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坂バカに捧ぐ!自転車で快晴の陣馬形山・2015秋

久しぶりに自転車のトレラン(トレーニングラン・ライド)に出かけたので、その記録を。
陣馬形山の周辺にはいくつか林道があり、トレランするのにいろいろコース取りが可能。そんなバリエーションのひとつをご紹介。

林道陣馬形線というのがあり、これまでごく一部しか走ったことがなかったので、これを起点から全線トレースして駒ヶ根へ抜けようと計画したのだが、行ってみたら一部区間が工事のため通り抜け不可となっており(このあたりではよくある話)、思いがけず陣馬形山の山頂まで上ることに(山頂経由で反対側の折草峠へ抜けた)。

キルギスのビシュケクでぶっ壊されて以来、久しぶりにプロトレックを入手したので、今回は参考に行動中の高度も計測した。

日付: 2015/10/18 日
コースと距離km/高度m: 自宅(0/480) ~ 林道陣馬形線起点(4.4/673) ~ 分岐1(7.3/836) ~ 分岐2(13/897) ~ 分岐3=林道黒牛折草峠線起点(13.6/911) ~ 陣馬形山頂(17.8/1350) ~ 折草峠(24.4/1093) ~ 県道49号合流点(31.5/645) ~ 自宅(49.1/511)

経験上、高度の計測値は気圧により最大で50~100mほどずれる。
この日は高気圧におおわれていたため、実際より低く高度を見積もる傾向にあった。
参考までに、この日の陣馬形山頂(三角点のあるところ)の計測値は1,360m、これに対し公称値は1,445mである。

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(左)自宅から二段上がったところの平坦部・・・烏帽子岳の山頂から肉眼でも確認できるのは、ここのビニールハウス(中央アルプス主脈の手前にある正面の山が烏帽子岳)。
(右)林道陣馬形線の起点・・・いつの間にか「陣馬形サイクリングロード」なんてものになっていた(笑)。

村が気合を入れて整備したので、中川村内の林道はどこも見違えるほどきれいになった。
陣馬形線も、もちろん広くはないけど路面は滑らかで、実に走りやすい。
樹林帯の中を走る道で、基本的に展望はなく、不気味なほど静か。鳥の声と、時どき沢の音がする以外なんの音も聞こえない。
不安な人は熊鈴のようなものを持っていたほうがいいかもしれない。
熊と出合うことはまずないと思うけど、猿や鹿は頻繁に見かける。

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(左)分岐1・・・ここは走ったことがないけど、どうやら役場の近くに出られるらしい。
(右)分岐2・・・こっちは何度も走っている。道は狭いのだが、おそらく陣馬形山へ上るもっともポピュラーなルートで、ほとんどの人がここから陣馬形山に上っていると思う。やはり役場の近くに下りられる。

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分岐3=林道黒牛折草峠線起点

本当は、このまま陣馬形線を走って駒ヶ根へ抜けるつもりだったのだけれど、駒ヶ根方面に目をやると・・・
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通り抜けできません。迂回お願いします。

ちなみに、ここで言う迂回ってのは・・・陣馬形山を越えて折草峠に回りなさい、ということ。
自転車にとっては一大事ではないか。
戻って役場のほうへ下りてしまってはトレランにならんので、天気もいいことだし、折草峠へ回ることにした。

そんなわけで陣馬形山への上り。
走るたびに思う。ここからの上りは何度走ってもキツイと・・・。
果たしてこれが気のせいなのか、本当にキツイのか、今回は距離と標高差を測って数値で確認してみることにした。

ちなみに、前出の分岐2のほうから上ってくると、美里の集落の中を走ってくることになるのだけれど、これがまた道が狭い上に勾配がえらく急で、非常にキツイ。美里の人たちはよくこんなところに住んでいるものだと感心してしまう。

結果・・・距離が4.2kmで標高差が439m。ということで、なんと平均勾配が10.5%もある。
つまり、本当にキツイのだ・・・。

通常、ヒルクライムレースなんかで走っているところは、平均勾配がせいぜい5~7%くらい。
といっても、20km前後の距離を走るから距離がぜんぜん違うわけだけれど、日本の道路というのは実に車が走りやすいように設計されているので、4.2kmの距離にわたって平均勾配が10%を超えるところなんてそうそうない。

