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マケレ

2010/5/4 火
ウザイことと楽しいことが入り乱れヘトヘトになった一日だった。ウザイことというのはウォルディアまでのバス、楽しいことというのはウォルディアでヒッチハイクしたイスズのことだ。まぁ最終的には楽しいことの方が上回ったので、結果的には今日も素晴らしい一日であった。
最初にウザイ方の話。エチオピアは実にいい国なのだが、バスのシステムだけはまったくいただけない。
相変らず3:30に起きる。依然停電中のためロウソクとヘッドランプの明かりでパッキングして4:30前に宿を出る。暗い夜道をバス・パークまで歩くのだが、既に他にも歩いている人が大勢いる。バス・パークに着くと、大勢の人が閉まったゲートの前で待っていた。ゲート越しにその場でバスのチケットを買ってる人もいる。チップを払えばいい席を確保しとくという話をまた持ちかけられるが、断る。既に不当に高い料金を払っているので、これ以上払う気は毛頭ない。いつも通り自分が荷物番をして、ゲートが開くと同時にマユミがダッシュで席を確保する作戦に出る。
5:00にゲートが開き、大勢のエチオピア人に交じってマユミがダッシュ。でも、今回は既に席取り屋がほとんどの席を押さえているように見えたのでうまく席が確保できないかも・・・。そんな人の流れを尻目に自分は大きなザック2ヶを抱えてバスの後方へ。荷物代がかかるのかどうかもバスによって微妙だ。まったく取られなかったバスもあれば、アディスアベバからのバスのようにキチンと荷物代の領収書まで出してくれるところもある。
屋根の上に荷物を上げてもらったところで荷物代を請求されるが、「他の人が払うなら払う」ということにしてしばらく様子を見る。見てると他の人も払っていたので素直に従った。1ヶにつき10B。
バスに乗ろうとすると、「いい席を確保しておいたから」とチップを要求される。バスの中に入ると、出入り口近くの特等席にマユミが座っていた。やはりほとんどの席が席取り屋に押さえられていて自力では確保できなかったらしい。頼んでもないのに一人が席を確保しておいてくれたようだ。何はともあれ席は無事確保。要求されたチップに対しては、「ウォルディアまで既に一人100Bも払っている」と強く突っぱねたらそれっきりだった。
バスの中には定員以上の人がいて、さらに乗り込んでくる人もいる。外には大勢の乗れなかった人がひしめいている。うぅぅむ・・・何でこんなことになるんだか。指定席にしておけば済む話なのに・・・。デシエやアディスアベバなど遠くまで行く人は稀で、多くの人は途中までちょっと乗りたいだけなので前日にチケットを買うことはしないらしい。でも、毎日こうなることがわかっているのだから、前日に買っておけばいいのに・・・こんなことしてたら、乗れない人は一生バスに乗れないような気がする。
きっともう何十年も前から続いている光景なのだろう。そしてこれから100年経っても変わらぬ光景だろう・・・見てると、こんなシステムを問題視していたり文句を言っていたりするような人は誰一人いないから、きっと100年経っても何も変わらないに違いない。まぁそれがアフリカの、特にエチオピアのいいところでもあるんだけれど。
当然ながらチケットのない人はバスから下ろされ、スッキリ席の数分の人になった6:00にバスは出発。決して激しい運転ではないのに、アディスアベバから来るときはそんなことなかったのに、何故か今日は酔って吐く人が続出。バスに準備してあったゲロ袋が飛ぶように出て行く。斜め後ろのじいちゃんなど走ってからずっと吐きっぱなしだった。
そんなことがありながらも、バスは最初快調だったのだけれど・・・3,000m超の台地に上り返し下りに差し掛かったところから調子がおかしくなった。低速ギアで妙にゆっくり下るからおか
しいなぁと思っていたら、突然エンジンが止まった。他の乗客と一緒に外に出てみるとガソリンがダダ漏れになっていて、こりゃ復活しないんじゃないのと思っていたら、1時間もしないうちに奇跡的にエンジンがかかった。
バスに乗り込んで再スタートするが、ギヤはやはり2速までしか入らないらしい。ストップしている間に歩き始めてしまった人をピックアップしながら2速でゆっくり下る。が、しばらく走ったところでまたもやストップ。今度はもうちょっと念入りに整備をしたのか1時間もするとバスが息を吹き返し、再々スタート。今度はギアもちゃんと入るようになり、12:00過ぎにようやくウォルディアに着いた。途中、乗務員の一人がガソリン入りのポリタンクを車内に持ち込んだのだが、バスの揺れで倒れ自分らの斜め前の人たちがガソリンまみれになるハプニングもあった。幸い自分らに被害はなかったが、こんなとき笑って済ませてしまうところがエチオピアの人たちのすごいところだ。万一こんなことが日本で起こったら、やれ弁償しろだの大変な話だと思うが、エチオピアではガソリンまみれになった人も特に文句を言うでもなく笑ってお仕舞いである。
