FC2ブログ

冬の野宿遍路 7日目 ラスト10分の幸せ

2016/2/1 月
小雨のち曇り、朝5℃ (温度計の精度不良により4℃程度低く見積もっている可能性あり 2017/12/27追記)
始:7:50 ~ 終:17:50 歩行:28km
(道の駅わじき)0750 ~ (大根峠) ~ 0930(22番平等寺)0950 ~ (月夜御水庵) ~ (弥谷観音) ~ (由岐坂峠) ~ 1355(由岐) ~ (木岐) ~ 1600(山座峠) ~ (日和佐) ~ 1750(道の駅日和佐)

夜は寒かった。
おまけに、昨晩は車やオートバイがうるさくてよく眠れなかった。道の駅に泊まったときの宿命だ。
6:15起床。コーヒーとあんぱんで朝食にして、7:50発。
出発のときになって雨が降りはじめた。今日もカッパが脱げない・・・。
IMGP1239_サイズ変更

大根峠に向かう途中、逆打ちの遍路者二人と立続けに出会った。
峠を下った先にある大根ヘンロ小屋はなかなか凝った形をしている。
P1220374_サイズ変更

このヘンロ小屋シリーズは四国全土に数多くあり、凝ったつくりをしたものが多い。
ただ、凝ってはいるが実用的なつくりではなく、その上もともと休憩所というのがそのコンセプトだろうから、宿泊は禁止のところが多い。禁止でなくとも、場所が道路のすぐ脇とか住宅地の中である場合がほとんどで、テントを張るスペースはまずない。
水もトイレもないから、自分らの場合は休憩場所に使うこともほとんどなかった。

9:30、22番平等寺(びょうどうじ)に到着。
P1220375_サイズ変更

本堂への上りが男坂と女坂に分かれているのがおもしろい。
IMGP1244_サイズ変更 IMGP1245_サイズ変更
(左)男坂、(右)女坂

22番平等寺から23番薬王寺(やくおうじ)までが長かった・・・。
平等寺から南下して釘打でR55に出る。山間の幹線というのがあまりに苦痛で、そのままR55を辿ったほうが距離は短いのだが、釘打から分岐に入って弥谷観音経由の道をとった。
(弥谷観音には地図にあるトイレはなかった。おそらく夏場だけ、駐車場にあった納経所の隣あたりに簡易トイレが設置されるのだと思う。)

P1220378_サイズ変更
途中で見かけた、見事に整備された竹林。竹の子を栽培して出荷しているのだと思う。
それにしても見事だ・・・。

R55に再び合流してからは車が激減したのだが(ほとんどの車がトンネルで日和佐へ抜けるバイパスのほうへ行く)、R55を行くと買い出しが絶望的でありそうだったので、由岐経由の海沿いの道を行くことに。
由岐坂峠を越えて由岐の町に入る。が、買い出しのできるような店がまったくなく、ようやく由岐駅にある物産館のようなところで行動食を少々買うことができた。
IMGP1252_サイズ変更 IMGP1253_サイズ変更
(左)由岐にはアカテガニが数多く生息しているらしい。
(右)由岐駅の物産館でアジと何かの寿司を買って食べた。これまた柚子が効いていて美味。

駅のベンチで出発の準備をしているとき、すぐ目の前の家に住んでいるお婆さんがみえて、みかんをお接待いただいた。
お礼に納札を渡すと、書かれた住所(長野県上伊那郡とだけ書いてある)を見たお婆さんが、15年くらい前に伊那へ行ったことがあるという話になって、盛り上がった。
長野は全国区の観光資源が豊富であるから、話をする人のほとんどが一度は行ったことがあり、話に花が咲きやすい。

由岐の先で道が海沿いに出た。
波打つ浜を見るのなんて久しぶりだ。
P1220383_サイズ変更
道沿いには東屋が点在しており、テン場にはまったく事欠かない状況。
ただ、まだ早い。夕食もないので先へ先へ。

木岐を抜け、いったん山に入って山座峠を越える。峠から下ると再び海沿いに出て、テン場はなんとかなりそうだが買い出しのできる店がない。
薬王寺のすぐ手前、日和佐の町まで来てようやく買い出しができた。

薬王寺はいったんスルーして、17:50に道の駅日和佐に着いた。
ここには無料の足湯がある、それは知っていた。が、冬場は閉まっているだろうと期待はしてなかった。
ところがダメもとで確認してみると・・・開いてた。18:00までやっているではないか。
10分だけとはいえ、足湯に浸かれる。さっそく荷物を投げ出して足湯へゴー。

IMGP1265_サイズ変更
僅か10分だけの幸せ。こんなことならもう少し早く着いていればよかった・・・。
でも、10分だけとはいえ熱々の足湯に浸かれたのは死ぬほど気持ちよかった。

足湯から上がり、すっかり暗くなった中、人目につかない隅の芝生の上を借りて幕営。
トイレで靴下も洗濯させてもらった。
P1220385_サイズ変更
後ろで光っているのは薬王寺の仏塔(翌朝撮影)

テントを張った場所は人目にはつきにくい場所だったのだが、実はすぐ横に線路があって、列車が来るとめちゃくちゃうるさかった。
幕営するときには暗くてまったく気づかなかった・・・列車が来てはじめてわかった次第。
救いは列車が二両編成であることだった。

夕食はちょっとリッチに、いつものラーメンに加え、フィッシュかつといなり寿司。

ときに、こういうところに幕営すると、山とは違ってMSRのプレヒートに気を遣う。けっこう大きな炎が上がるので、なにか怪しいことをしていると思われまいかと毎回ヒヤヒヤだ。
ホワイトガソリンならプレヒートもテント内で問題なくできるのだけれど、赤ガスだと煤が出るので、それが嫌でプレヒートはテントの外で行っている(雨の日や風の強い日はフライの下で)。

昨日と違って、こちらは人で賑わう道の駅。
車中泊の人もけっこう泊まっていた。
関連記事
スポンサーサイト



Comment 0

There are no comments yet.

Leave a comment