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モヤレ

2010/4/25 日
ローリーの旅 Day 2
走ってきたローリーは皆ここに泊まるようで、朝起きると何台もローリーが止まっていた。6:45に出発。ここからは道も悪く、強盗対策もあってかコンボイを組んで行く。何台かのローリーに銃を持ったアーミーが同乗し、順番に出発。
不思議なことに、昨日はまったくと言っていいほど雨の降った形跡はなかったのに、今日走っているところには水溜りも散見されるし、橋の下の川にも少量だが水が流れている。要するに今日走るところはヌタヌタのマッディ・ロードだ。水による路肩の浸食も激しく、道幅が半分もなくなっているところもある。もう少ししたら通行不能になるんじゃなかろうか。
今日は天気も悪く、所々で雨にも遭った。出発して2時間ほど走ったところで先頭の1台がスタックしたが、幸い他のローリーの運ちゃんも手伝って15分ほどで脱出成功!
ローリーは背が高いので、ヌタヌタで轍の深いところなどでは横転しそうでとても怖い。すぐ前を走るローリーの挙動を見ていると今にも横転しそうである。屋根の上になど乗っていて、万一横転したら死ぬんじゃなかろうか?
ようやくヌタヌタのエリアを抜けたと思ったら、今度は乾燥していて埃がすごい。なんて両極端な・・・。昨日は単独で走っていたのでよかったが、今日はコンボイを組んでいるので前車の巻き上げる砂埃で全身埃まみれだ。
まぁ何はともあれ、ローリーでの移動は自分としては最高に楽しかった。眺めはすこぶるよく、風も気持ちよくて最もアフリカらしい移動だったような気がする。こんな酷い道をトラックで走るなんて少なくとも日本ではまず考えられないことだ。
人から聞いていたほど辛いことはなかった、と言うか自分としては辛いことなど全くなかった。別に強がっているわけではなく、体の負担ということを考えると、例えばアルーシャ-キガリ間のバスの方がずっと厳しかった。ローリーはゆっくり走るし、(乗り合わせるローリーによるのかもしれないが)屋根の上は足を組んだり伸ばしたり、比較的自由にポジションが変えられるので自分としては辛さより気持ちよさの方が勝った感じだ。
ローリーは順調で、モヤレには12:30に到着した。最後は延々と坂道を上り、モヤレの標高は1,100mくらいある。ケニア側で最後の食事をとってエチオピアに越境する。
ケニアのイミグレでエチオピアのビザを持っているかどうか確認される。もしビザを持っていなかったら、ここで追い返されるらしい。ビザを持たずにここまで来て追い返された人がいるという話をニュー・ケニア・ロッジでも聞いた。
意気揚々とエチオピアに越境したのだが、イミグレが閉まっていた・・・。今まで何度も越境してきたけど、夜でもないのにイミグレが閉まっていたのは初めてだ。13:30にエチオピアに渡ったのだが、15:00までランチ・タイムで閉まっているらしい。国境で会ったガイドをしているというエチオピア人がいきなりコーヒーを奢ってくれた。エチオピアにはコーヒー・セレモニーという習慣があり、丁寧に入れたエチオピア・コーヒーは濃くて旨い。
15:00までの間に宿に目星をつけて金を両替えした。ケニア・シリングからエチオピア・ブルへのレートがとにかく悪い。宿はコーヒーを奢ってくれたエチオピア人が紹介してくれた。国境を越えてすぐのところにあるツーリスト・ホテルという宿で、一泊40B。他の宿も何軒か見てみたが、ここが一番まともで安かった。どこの宿も水周りの設備が悪く、水が自由に使えないのが不便ではある。トイレは穴が掘ってあるだけで、どこも有り得ないくらい汚い。エチオピアに入った途端に蝿が増えた。
15:00にイミグレに行って無事エチオピアに入国。何はともあれまずは宿でシャワーを浴び、その後町中をちょっとぶらぶらしてみた。バス・パークに行くと、翌朝5:00発のアワサ行きのバスがあった。なんとアワサまで一日で行くという。うぅぅむ・・・どうしようか迷ったがいきなり翌朝5:00発というのもきついし、コーヒーを奢ってくれた人がアワサ行きのイスズ(トラックのことをエチオピアではそう呼ぶ)を捕まえられるというのでそっちに賭けてみることにした。
町中は明かりが少なく、停電でもないのに夜になると真っ暗。宿のレストラン、と言うかバーのようなところで夕飯を食べたのだが、ここも明かりがほとんどなくて真っ暗。エチオピア人は皆、真っ暗闇で携帯の明かりやマグライトで照らして食事をしている。仕方なく自分らもヘッドランプを持ってきて食事をした。メニューはいきなりと言うかやはりと言うか、インジェラしかない。付け合せはヤギの肉。ちなみにこのヤギは先ほど庭で絞めていたやつだと思う。
インジェラというのはエチオピアの主食で、イネ科の穀物の粉を水で溶き、何故かこれを発酵させて蒸したものだ。日本ではよく「見た目は雑巾で味はゲロ」などと形容されるが、そこまで酷いことはない。同じ人間が食べているものだし、よく考えてみればそこまで不味いことがあろうはずがない。酸味があり、単独で食べるとお世辞にも美味しいとは言えないが、付け合せと一緒に食べるとけっこういける。ただ味が単調なので最後の方は飽きてしまう。
インジェラについてはちょっと心配してたのだが、マユミも何とか食べられそうだし、特に問題はなさそうだ。

25apr2010 先頭のローリーがスタック 25apr2010 ヌタヌタの道を行くローリー

25apr2010 モヤレへの道

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