さて、バスはバス・パークではないところに着いたので、人に聞いてバス・パークの方に歩く。途中で面倒になってリクシャーに乗ってしまった。アムハラ語で何と言うのか忘れてしまったが、エチオピアにはインドと同じリクシャーがたくさん走っていて短い距離なら1Bとか2Bといった料金で乗せてくれる。
バス・パークに行ってみると、目的のマケレ行きのバスは明日の朝までないらしい。ミニバスの人が声を掛けてくるが、1,000Bとか言っていて話にならない。今日はウォルディア泊まりかと諦めかけたところでまた声を掛けてくるヤツがいる。どうやらバスではなくマケレに行く車があるらしい。料金を聞くと100Bくらい。一寸また怪しいヤツかと思ったのだが、どうせ暇だしダメもとで話に乗ってみることにした。
バス・パークではなくピアッサから出るらしいので、言われるがままリクシャーで同じ道を引き返す。行ってみたら1台のイスズがいた。エチオピアでは4tくらいのトラックをイスズと呼ぶ。もっと大きなトラックはIVECOとかSCANIAといったメーカ製なのだが、実際エチオピアの4tくらいのトラックはほとんどがイスズ製だ。
運ちゃんと話をしたら一人100Bで乗せてくれるという。渡りに船だ。しかもこの運ちゃんが滅茶苦茶いい人で、危うくエチオピアが嫌いになりそうだったところを救ってくれた。
自分らが乗るとすぐにイスズは出発。乗っているのは運ちゃんと助手の人と自分らの4人。足元も広くバスでの移動よりずっと快適だ。
1時間くらい走ったところで、たくさんのトラックが道端に止まっているところでストップ。昼食だと言う。助かった~朝からほとんど何も食べてなかったのだ。もう昼もとっくに過ぎていたし、運ちゃんらはウォルディアで食べてしまったものと思っていたのでマケレに着くまで何も食べられないものと諦めていたところだった。
ここで食べたインジェラは死ぬほど旨かった!日本もそうだけど、世界中どこに行ってもトラックの運ちゃんの集まる食堂というのはやはり安くて旨い!
ウォルディアから程近い途中の町(名前を忘れた)までは比較的平坦な道だった。エチオピアでは珍しい平地が広がり、道路の両側に延々と畑が続く。そこにたくさんの人と動物がいる、もちろん農作業のためにだ。
エチオピアの農業はまったく機械化されていないからすごい!今でも労力の主役は動物たちである。畑を耕すのは木製の農具を引く牛たち(時々ラクダも活躍している)で、荷物を運ぶのはロバたちだ。ロバも自分の好きな動物なのだが、いつも笑っているように見えるラクダと対照的に悲しんでいるような顔をしているロバが黙々と荷物を運んでいる姿を見ているとちょっと可哀相になってしまう。ただ草を食べているだけのヤギや羊がとてもお気楽に見える。
そんな人と動物たちで溢れ、畑は祭かなにかのように賑やかだ。狭い段々畑が人や動物でごった返しているのではない。延々と続く広大な畑が人と動物で活気付いているのだ。一台のトラクターが畑を耕す先進国のそれとは一線を画す光景だ。端で見ているととても楽しそうに見える。もちろん大変な仕事なんだろうけど。
エチオピアは農業に従事している人が90%近い農業国だ。と言っても、農業でお金を稼ぐというよりは自給自足の国という観に近い。
その町を過ぎると山道に入る。道路はとてもキレイなのだが、とにかく山を幾つも越えるので時間がかかる。荷物をフルに積んだイスズは上りでは20km/hくらいしか出ない。場所によっては蛇行しながら走らないと上れないような勾配のキツイところもある。眺めはすこぶるよく、イスズでトロトロ走るのは実に楽しい。
地図で見る直線距離は短いのに、エチオピアの特に北部の移動に時間がかかるのはそのためだ。道が悪くて時間がかかるのではない、道は良いのに予想をはるかに上回る時間がかかるのだ。
暗くなりはじめた19:00前にある集落に止まった。いつもそうしているようだが、ここで村の人にトラックを水洗いしてもらってからマケレに入るらしい。バケツに汲んだ水をバシャバシャ掛けながらけっこう念入りに洗う。1時間ほど止まっていたが、その間村の子供たちに取り囲まれておしゃべりするのが実に楽しかった。
マケレはそこからすぐかと思ったら、けっこう遠かった。21:30にようやくマケレに到着。空港もあり、予想を遥かに上回る大きな町だったので驚いた。幹線道路は中央分離帯のある片側2車線だ。
当然泊まる宿など決まってないので、運ちゃんにバス・パーク近くの安宿まで乗せてもらうことにした。宿の前でイスズを停めて大声で宿の人に部屋があるか聞いてくれている。ホントに人のいい、実に気持ちのいい運ちゃんだった。
運ちゃんの紹介してくれた一泊60Bの宿に今晩は泊まることにした。思いがけず長時間の移動となり、後半のイスズは楽しかったけれど、かなりくたびれた・・・。
インド以来久々に・・・エチオピア最高!

