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ジンジャ その2

2010/4/15 木
今日はナイル川の源流を見に行ってきた。ナイル川には幾つかの支流があり、最長のものがビクトリア湖に源を発するホワイトナイルだ。
ホワイトナイルの源流とされるところまでは、宿のある町の中心から1kmほど。一歩町の中心から外れると、とても静かで歩いていて気持ちがいい。ナイル川源流と書かれた看板の通り歩いていくとゲートがあり、ここで入園料を払う。一人10,000Ush。ゲートを越えてそのまま川の方へ下りていくと、そこがナイル川の源流。
ある程度予想はしていたのだが、はっきり言って拍子抜け・・・。川の中ほどに小さな島があり、単にこの島をナイル川の基点と定めているだけの話である。島のあるところからナイル川が始まり、島より上流はビクトリア湖というわけだ。そう定めた何らかの理由はあるのだろうが、あくまで便宜的に定めたものに過ぎず、湖から滝となって流れ落ちているといったような劇的な地形的特徴があるわけではない。すぐ下流には発電用のダムもある。ふ~ん、そうですか、といったところが正直な感想。
そうは言っても、ビクトリア湖のあるここからナイル川がはじまるのは紛れもない事実。ここから、スーダン、エジプトを縦断し、地中海に注ぐ6,400kmの旅がはじまるわけだ。
水量はすごい!(単に下流にダムがあるからかもしれないが・・・)源流とされる地点で既に川幅は利根川の下流域より大きい。濃い緑色の川が悠々と流れている。
川岸からは観光用のボートも出ているが、もちろん却下!源流とされる島を一周して帰ってくるだけだからだ。他の人が乗っているのを眺めていたが、ぜんぜん面白そうに見えなかった。オフ・シーズンのためか、ボートはどれも客がおらず暇そうだった。
ナイル川の源流に何故かガンジーの胸像がある。碑文によると、ナイル川の源流からガンジーの遺灰を流したらしい。
帰りに、せっかくだからビクトリア湖の水際まで行ってみようと思ったのだが、思いのほか遠く歩けども歩けども着かないので途中で引き返してきた。

15apr2010 ナイル川源流 15apr2010 ナイル源流のガンジー像

2010/4/16 金
朝から雨模様。やっぱ今は雨季なのね~。晴れ間に明日のナイロビ行きのバス・チケットを取ってきた。
ナイロビ行きのバスは2社あるようだが、またまた実績のあるカンパラ・コーチのバスにした。カンパラ・コーチの路線図を見ると、ナイロビ-アディスアベバ間が点線で示されている。聞いてみたら、なんとこの6月に開通するらしい。おぉぉ、6月・・・惜しい!
ケニア-エチオピア間のモヤレ国境はつい2、3年ほど前まで武装強盗団が出没するなどケニア側の治安が非常に悪く、まともな交通手段もなかった。陸路で越境する旅人は皆ローリー(トラックの荷台の荷物の上)に揺られ、苦労して越境していた。
最近になってかなり治安が回復したということなのだろう、もしカンパラ・コーチのような国際バスがナイロビ-アディスアベバ間を走るようになれば、何の苦労もなしに越境できるようになるに違いない。
というわけで、6月以降に越境する人にとっては朗報である。それともまた一つ旅の楽しみが減ってしまうということになるのであろうか。いずれにしても自分らはこれまで通りローリーで越境することになりそうである。ナイロビ以降は移動そのものが旅のメインテーマになりそうで、今からちょっと気が重い。
午後からは晴れたので、ブジャガリ滝に行ってきた。町から8km、バイク・タクシーに3ケツで5,000Ush。途中からダートになるのだが、雨上がりの赤土のダートはチュルチュルだったりヌタヌタだったり・・・もちろんバイクはオフ車でもなんでもなく、オンロード用のタイヤでこんな道を走れるわけもなくとってもスリリングだった。
ブジャガリ滝はホワイト・ナイルの源流から一番最初に現れる大きな滝だ。まぁ滝といっても落差はないから、要するに単なる激流ということなのだが、水量が半端じゃないから迫力がある。これこそナイルの源流と呼ぶに相応しい。滝を見るのに一人3,000Ushとられる。
ホワイト・ナイルというのは水の色からきているらしいが、なるほど水がどことなく白っぽく見えないこともない。
しばらくすると観光客がパラパラと集まり出し、頃合を見計らって一艇のカヤックが出撃していった。激流を下るパフォーマンスで観光客から金を集めるのが目的の地元のスペシャリストなのだが、迫力があってなかなかよかった。
帰りは道もだいぶ乾いていたが、行きのことがトラウマとなり、また途中の村の子供たちの写真も撮りたかったのでしばらく歩くことにした。とにかく子供がかわいいのだ。東アフリカは子供が多いのだが、特にウガンダは多いような気がする(ウガンダは子供の死亡率も高く、田舎では20%が5歳以前に亡くなると言われる)。
鼻水を垂らし、裸足で走り回る姿がとてもかわいい。笑顔がなんとも言えずかわいいのだが、カメラを向けると緊張してしまうのか顔がこわばってしまったりする。写真を撮られることに慣れていない所為か年上の子の陰に隠れてしまったり、中には泣き出してしまう子もいる。望遠レンズでもないと子供たちの自然な笑顔を写真に収めるのはなかなか難しい。
ウガンダも美しい国である。特に田舎はいい。水と青空と緑と赤土のコントラストがなんとも言えず美しい。水が豊富でとても恵まれた国に見える。
そろそろダートも終わろうかというところで一台のバイクが止まってくれ、町まで3,000Ushで乗せてってくれた。明日でウガンダともお別れだ。

16apr2010 ブジャガリ滝 16apr2010 ブジャガリ滝の近く

16apr2010 ブジャガリ滝からジンジャへの道 16apr2010 村の子供

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