参考までに、(最近のものは知らないから)過去に自分が走ったことのあるヒルクライムレースのコースプロファイルを列挙してみる。
(距離/標高差/平均勾配の順)

【八ヶ岳】 24km/1,250m/5.2%
【栂池】 17.1km/1,200m/7%
【乗鞍】 20.5km/1,260m/6.15%
【四万】 14km/750m/5.36%(ダート)
【美ヶ原】 21.6km/1,270m/5.9%
【妙高】 17km/650m/3.82%
【会津】 13.5km/600m/4.44%

数値の上からは栂池が一番キツそうだけど、おそらく瞬間的に一番キツイのは美ヶ原。
何がキツイのかというと、スタート後すぐに現れる激坂。距離は僅か数百メートルだけれど、勾配が20%超!
立ちゴケする人続出で(ペダルに固定した足を咄嗟にはずせないのだ)、はじめて出たとき(第一回大会)は笑った。
なにぶんはじめてのコースなんで勝手がわからず、道幅の狭いところだから、他の人の立ちゴケに巻き込まれそうでヒヤヒヤだった。

総合的に一番キツイのはやはり乗鞍だろうか。
最大勾配は15%ほどだけれど、なんといってもここは標高が高い。ゴール地点の畳平の標高は2,720m。摩利支天が目と鼻の先、剣ヶ峰もすぐそこだ。
が、結局その時季に乗鞍のピークを踏んだことはなく、その昔、二月の山スキーで一度登頂したっきりだ・・・。

ちなみに、美ヶ原以外に妙高と会津も第一回大会に出走した。
一番多く出たのは乗鞍。常宿にしていたペンションの温泉が最高だったもので・・・2007年までに9回出走している。

恥ずかしながら、はじめて乗鞍に出たとき、高山病というものを経験した。
(症状は人によって様々だろうけど)視界が急に狭まり、吐き気もして自転車に乗っていられなくなった。
あの時はいったん自転車から降り、押して歩きながらゲェゲェやってたな・・・。
しばらくするとちょっとよくなって、どうにか最後は自転車に乗ってゴールできたけど、ヒルクライムレース中に地面に足を着いたというのはあの一回きりだ。
あれほど酷い高山病というのも、登山も含め、あとにも先にもあれっきり。オーバーペースで高度を上げると高山病になる、ということをあのとき身をもって学んだ。

さて、話を元に戻して陣馬形山の山頂。
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いつの間にやらこんな立派な木道ができていた。
おそらく今年できたものだろう。そういえば、村の広報にそんなようなことが出ていたような気がする。

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久しぶりに会心の眺め!もう少し時間が早ければ尚よかったのだけれど・・・。
それにしても・・・やっぱ中央アルプスってのは全部まとめてひとつの山だよなぁ・・・。

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どう見てもまとめてひとつの山であり、壁である。
美しすぎる自然の造形美、というか自然と人工の調和。
これほどの眺めが拝める場所ってのはそうそうないんじゃなかろうか。しかも車で来られてしまうってところがポイントかも。

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山頂は今日もこの賑わい。
木道を下ったところは広いスペースとなっていて、ここがなんと無料のキャンプ場!
トイレはあるけど水はおそらく天水のみ、であるわけだけれど、集金箱を置いておくだけでいいからちょっとはお金をとったほうがいいのではないか、と最近は思っている・・・。

山頂からは、南アルプスも鋸から聖まで全部見渡せる。
ここのところポカポカ陽気で、一週間前に降った雪は跡形もなくなってしまった。

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(左)折草峠・・・ここから陣馬形山頂までは距離5.4kmで、標高差257m。平均勾配4.76%ってことになり、美里側に比べてずいぶん緩い(折草峠までがけっこう大変だけど・・・)。
(右)県道49号合流点・・・ここから折草峠まで距離7.1km、標高差448m、平均勾配6.3%。折草峠直下がかなりキツイ。

ここからは、そのまま県道49号を下ってもいいし、中沢地区を適当にショートカットしてもいい。
中沢の中を走れば、車通りの少ない道を走って(どちらにしろ交通量なんて高が知れているが)、竜東線(県道18号)に出られる。
県道18号を中心にサーキットコースが組めるという寸法。
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