4may2010 ウォルディアに向かう途中でバスのエンジンがストップ 4may2010 イスズの運ちゃん

2010/5/5 水
昨晩泊まったYEABSRA PENSIONは、部屋は申し分ないのだが水廻りに難あり。きっとシャワー、トイレ付きの部屋は快適なんだろうけど、シャワー、トイレ共同の安い部屋だとまともに使える水道がない。よって面倒だが宿を替えることにした。
別の宿を探しに行く前にここの宿のカフェで朝食にする。これが安くて実に旨い!インジェラも美味しいけど、エチオピアは決してインジェラだけではない。パンやドーナツが実に旨い!特にここのカフェのシンプルなドーナツは絶品と言っていい。パンはヨーロッパも含め、これまで自分が行ったことのある国の中で間違いなくトップクラスだ。そしてコーヒー発祥の地だけに、コーヒーやマキアートはホントに美味しい!
引越し先の宿はすぐに決まった。バス・パークの正面にあるMETA HOTELという宿で、シャワー、トイレ共同の部屋が一泊80B。
引っ越した部屋で一休みしてから外に出る。まずはバス・パークを偵察。ここのバス・パークは大きくてチケット売り場もキチンとある。人も親切でノープロブレム。
やけに町中に人が多いと思ったら、今日はパトリオティズムなんたらという祝日らしい。
マケレは過ごしやすい実にいい町である。ホテルや食堂、カフェがふんだんにあって泊まるところや食べるところに困らない。かと言ってツーリスティックかというとまったくそんなことはなく、外国人はほとんどいない。ホテルに泊まっていたりカフェで食事してたりするのは皆エチオピアの人たちだ。食堂やカフェ以外にも小さな店がたくさんあり、欲しいものはほとんど何でも手に入りそうな感じだ。アディスアベバでは使えなかった同じ銀行のATMも何故かマケレでは使えた。
そして何より人がいい。明るく親切で、控え目だが外国人には興味津々だ。北に来るほど人がよくなっている気がするし、食べ物も美味しくなっている気がする。
ファタという食べ物が面白い。ラリベラまでは見なかったから、ティグライ地方独特の食べ物だろう。朝、カフェで食事をしたときに不思議に思っていたのだが、客の人が注文すると最初にバスケットに入ったパンが出てくる。客がそのパンを細かくちぎり、ちぎり終わると店の人が奥に持って行って鉄のボールに入った食べ物になって出てくる。昼にカフェに行ったときに食べてる人が何人もいたので聞いてみたら、ファタというメニューで、ちぎったパンの上にヨーグルトやソースのようなものがかかっていて実に旨そうである。かき混ぜて食べるものらしい。隣の人が試しに食べさせてくれたが、ミートソースのような味がして美味だった。
夕方、雷雨があった。雨が上がってから宿の外でエチオピアの人たちと色々話せたのが実に楽しかった。特に同じ宿に泊まっているエチオピア人のダッスーとは意気投合し、お茶も奢ってくれた。ダッスーに聞いてわかったことがある・・・やはりラリベラまでは見なかったから、これもおそらくティグライ地方独特の話なんだろうけど、この辺の人は老若男女を問わず目尻に傷のある人が多い。昨日乗せてもらったイスズの運ちゃんと助手の人が共に目尻に傷があったので不思議に思っていたのだが、この傷はどうやら親が子供につけるものらしい。目尻に傷をつけると目がパッチリと大きくなると信じられているためだ。
その他にもティグライ地方では、やはり男女を問わず額に十字を彫る習慣がある。額に深い十字の傷のある人もいれば、刺青を入れてる人もいる。女性の髪形にも特徴があり、おかっぱのようにしている人が多い。ティグライは実にユニークな土地である。
夜遅くなってから夕飯を食べた宿のレストランも安い!早い!旨い!と三拍子揃っていた。
エチオピア最高!ティグライ最高!マケレ最高!ラリベラ前後からけっこうダニに食われているが、たいした問題じゃないぞ~

