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ヤベロ

2010/4/26 月
エチオピア・・・アフリカでは珍しい古い歴史を持つ国。世界で最も歴史あるキリスト教王国で、失われたアークが眠る場所と言われる神秘の国。公用語のアムハラ語は独自の文字を持つ。西暦と異なる独自のエチオピア暦を使っていて、実際エチオピアのカレンダーはよくわからない。時間も独自の12時間制が使われていてヨーロピアン・タイムと異なる。
エチオピアン・タイムでは日の出の6:00を「0:00」とし、7:00を「1:00」とする。「12:00」(ヨーロピアン・タイムの18:00)が最初のサイクルの終わりで、18:00を「0:00」として次のサイクルがスタートし、翌朝6:00の「12:00」に終わる。実用上は、エチオピアン・タイムから6を引けばヨーロピアン・タイムになると覚えておけばよい。
とまぁ、エチオピアというのは見所満載の魅力的な国である。その見所を大雑把に二分すると、岩窟教会に代表される北部の宗教関係と唇に皿をはめ込んだムルシ族など南部の少数民族ということになろうか。国内の移動にとにかく時間がかかるので、じっくり見るには相当な時間が必要だ。
今回はあまり時間がないので南部の少数民族関係はカットすることにした。興味がないわけではないのだが、どうも族関係にはあまりテンションが上がらないので・・・。
今日はエチオピアの独立記念日で祝日らしい。明け方、2時間ほど激しい雨が降った。8:00近くに雨がほぼ上がったのでとりあえず朝食に行く。あいにくパンが終わってしまったらしくインジェラしかないらしい・・・。朝からインジェラというのもキツイのでお茶だけもらった。エチオピアはお茶もスパイシーで美味しい。お茶が一杯2B、300mlのコーラが5Bといったところで物価は安い。1Bは7円くらいだ。
ちなみにエチオピア人は朝からインジェラを食べている。しかも付け合せはパンだったりする。パンとインジェラって両方主食のような気がするのだが・・・。
10:00近くになっても昨日コーヒーを奢ってくれた人とは会えず、イスズでの移動は夢と消える。まぁどこかには移動できるだろうということでとりあえずバス・パークに向かう。バス・パークにはバスが1台もなかったが近くの路上に1台止まっていて、聞いたらヤベロ行きというので乗り込んだ。ヤベロまで一人50B。
乗り込んで少しするとバスが動き出す。まだ満員じゃないのに出発なのかなと思ったら、少し走ったところでUターン。どうやら客集めをしているらしい。30分も付近を流していると客も集まり、満席となったところで今度こそ出発。
雲が多く雨交じりの天気。エチオピアに入って車が右側通行に変わった。道路の状態は驚くほどよくバスは快調に飛ばす。車窓の外を眺めていると、緑の中に赤い蟻塚が目立つ。蟻塚なんて他の国にもたくさんあったが、この辺りの蟻塚はやたらと芸術的な形をしている。雨が多いためだろう、水に浸食されて芸術作品に仕上がるらしい。トーテム・ポールのようなものや指のような形をしたものなど、さながら彫刻の森といった感じで見ていて飽きない。
途中幾つかの集落に止まり、人の乗り降りもある。見ていて気付いたのだが、ズバリ!エチオピアはインドに似ている。人口が多くどこも人でごった返している。ターバンのようなものを頭に巻いた人やズボンではなく布を腰巻にしている人、女性が体に巻きつけているカラフルな布。観察しているとどこまでが冗談でどこからが本気なのかわからない人が多数いる(インド人と同じようにきっと100%本気なんだろうけど・・・)。独自の文化、宗教観を持ち、無闇に欧米の文化を取り入れないところ、細身で美男美女が多いところ、町がどことなく汚いところもインドと似ている。
インド人と同じように(自分はそう思ったことはほとんどないけれど)、一般にエチオピア人もウザイと言われている。インド、エジプト、エチオピア(もしくはモロッコ)が世界三大ウザイ国といったところか。
エチオピアでは、特に子供に「ユーユーユー」ととにかく声を掛けられる。それから「チャイナ」とも。「ユーユーユー」と声は掛けてくるのだが、実際のところ何をしたいのかはよくわからないことが多い。物を売る子も、お金や食べ物を欲しがる子も中にはいるが、単に声を掛けるだけの子も多い。物売りや物乞いも決してしつこいことはなく、Noと言えばしつこくつきまとわれることもない。(ウザイと言うならインドの方が100倍ウザイだろう)
5時間くらいかかると思ってたら、3時間半ちょっとでヤベロに着いた。ヤベロはいい天気だ。バス・パークの近くに宿を取ろうと歩いていたら、「友達が病気でそこのホテルに寝ているよ」と言ってくる人がいる。「はて?」と思って行ってみると、W君カップルがいた。思わぬところで再会した。グリーン・ホテルという宿で一泊40B、バス・パークに一番近く部屋も悪くないのでそのままチェック・イン。後になってフクちゃんとも再会した。こんな何があるわけでもないたまたま立ち寄っただけの町で再会するとはホントに奇遇だ。
夕飯を皆で一緒に食べた。W君カップルとフクちゃんはジンカに向かうらしいので今日でお別れだ。自分らは一路北へ向かう。

26apr2010 ヤベロ行きのバス

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