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アレックスDA16 ホイール組み

アレックスDA16で20inのホイールを組みました。
リムやハブ関係の測定値を記しておきますので、組む人がいたら参考にしてください。

まずは使用した部品について。

【リム】
小径ホイールというのは今回はじめて組みましたが、リムの種類がめちゃくちゃ少ないです。ほとんど選択肢がないといっていい。
定番はアレックスのDA16というリム。他に容易に入手できるものとしては、自分の探した範囲ではパワーツールズのリムくらいしかなかった。
このパワーツールズのリムというのは、物としてはWEINMANNのDA17というリムと同じらしい。値段が安く、1,900円ほどで買えるというのが非常に魅力的だったが、真円度が(アレックスと比べても)いまひとつという話を聞いたのでやめました。実物を見たわけではないのでなんとも言えませんが、スポーク穴が左右に振られておらず一直線に並んでいるというのも気になった。

小径車の場合、見た目や軽さ重視でスポーク本数を減らし(20Hや24Hにする)、組み方もラジアル組みにする人が多そうですが、今回ドッペル用に組むのはもちろん強度と耐久性重視!32本のスポークをイタリアン6本組みにします。

リムはバルブ穴がUSかフレンチか不明だったのですが(たぶんどちらの仕様もあって、入荷時期によりどちらかわからないということだと思う)、まぁどっちでもいいやと思って買ってみたらフレンチでした。フレンチ希望だったのでこれは好都合だった。

【ハブ】
前後ともDEORE。
基本的に今回シマノのパーツを使う場合はすべてALIVIO以下にしているのですが、ハブだけはDEOREにしました。
DEOREを境にシール性が違いそうだから、ハブだけはDEORE以上にしておいたほうが無難だと思う。パーツの中で一点だけお金をかけるとすれば、何はさておきハブですね。といっても、DEOREならALIVIOとの価格差は数百円ですが。

ホイールを組む時点で8sにするか9sにするか決めかねていましたが、8s、9s、10sはフリーハブに互換性があるので、後で考えることにしてひとまずホイールを組みました。

とりあえずリムとハブを買い、スポークの長さを決めるために各種寸法を測定した結果が以下。

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各種寸法についてはこちら↓
<ホイール組みは楽し その1 準備編>

スポークの組み方についてはこちらにあります↓
<ホイール組みは楽し その2 スポーキング編>

【スポーク】
32本のイタリアン6本組み(3クロス)にするとして、上記の寸法を基にスポーク長を計算すると次のように出る。
フロントはRH、LHとも188.4mm。リアはRH(フリー側)=185.3mm、LH(反フリー側)=187.7mm。
ここから推奨スポーク長は、フロントはRH、LHとも188mm、リアはRHが185mm、LHが188mmとなる。

スポークの入手についてですが、こういった小径ホイールに使う短いスポークというのがこれまた入手しにくい。
まず、馴染みのあるDTや星のスポークには、そもそもこんな短いものはラインナップにない。
スポークねじ切り機があれば自分で好きな長さに加工できるんだけど、残念ながらそんな特殊工具は持っていない。
タキザワなら好きなサイズにカットしてくれるが、加工料が一本30円かかる。タキザワの場合はありがたいことに一本単位で売ってくれるけれど、例えば星のスポークなら一本40円だから、加工料の30円を加えると一本70円ということになる。加えて送料もかかるから、非常に高くついてしまう。

いろいろ探していてようやく見つけたのが、cnスポークというこれまでよく知らなかったスポーク。
180mmから190mmまで2mmおきにラインナップがあり、スポークはステンレス製が絶対条件であったのだけれど、ステンレス製までラインナップにあった。
しかも、販売単位が72本や100本ではなく36本。これはもう言うことなし。cnスポーク万歳!

185mmというのはラインナップにないから、リアのRH(フリー側)は186mmで組むことにした。
二台分、計四本のホイールを組むので、必要なスポークは188mmが96本、186mmが32本ということになる。
ありがたいことに36本単位の販売なので、188mmを三箱、186mmを一箱買った。
(一度に二台分組むというのが吉と出た。これが一台分だったら、188mmも186mmもスポークがかなり余ってしまう。)

以上の部品が揃ったところでホイールを組む。
四本組むので、ひとまず四本ともスポーキングして、あとでまとめてテンション上げと振れ取り、センター出しを行う。

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まっさらな部品というのは、見ているだけで嬉しくなってきますね。

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まずは楽なフロントから。
スポークがあまりに短くて笑ってしまう。おもちゃみたいだ。
アレックスリムというのはこれまで「安いリム」というイメージしかなかったが、思っていたより出来がよくて驚いた。

ホイール組みの作業手順についてはこちらにあります↓
<ホイール組みは楽し その3 スポーキング編・続き>
<ホイール組みは楽し その4 センター出しと振れ取り編>

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スポークが短いため突っ張ってしまって、26inや700cの場合よりスポーキングはやりにくいように感じた。

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こちらフリーハブ

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スポーキングを終えたホイールたち。まだスポークにテンションはかかってません。

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そして完成したフロントホイールと、

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リアホイール。

スポーキングのあとの作業は26inや700cの場合より楽ですね。スポークが短いのであまり捻れません。
そのためリムに負荷をかけてなじみ出しをしても、あまり豪快に「パキッ」とか「バイ~ン」とかいいません。

参考までに。
260の最初のホイールは前後ともスポークが28本で、JIS4本組み(2クロス)でした。
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JIS組みというのはママチャリと同じ組み方で、フリー側をイタリアン、反フリー側を逆イタリアンで組んであります。
写真は左側(反フリー側)から見てますので、左が進行方向です。駆動力をリムに伝えるスポークが、反フリー側はハブのフランジの内側から出ているのがわかりますか?

それに対して今回組んだ32本イタリアン6本組み(3クロス)。
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写真はリアホイールをやはり左側(反フリー側)から見てます。左が進行方向。
駆動力をリムに伝えるスポークは、反フリー側もハブのフランジの外側から出ています。
色からスポークの材質の違いもわかりますかね。上の写真の青味がかったのが単なる鉄、下がステンレスです。

忘れないうちに完成したホイールの重量を量っておきました。
フロント=720g
リア=950g

(つづく)
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