5may2010 マケレの町

2010/5/6 木
朝からティグライの岩窟教会を見に出かける。
バスに乗る前にいつものカフェで朝食にする。今日こそファタを食べてみた。ちぎったパンの上にヨーグルトとスクランブルエッグ、ピリ辛のミートソースのようなものがかかったものが出てきて、女の子が目の前でかき混ぜてくれる。思うにエチオピアは(特にティグライは)、グチャグチャにかき混ぜる食文化である。韓国の食文化に近いような気がする。日本は(おそらく見た目も重視するため)、口の中で混ぜる食文化である。ファタもグチャグチャにかき混ぜてしまうと見た目は悪いのだが(焼く前のお好み焼きのような感じである)・・・美味である。朝から食べるにはちょっとヘビーではあるが、とにかく美味である。とてもしっかりしたパンのためソースと絡めてもベチャベチャにならず、おそらく言われなければパンと気付かないだろう。見た目も食感もチキンに近いような感じである。
しっかり腹ごしらえしたところでバス・パークに行き、ウクロ行きのミニバス(ハイエース)に乗る。最初に乗ったミニバスは自分らの他にばあちゃん一人しか乗っておらず、いつになったら出発できることやらという感じだったのだが、外でタバコを吸ってたら2台隣のミニバスに「ウクロ行きだよ、すぐに出るよ」と声を掛けられたので乗り換えた。
自分らが乗ったところで満席となりすぐに出発。ウクロまで一人11.5B。45分でウクロのバス・パークに着く。バス・パークに入るとすぐに大勢の客引きに取り囲まれる。多くはコントラと呼ばれる、ハイエースを丸々1台チャーターする話の持ち掛けだ。と言うのも、ティグライの岩窟教会群は町から離れた山の中に点在していて、基本的に公共交通機関はないのだ。ラリベラで会った日本人も700Bでハイエースをチャーターして回ったと言っていた。コントラの言い値はやはり700B・・・でもウクロから一番近いアブラハツベハという教会までは20kmしかなく、ニューケニアロッジで情報をくれたムシさんはヒッチハイクと徒歩で教会を回っていた。
「アブラハツベハまで片道乗せてくれるだけでいい」としつこく話してたら、中に正直な人が一人いて「だったら5Bで行ける」と教えてくれ、1台のミニバスに案内してくれた。700Bとか500Bと話してたところでいきなり5Bというのも突拍子もない話だが、ミニバスに乗り込んでた人に聞いてみると、どうやら本当に5Bで行けるらしい。満席にならないと出発しそうにないので時間がかかりそうだったが、乗り込んで待つことにした。
1時間弱待っただろうか、満席になってないけどミニバスのエンジンがかかって動き出した。途中で道を折れ、小さなマーケットのようなところで援助物資と書かれた小麦の袋をしこたまハイエースの屋根に積み込み、再び道に戻る。「アブラハツベハ 15km」と書かれた看板のところを左に折れると、そこからはダートになる。途中のミニバス乗り場からたくさんの人が乗り込んできてハイエースは超満員になった。そこから30分強も走るとアブラハツベハに到着。乗務員の人が一緒に車から降りて「あれが教会だ」と教えてくれた。
