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ひとまずまともに走るよう整備しよう@260 Parceiro

何はともあれまずは整備してシェイクダウンです。
こんなところからやらなきゃならんのかっていう、そんな自転車ってのもまぁ楽しいですね。

以下にまとめますがその前に。ちょっとした心構えというか注意点。
ドッペルの自転車は、いたるところが鬼トルクで締め付けられています。ホントにもういったいどうやって締めたんだコレ・・・という感じ。
ねじの精度が悪い上にちょっと変わった規格のものを使っていたり、そんなボルトをゆるみ止めを使って強引に締め付けていたりするので、おそらく絶望的に緩まないところが何箇所かあります。そのつもりで、最初から心してかかりましょう。

【1】ブレーキ関係
まずはブレーキレバー。
前後ブレーキが左右逆に取り付けられていたので、あとでつけなおそうと何気にクランプボルトを緩めようとしたのだが・・・微動だにせず。
これは本気だなと、本腰を入れて真剣にやってみたのだが、まったく緩みそうな気配なし。
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M6の六角ボルトなのだが、ちょっと変わった規格のもので、4mmの六角レンチで回すようになっている(M6だと通常は5mm)。
4mmのレンチなんで、トルクをかけるとボルトが緩むより先にレンチがたわんでしまう。おまけにかなり軟らかい材質で、六角穴の精度もいまひとつのため、簡単になめてしまう。
これはもう絶対に緩まない、というのがなんとなく感覚でわかる。
ねじ部にCRCを注したり、ハンマーで衝撃荷重を加えたりいろいろやってみたけど、どうにもならない。絶望的に緩まない。
六角レンチを放棄してプライヤーで回してみたけど、まったくダメ。お手上げ状態。

こいつはもう最終手段に訴えるしかない・・・後ほど金ノコでボルトを切断することにしました。
が、いきなり切断してしまっては乗れなくなってしまうので、まずはそのまま放置しておくことに。

それから、ここ↓
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Vブレーキを開放するときに外すアルミのストッパー。
アルミが軟らかすぎると見え、傷キズになっていて、それがアームの穴に引っ掛かってしまってなかなか外れない。
写真はワイヤーを開放してある状態なのだが、それでも素手では外せず、プライヤーを使ってようやく外せた。
前後とも似たような状態だったが、特に前ブレーキが酷かった。
外したストッパーをヤスリで削って整える。そんなところからのスタートですよ。

そして肝心のVブレーキ本体↓
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(左)前ブレーキ、(右)後ブレーキ
なぜか三つある穴の一番上にピンがセットされていて、Vブレーキを開放するとえらいバネ力でアームが広がる。

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ちょっとわかりにくいですが、台座のピンは四つともこのように変形してしまっている。

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ピンをまっすぐに修正し、こんな感じで中央の穴にセットしてブレーキを固定すると、とりあえず使えるようになります。

・・・が、Vブレーキ本体もレバーも、どうにも剛性感がなくグニャグニャした感じ。
おまけに台座部分にはガタがあって、まったく信用できない代物。
できればレバーも本体も交換したほうがいいでしょうね、これは。

【2】ハブの玉当たり調整
物によって多少ばらつきはあるでしょうけど、届いた状態では前後とも軸がほとんど回りません。もうゴリッゴリの状態。
この状態でも乗れないことはないですが、無駄なエネルギーを使う破目になるので、ハブの玉当たり調整をしましょう。

まずは前輪から。
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軸は六角ナットで固定するタイプ。アクスルナットは15mm。

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ハブはカップ&コーン式で、ダブルナットで玉当たりを調整するタイプ。クイックリリースか否かの差はあるが、ベアリングの構造自体はスポーツバイクと一緒。

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ロックナットはけっこうなトルクで締められているので、長いスパナを使わないと緩まない。
ちなみに、センターがずれてしまうので、左右のロックナットのどちらか一方を緩め、もう一方はいじらないのが基本です。

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(左)ハブの玉受けと、(右)軸、ボール、玉押し、ロックナット
意外にもリテーナーにセットされたボールが使われていたが、ボールの数が少ない(片側7個)。

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玉受けにグリスをこれでもかというくらい塗りたくって軸を元に戻す。
玉当たり調整は、軸にガタがなく、かつゴリゴリせずにスル~と回るところ。
何度かやってみれば感覚でわかると思います。

以前に書いた玉当たり調整とベアリングのボールの話はこちら。

続いて後輪。
フリーホイールは、スポーツバイクでおなじみのフリーハブではなくボスフリー。
スプロケを抜くと、スプロケのほうにフリーホイールがついてくる。なんだか久しぶり。

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まずはボスフリーを外すのですが、フリー抜き工具がフリーハブ用とボスフリー用で異なる。似ているが微妙に形状が違う。
(左)シマノボスフリー用、(中)シマノフリーハブ用のフリー抜き工具。(右)はカンパ用のフリー抜き工具、参考まで。

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フリーハブの場合と違って、ボスフリーの場合はスプロケ抜き(スプロケの空転を防ぐチェーンのついた工具)がいらない。
ここも緩めるのにけっこう力がいる。ドッペルはどこもかしこも最初に緩めるときはドキドキです。

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(左)フリーホイールのついたスプロケと、(右)ボスフリーを外したハブ

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反フリー側・・・こちら側をいじって玉当たり調整する。

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(左)ハブの玉受け&ボールと、(右)軸、ボール、玉押し、ロックナット
ボールはやはりリテーナーにセットされたもので(片側7個)、前輪と同じもの。

グリスをしこたま塗りたくって玉当たり調整をすると、前後輪とも最初とは別物のようにスル~と回転するようになる。
が、自転車に組付けて回してみると、後輪はスプロケがうねうねと揺動するのが気になる・・・。
いや、決して組付けや玉当たり調整が悪いのではなく、これがこのハブ&スプロケ(ボスフリー)の実力です。

【3】その他
・ペダル
ペダルもゴリッゴリで、手で回しても半回転しかしないのだが、ひとまずこのままで。

・ディレイラー
ディレイラーはシマノTourney(6、7s用)が使われている。
最下級グレードでもさすがシマノ!7sのまま乗るならディレイラーはそのまま使えると思う(8sまでなら引けるかな?)。

ディレイラーの調整についてはこちらをどうぞ。

・ハンドルが低すぎるが、コラムがこの長さで切られてしまっているので、あまり大きく上げることはできない。
ひとまずステムを上下逆さにして30mmほど上がるが、まだ低い。
あとはもっとライズの大きいステムやアジャスタブルのステムに換えるしかないかな。ステムのスタックハイトが50mmあるので、もっと低いもの(といってもがんばって40mmだけど)に換えればその分も上がる。
そこからさらにということであれば、継ぎはぎになるのが嫌でなければエクステンダーが使える。

(つづく)
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