が小さい分リムが割れにくいという耐久性から。

が、現実問題として日本では26inの部品入手が困難になってきている。

困ったことになりそうなのはリム。
今のところタイヤとチューブ、それからスポークに関しては普通に入手できる。
リムも今はまだ入手できるものがあるけど、選択肢は信じられないくらい減ったし、この先さらに減っていきそう。

現在、日本で簡単に入手できるのはアラヤかアレックスリムしかない。
さらに具体的に言うと、アラヤのTM-840Fか、アレックスリムのDH-19かDM-18の三択。ダブルウォールのリムだとこれくらいしかない(涙)。
マビックなんてもはやラインナップにすらないし・・・。

こんなことならサンリングルのライノライトをもっと早くに買っておけばよかった・・・と思っても後の祭り。
もはや簡単には手に入らないでしょうね。あまり高いんじゃ買う気にならないですしね。

ライノライトによらず本当は36Hのリムが欲しかったのだけれど、もはや望むべくもなし。
スペシャとジャイアントのリアホイールを組むにあたり、32Hのリムを買いました。

P1260291_サイズ変更 P1260292_サイズ変更
スペシャ用にアレックスリムのDH-19(左)、ジャイアント用にアラヤのTM-840F(右)を購入。
購入価格はDH-19が3,694円、TM-840Fが2,241円。

26inのリムが果たしていつまで容易に入手できるのか・・・これから先が甚だ心配。

余談ですが・・・ブレーキは確実にリムブレーキからディスクブレーキにシフトしつつある。
自転車用のディスクブレーキなんて遅くとも35年前にはありましたが、昨今のディスク化に関しては小型・軽量化を含め技術の進歩といってよいでしょうかね。
ブレーキの効きや、何よりリムへの負荷を考えるとディスクのほうが圧倒的に有利なので、この流れは喜ばしいことかもしれない。
旅先での修理性を考えると、ワイヤ式のディスクブレーキが最強ではないかと個人的には思ってます。

ただ・・・リムブレーキ用のリムというのがこれから入手しにくくなっていくのでしょうね(涙)。
ディスク化の流れはおそらくロードの世界も逃れられまい。
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