礼を言ってミニバスと別れ、教会に向かって歩く。アブラハツベハ教会はちょっとした岩山の中腹にちょこんと建っていて教会自体に趣はないが、中の壁に描かれたフレスコ画は見事だった。司祭はいないようで、管理人のおっちゃんに一人100B払い扉の鍵を開けてもらって中に入る。
さて、アブラハツベハから先は完全に足がない。ウクロで聞いたところによると、一番近いミカエル・ミンダ教会までは1kmくらいらしいので、土地の人に方角を聞いて歩き出す。しばらく歩いたところでピックアップ・トラックが止まっていたので道を尋ねたら、仕事でアブラハツベハに来ているという二人が幸運にもミカエル・ミンダまでただで送ってくれた。ありがとう!
ミカエル・ミンダ教会は、何も惹かれるものがなかったので外から眺めるだけにした。次の目標はメガブという集落、その先にアブナイェマタ教会がある。ミカエル・ミンダからはけっこうな距離なのだが、まぁ歩いていれば1台くらい車が通るだろうと楽観視して歩き始める。失敗したのは食料を何も持ってこなかったことだ。水しかない・・・。
1時間強歩いたのだが、メガブの方向に向かう車とは1台も出会わなかった。その間に逆方向に向かう車とは3台もすれ違ったのに・・・。
道端の木陰で休んでいるときに逆方向に向かうハイエースがやって来た。どうする?戻るなら乗せていってもらいたい。これが最後の車かもしれない。うぅぅむ・・・残念だがここまでだ。ここから戻ることにしよう。食料を持ってないのが致命的だ、このまま進んだら行き倒れになるかもしれんし・・・。
ヒッチハイクしたハイエースはイギリス人のおばちゃんがチャーターした車で、ウクロまで乗せてってくれることになった。「いくらで乗せてくれる?」と訪ねると「好きなだけ払ってくれればいい」という一番困った答え。ウクロまでの距離を考えれば一人10Bでお釣りが来るはずだが、気持ち分を上乗せして二人で30B払うことにした。
それにしてもこのハイエース、驚いたことに遠くアクスムからのチャーター便だった。しかもドライバーの他にガイドつき・・・一体いくら払ってるんだろう?
おばちゃんがガイドとアブラハツベハを見に行ってる間、マユミが近所の子供に鶴を折ってあげて暫しの交流。幹線道路に出る手前ではハイエースがパンクした。タイヤ交換後、おばちゃんらはウクロ教会を見に行くというので、教会の入口のところで降ろしてもらってリクシャーでバス・パークに戻った。
軽く腹ごしらえをしてからミニバスでマケレに帰ってきた。けっこうくたびれたので、明日もう一日マケレでゆっくりしてからアクスムに移動することにする。
何度も言うが、エチオピアはいい国だ。とても面白い。食べ物は美味しいし、物価は安いし、気候もいい。何より人が最高だ。気さくで明るく親切、ちょっと言葉を交わしただけでウェルカムの気持ちが伝わってくる・・・エチオピアはそんな国だ。人によってはまったく合わない人もいるだろうが、自分ら二人にとってはアフリカでダントツに面白い国である。
思うにその国の良し悪しは、何はさておきそこに暮らす人で決まる。

6may2010 アブラヘツベハ教会 6may2010 アブラヘツベハ教会のフレスコ画

6may2010 ミカエル・ミンダまで乗せてくれたピックアップ 6may2010 インジェラ!

2010/5/7 金
マケレで一日まったり。
いつもの店でファタとボンボリーノ(ドーナツ)とマキアートの朝食。食後のコーヒーがまた旨い!
バス・パークにあるチケット売り場で明日のアクスム行きのチケットを取る。残念ながら今回も席は自由という話。ゲートが開くのが5:00なので、明日はまた早起きして席取り合戦に参戦だ。
町中に一軒だけあったネット屋に行ってみたが自pcを上手く接続できず。店のpcは日本語も読めなかったのでメールのチェックもできなかった。ここしばらくはブログのアップもできそうにない。

余談22 エチオピアの紙幣は・・・
エチオピアの食事もインド同様、基本的に手だけを使って食べる。たいていインジェラの上にワット(シチュー)やテュブス(ぶつ切り肉のソテー)をどかっとあけインジェラに包みながら食べるから、インドのチャパティーに比べて手がギトギトになる。インドの食堂や屋台には手を洗ったり口をすすいだりするための水道がどこにでもあったが、エチオピアにはないところも多い。そしてワットやテュブスの匂いは不思議と手を洗ってもなかなか落ちない。
そんなわけで、エチオピアの紙幣には独特な香りがある。おそらくワットやテュブスの香りがブレンドされたものだと思うのだが、これぞエチオピアの香り!紙幣だけでなく国全体がどことなくこの香りに包まれていて、どこに行っても嗅ぐことができる。
インドの紙幣がカレーの匂いということはなかったが、「国の匂い」というのがあるのはなんかいいなぁと思ったりする。日本でもどこか懐かしい「田舎の匂い」のようなものがあると思うけど、嗅覚の上からも故郷を連想できるのは素晴らしいことではなかろうか。

余談23 エチオピアのおやつは・・・
老若男女を問わずエチオピア人がよく食べているのはコロである。コロというのは大麦や大豆など各種の豆を単に煎っただけのものなのだが、香ばしくて実に旨い。町中やバス・パークなどでよく子供たちが洗面器のようなものに入れて売り歩いていて、一杯1Bくらいで食べられる。スナック菓子などと違って実に健康的だ。
甘いものでよく食べているのはサトウキビだ。ぶつ切りにしたものを束ねて町中やバス・パークで売っている。食べるときに歯でサトウキビの皮を剥くのだが、剥いた皮をその辺に捨てるため町中やバスの床などはサトウキビの皮だらけだったりする。前歯を使って皮を剥くのだが、残念ながら前歯が一本折れてる自分は接着してある歯がとれてしまうのが怖くてサトウキビだけは未だ試せていない。子供から年寄りまで、前歯でかじってガンガン皮を剥いてるエチオピアの人の歯はさぞ丈夫なんだろうなぁ・・・。

7may2010 HANI CAFEのボンボリーノとマキアート 7may2010 混ぜる前のファタ

7may2010 ジュース屋のフルーツポンチ 7may2010 META HOTELのウェイトレス ガネッシュと
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